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「波動医学」とは何か(32)

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(32)試験内と生体内のソマチッド変化は異なる!

 ソマチッドと思われるものが集まってチューブリン微小管を形成する。その管がどんどん積み上げられて、より太い管を造り上げていく。我々の組織細胞のすべてが、このチューブから造られている。赤ちゃんや、若い女性の肌のような弾力性の高い皮膚は、このチューブがもたらしている弾力が基礎になっている。腸の組織が起立しているのも、チューブがないと、そのような現象は起こらない。組織のいたるところにチューブリン微小管が上手に組み合わさり、組織が組み立てられている。

 このように臓器組織を立体化させているのは、チューブリン微小管の作用である。なお、森下博士は、ネサン博士のソマチッド16変態の顕微鏡観察についても批判的である。

「ソマチッドをシャーレの中に入れて、どういう変化をするか見ただけに過ぎない。私たちは、生体内における、生命体内の中での発展様式を問題にしている。だから、試験管の中でどう変わるかは関係ないのです」 試験管内と生体内の現象を混同するのは、研究者が陥りがちな間違いである。生体外の現象が、生体内でも起こっているとは言えないのである。

「我々の生体内では、経絡のボンパ血管の中でソマチッドがだんだん成長していき、リンパ球になり、そして、最後は赤血球にまで発展していく」「ボンパ血管の中で吸気成長することによって、ソマチッドは、その姿を変えていく。ソマチッド→リンパ球→赤血球と言うように、ソマチッドが融合してリンパ球になり、そのリンパ球がヘモグロビンを含んで赤血球へと変わっていく」 脈管も変化していく。「ソマチッドの場合、ボンパ球」「リンパ球ではリンパ管」「さらに「赤血球では血管」と言った具合である。そして、赤血球になれば、身体の細胞に変わっていく。我々の身体の細胞は、赤血球から発展して造られている」

 宇宙エネルギー(プラナ)が肉体化していく。この現象はドラマチックである。

「これはとても大事な、しかも現代西洋医学の基礎理論の中で完全に欠落している考えです」と森下博士は強調する。

「ボンパ血管の中にある小さな粒々がソマチッドです。中にところどころ、大きくなりつつある途中の大きさの球体も見られます。これは液体がまだ通っていない。気が通っているだけ。経絡と言うのは気が通るところです。この中にリンパ球が出来るようになると、少しずつリンパ球が流れるようになる。リンパ球が赤血球になると、今度は血管が通るという考えです」

 森下博士の医学批判は癌治療にも及ぶ。

「癌細胞は、分裂して増えるものではない」「それは赤血球あるいはリンパ球が寄り集まって通常の体細胞が造られる代わりに癌細胞が造られたものです。その作業は、末梢血管空間の中で行われているだろうというのが森下理論である」「そして、異化作用で歯車の回転を逆方向に変えていけば、身体からどんどん毒素が出ていく流れの中で、癌細胞が赤血球とリンパ球に解体していく現象が起こる。これが癌の根治であります」

 このくだりを知ったら、唖然とする医者がほとんどであろう。癌細胞は増殖しない。それは赤血球やリンパ球が変化したものだからである。また、研究者たちは、頭をかきむしりたくなったはずである。それは、医学部の授業で「癌細胞は分裂増殖する」と植え込まれた為、「血球が癌細胞に変化する」という発想を受け付けないからである。

 しかし、千島。森下学説は「細胞可逆説」であり、血球細胞(万能細胞)と体細胞(癌細胞)が相互に変化し合うのは当然のことである。千島博士も、「癌細胞は病的になった血球が変化したもの」と断言している。

 森下博士によれば、「癌は体毒による血液の汚れ(汚血)から発症する」と断言している。これはマックス・ゲルソン博士と同じ発想である。

「癌が何故できるのか? それは血液浄化のためです。血液の汚れが進むと、最悪、敗血症を発症する。これは、血液が腐敗する病気です。発病したら、1週間以内に死にます。それを回避するために、弱い臓器が犠牲になって血液を浄化するのです。だから、、癌が出来る第1の理由は「血液の浄化装置」です。第2の理由は、「患者の延命装置」です。敗血症で数日で死ぬところを数か月、数年と生かしてくれる。癌だって、ちゃんと存在理由があるのです。感謝すべきですね」

 だから、先ず癌に深く感謝しなければならない。癌と戦うのではなく、癌に感謝すべきなのである。

癌が出来たのは、血液浄化のためである。それなら、ファステイング(断食)すれば、人体は消化吸収モードから排毒排泄モードにシフトする。つまり、デトックスがどんどん進む。最も優先的に排毒されるのが癌である。その正体は「毒溜め」だからである。甲田光雄博士が実証した断食による病巣の自己融解が、まさにそれである。こうして断食による排毒の後には、自己浄化されたクリーンで理想的な身体が残る。だから、ヨガの奥義はこう断定している。

 「ファステイング(断食)は万病を治す妙法である」


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