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「波動医学」とは何か(8)

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(8)「心音療法」は、音響療法の原点である!

 胎児が母体内で受け取る大切な波動がある。それが、母親の鼓動、つまり、「心音」である。これこそが、胎児を育む最大の機能である。三角(みかど)泰爾医師の本に「心音療法って何?」がある。「子供の病気は、母親の心臓の音で治る」と言う究極の波動療法である。薬を使わず、痛くも無く、副作用も無い。ただ、母親の心臓の音を電気信号に変えて子供の身体に聞かせるだけで、治療する驚異の心音療法である。

 三角医師は「お母さんのお腹は、タイムマシーン?」という。「生物進化35億年を遡り、再現する」という。森下博士と同じように、胎児の母体内での進化に着目している。

「受精卵の姿から、脊椎動物の始祖として海の中で生を受けた原始魚類、陸に上がった古代魚、そして鰓呼吸から肺呼吸へと移った両生類、爬虫類、哺乳類と言った具合に、その姿を次々と変えながら、胎児は大きくなっていく」 子宮と言う揺り籠で育ちながら、胎児が受け取る波動は音である。「それは、絶え間なく響くお母さんの血潮のざわめき、潮騒。子宮の壁をザーザーと打つ大動脈の拍動音、小川のせせらぎのような大静脈の摩擦音、そして、それらの彼方に鳴り響く心臓の鼓動。それは、何か宇宙空間の遠い彼方の銀河星雲の渦巻きをドラのようにして悠然と打ち鳴らすような、生命を育む絶対的な響きを想像してしまう」(三角医師)

 現在、「音響療法」が見直されている。共通するのは、生命に原始的な振動を与えることである船瀬氏もそれらを体験したそうであるが、太古の記憶を呼び覚ますような感動だったという。

 三角医師は「心音療法」で完治した子供たちの症例を紹介している。

①アトピー性皮膚炎→生後10か月の男児。週1回ペースで心音治療をし、3回目の治療直後から急に元気になった。よく笑い甘えるようになり、湿疹も改善した。

②小児ぜんそく→3歳の男児。心音治療2回目から、母親に急に甘えるようになった。典型的な口呼吸だったが、口を閉じるようになり、その後、大きな発作は一度も起きない。

③夜泣き→生後10か月の男児。3週間前より、突然、夜泣きをするようになった。しかし、心音治療をすると、子供が急に甘えるようになった。翌日、心音治療中に、母親にべったり甘える。3回の治療で夜泣きは消滅した。

④風邪→生後2か月の女児。1回の心音治療で翌日には咳も治まり、熱も下がった。

 この心音治療は、全国の小児科医が行うべきである。本来、子供の病気は治りやすいという。「小児7歳までを神童と名付く。神これを守る」という。母親が、子供にとって、いかに偉大な力の存在であるかを、またすごい力を内に秘めているかを知るべきである。

 波動療法の目的は、乱れた生命波動を整え、より自然に近付けることである。心音療法で、乳幼児が劇的に回復するのも、子宮内での母体の音(心音)を聞かせることで、子供に絶対的な安心感を与えるからである。子供にとって子宮内は、最も安心できる世界だからである。同じように、成長期や、大人になってからも安心感を与える音は病気の癒やし効果がある。

 怒り、不安、悲しみなどは感情の乱れた波動である。

 笑い、安心、慈しみなどは感情の整った波動である。

 前者は病気を引き寄せる。感情を波動の形で表現すると、怒り、不安、悲しみは波動が乱れている。

これに対し、笑い、安心、慈しみでは波形がゆったりしている。前者は激しく振動するベータ波で、後者はアルファ波である。自律神経で言えば、前者は交感神経が緊張した状態である。後者は副交感神経が優位となっている。つまり、副交感神経を優位にすれば、リラックスでき、新進は緊張から解放される。具体的には、呼吸はゆったり、脈拍はゆっくり、血圧はおさまり、血糖値は下がる。血球成分では、炎症を起こす顆粒球が減って、免疫を高めるリンパ球が増える。感情的には、笑顔が浮かび、愛情が深まり、喜びが湧き、人を許せて、感謝と感動が心を満たすようになる。ヨガの理想郷も、「何時でも笑え、感謝し喜べる」ことである。これを一言で「幸福」と言う。

 古代ギリシャの医聖ヒポクラテスもこう述べている。

「人間が、ありのままの自然体で、自然の中で生活すれば120歳まで生きられる」

 つまり、「自然な生き方、環境の中で自然な波動で生きよ」ということである。体内には、怒り、憎しみ、悲しみ、恐怖など不自然な波動を発生させてはいけない。笑い、愛しみ、慈しみ、安心など自然な波動で生きなさいと言うことである。又不自然な音、色、香り、味覚などを近付けてはいけない。これらも波動刺激である。五感で感じる聴覚、視覚、臭覚、味覚、触覚も感覚器から神経を通じて電気信号で脳(感覚野に送られる。そして、不快刺激は、不快信号として脳に送られ、感情や生理を乱す。それはストレスとなり、結果として、不健康の元になり、寿命を縮めることになる。

 第六感も忘れてはならない。見えざる不自然な電気刺激である。それは、脳中枢の電磁器官、松果腺を刺激し、全身の内分泌系や神経系を乱す。電磁波ストレスは人類最後の公害である。新聞、テレビなどのメディアや政府は、闇の支配者にハイジャックされているので、電磁波公害については絶対に触れない。自ら学んで自衛するしかない。


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