(6)現代の医学部では、ベッカー理論と千島・森下理論はタブーである!
ベッカーー理論は、小学生でも理解できる簡単な理論である。しかし、トカゲの脚の再生メカニズムについて医学では全く教えていないという。船瀬氏の知人・友人の医師によれば、現代医学では「言ってはいけない」「知ってはいけない」タブーだらけだという。ベッカー理論の解明には、千島・森下学説が適用される。千島・森下学説は50年以上も前に千島喜久男、森下敬一の両博士により、提唱された画期的な生物・医学理論である。
その骨子は、3本柱からなる。
①腸管造血説→血は骨ではなく栄養分が赤血球に変わる腸で造られる。従来の骨髄造血説は飢餓状態の鳥の骨に血球細胞が存在することから、血は骨でできると早合点したものである。これは、体細胞が血球細胞に変化する「異化作用」に過ぎない。
②細胞可逆説→食(栄養分)は血(血球細胞)となり、肉(体細胞)となる。よって、「血球細胞」こそが「万能細胞」なのである。これは「同化作用」と呼ばれる。逆に、飢餓、空腹時には肉(体細胞)は、血(血球細胞)から食(栄養分)に変化する。これが異化作用である。ここで、血球細胞と体細胞間の変化を、「血球細胞」→「体細胞」の2段階の細胞可逆が進行したことが判る。
ベッカー理論は、千島・森下学説の正当性を証明する実験であった。
現代医学は、「体細胞は万能細胞に戻らない」ことになっている。「どうして」と尋ねると、答えに卒倒する。「教科書にそう書いてある」からだという。理由は、ただそれだけである。ここに、医学部の難関を突破した教科書秀才の悲劇がある。彼らの得意は、記憶力のみである。とにかく、教科書に書いていることを、出来るだけ早く、正確に記憶した方が勝ちなのである。だから、彼らは例外なしに暗記ロボットと化す。彼らは「教科書は絶対に正しい」と思い込んでいる。「教科書は果たして正しいのか?」それを問うのが、真の知性である。
船瀬氏の友人のT医師に尋ねる。「大学講座で千島・森下学説を教えていなくても、学内で自主的な研究サークルでの勉強会などあったでしょう?」 これに対して、温和なT医師は顔を真っ赤にして「滅相もない」と首を激しく横に振った。「ダメです。ダメです。千島・森下のちと言っただけでダメ!」目の前で両手をバツにした。これにはただ笑うしかなかった。
つまり、「教科書に書いていないからベッカー理論は間違い」 彼らは、そう言い張るのである。「千島・森下学説は聞いたことがないから嘘だ」 こうなると駄々っ子である。しかし、ベッカー理論、千島・森下学説、いずれも正当性は実験でも証明されている。それなら、一時、世の中を騒然とさせたSTAP細胞騒動はどうか?
森下博士は明解に言った。「STAP細胞は有ります。それはリンパ球でしょう。小保方さんは、それが体細胞に変化するのを偶然に観察したのでしょう」
しかし、マスコミ総出で、うら若い彼女を、バッシングの嵐で社会的に葬った。船瀬氏は、それを「現代の魔女狩り」と断罪した。ところが、最近ハーバード大学研究チームが、STAP細胞で国際特許を取得したというニュースが流れてきた。やはり、STAP細胞は有ったのである。しかし、マスコミはこの衝撃ニュースを一切触れない。STAP細胞が実は存在するという事実を世間が知れば、マスコミの醜態が明らかになるからである。とくにNHKの小保方さんバッシングは狂気だった。
千島・森下学説の3本柱の話の続きは次の通りである。
③細胞新生説→ウイルヒョウは、「細胞は細胞のみから生じる」と説いた。だから、医学部教授から学生までこの教義を信じている。しかし、千島。森下学説は、細胞の存在しないところから、細胞が発生する様を観察している。例えば、食は血となり肉となるという事実を、食(栄養素)が血(血球細胞)に変わっている。つまり、無生物(栄養素)が生物細胞(赤血球)に変わっている。細胞は無から新生したのである。
千島・森下学説の「食」「血」「肉」の三者間での「異化作用」「同化作用」こそが、生命現象の根幹であり、循環なのである。その転換の過程で、波動が大きな役割を果たしていることは間違いない。それは、ベッカーのトカゲ実験でも明らかである。1次、2次治癒電流はまさに「異化作用」「同化作用」間の相互作用そのものである。そこで、波動刺激が大きな働きをなしている。その「波動」刺激が正常なら、これら生理作用も正常に進む。異常なら、これら生理作用も阻害されることは言うまでもない。それが胎児の奇形、発達障害の悲劇を生み、臓器の奇病、発癌などの悪夢を生むのである。