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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(53)

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(53)神に選ばれた者達

(富士の巻・第7帖 善の世にグレンと引っ繰り返る)

 現世は罪の世なので悪が栄えているが、来たるべき世は神が統治するので善の世となる。この世で最も神に忠実なのは植物で、いつも神の言葉に従っている。しかし、人が神に従えば植物よりも偉大となる。人は神の写し身だからだ。だから人は神が礼を言うほどの存在となる。同時に神ほど遜った存在はない。特に日本に伝えられる神の正しい組織の者等が真に目覚めたら、一気に天地が輝きを増し、神の組織の伝道に奇跡が起きる。(2015年8月の時点ではまだ目覚めていない) 前世から神の選ばれた身でありながら、律法重視に支配された者達よ、お前たちの体たらくぶりは何事か! 神は何時までも今の状況を許さないため、彼らは大きな恥を受けるだろう。彼らは神の組織に属していながら、同じ日本人の反発を怖がり、「日月神示」が示す真理を、真理として伝えることに臆している。そういう者等に霊感があるとはとても思えない。悪の御霊が神の正しい組織の邪魔をしている。

(解釈資料)

 神に選ばれた者達の意味は2つある。1つは大和民族である日本人を指し、2つは神の正しい組織の日本人たちである。彼等は大和民族中の大和民族だが、組織内の古い体質の官僚主義者たちの支配を許している。彼等の多くはマニュアルの範囲でしか行動しないし思考もしない。マニュアルと言う律法が彼らのすべてだからである。結果として、神の正しい組織は日本で発展しない羽目に陥っている。しかし、それでも律法主義者は反省の様子もない。

 両義預言にある戦時中の日本人も全く同じで、軍の官僚組織である「大本営」しか信用せず、外部の声に耳を塞いでしまっている。自分の頭で考えようとしない結果、悲惨な運命が口をあける。日本全土は焦土と化すが、無謀な戦争を起こした大本営の官僚たちは、責任を取らずに戦後も生きながらえる。同じことが日本に伝わる神の正しい組織でも展開するが、神の発展を著しく阻害した者達等を神は許さない。悲惨な運命が彼等を待つことだろう。


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