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激ヤバ情報の暴露(30)

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(30)豊臣秀吉の6本指は宇宙人の血を引く証か?

 フリークス(奇形児)と言うことで言えば、豊臣秀吉が指が6本あったという話がある。右手に親指が2本あったと言われる。(中沢氏)

 有名な話だ。ルイス・フロイスの「日本史」とか、前田利家の言行録にも記録されている。(飛鳥氏)

 当時から指が余分にある人はいて、成長する前に切除していたが、秀吉は農民の出だから切っていなかった。(中沢氏)

 俺は「なにわの夢」と言う秀吉が主人公の小説を書いたが、秀吉が蜂須賀小六と戦うときに、指が6本あって、手から刀が落ちなかったから小六に勝てた。それがきっかけで小六に見込まれて武士になったという話を書いたよ。6本指だから握力が強かったのだという設定にした。(山口氏)

 これは正式な記録としても残っているけど、信長は身体障害者に物凄く優しかった。身障者の村には年貢の一部を免除したり、黒人まで家来にしたりした。つまり、信長はみんなが思っているような「魔王」ではなく、物凄く優しかったという説もある。(飛鳥氏)

 他にもフロイスの記録に、嫌がる女性に手を出そうとした不心得者を、自らの剣で殺したとあるので、信長は弱者に優しかったことは確かでしょう。あとね、秀吉は農民じゃない。幼名を日吉丸と言うが、当時、農民は幼名を使えない。日吉丸は、猿を神の遣いとする山王信仰を持つ日吉大社から来た名で、顔が猿と似ていることだけでは秀吉の素性は語れない。(飛鳥氏)

 サンカ説もある。山の民の血が入っている。(山口氏)

 だから、「猿」と呼ばれたのだ。秀吉については沢山の謎がある。(飛鳥氏)

 フリークス(奇形児)の人が天下を獲ったのは、日本では秀吉が初めてでしょう。(山口氏)

 聖書では、ゴリアテと言うのが指6本なんですよ。(飛鳥氏)

*ゴリアテは旧約聖書の「サムエル記」に登場するぺリシテ人の巨人兵士だったが、羊飼いの少年ダビデが投石器から放った石を額に受けて昏倒し、自らの剣で首を刎ねられ絶命した。

 ああ、そうですよね。多指症て言う。(山口氏)

 指6本の人は昔は結構いた。そうでないと、「1ダース」と言う12進法が生まれるわけがない。6本指は、実は沢山いたのかも知れない。しかも高貴な血統にね。(飛鳥氏)

 「6本指の宇宙人が僕のお母さんだった」とカミングアウトしたイギリス人がいる。そうなると、高貴な人々には宇宙人の血が入っているかもしれない。(山口氏)

 そんな説もあれけど、高貴な血統には近親婚が多いからかもしれないね。古代エジプトでも完全にそうだよ。エジプト第19王朝の有名なファラオ・ラムセス2世の妻は娘のペントアントだった。自分たちの血を遺すために、そうしたのだ。ハワイ王朝も、兄と妹、弟と姉の近親婚で血統を維持してきた。(飛鳥氏)

 こういう話はテレビではできませんが、UMAにしてもその正体の多くはフリークス動物だと思う。フリークスをスルーしてオカルトは語れないはずだ。(中沢氏)

 フリークスの中に聖なる者を見出そうとする感覚がインドや日本にある。江戸時代の殿様の中には、フリークスを集めてお伽衆(政治や軍事の相談役)にした人もいたらしい。(山口氏)

 そもそも、品種改良と言うのは、ある種のフリークスをつくり出しているわけだからね。いろいろな猫を品種改良でつくり出すのもそうだ。耳が折れたヤツが出てきたら、それを別に分けておいて、新しい品種として増やしていく。(飛鳥氏)

 江戸時代には「ふたなり(両性具有者)」が妖怪扱いされて書かれたりする。(山口氏)

 僕が聞いた話では、タイに宇宙人を沢山見られる小屋があるらしい。話によると、百パーツ、日本円で3百円くらいで入れるが、入ると、異様に頭のデカイ人や指の数が多い人がいる。特徴を聞くと、「それ、ただのフリークスじゃない」と思うけど、要はフリークスの人をたくさん集めて宇宙人だと言い張って、しかもその頭のデカイ女性が何も頼んでいないのに急に肩をもんだりするらしい。そうすると料金が上乗せさせられる。(中沢氏) 

 なんだそれ!(飛鳥氏)

 オプションだ。(山口氏)

 何も言っていないのに、オプションが勝手についてくる。支払わないと怖い目に合う。(中沢氏)

 奇人・怪人伝説はそういう話がモデルになっていそうだな。(山口氏)

 日本でも昔は障害者の人たちが見世物小屋に出ていたりした。そうしないと、食べていけないから。あまりに大きな子供がうまれたら、相撲取りの親方に預けるように、一種の民間救済システムだった。ただ、殆どのフリークスの場合、産婆が身内と相談して川に流していた。コケシの由来は「子消し」から来たというのは有名な話で、極貧の村では五体満足な子が産まれても川に流した。その分だけコケシの数が増えていったから悲しい話だ。(飛鳥氏)

 タイで人魚のモデルになった子がいて、両足がくっついて尾っぽみたいになっている。その足を分離する手術を撮影したドキメンタリー番組を記録したDVDが海外で売っていて、友人がそれを見せてくれた。日本では絶対放映できないだろう。でも、それを見ると、人魚を生んだ人間の母親の話はそういうところから生まれたのだと分かる。三面鬼(顔が3つある鬼)は、二重胎児や三重胎児の可能性がある。インドで産まれたら幸せかもしれない。(山口氏)

 インドだとヒンドゥー教の神様みたいだということで神聖視されるからね。(中沢氏)

 フリークスと品種改良の間のグレーゾーンというか、・・・・。ただ、重度のフリークスは産後数時間で死んでしまう。成長したフリークスはそれほど重症じゃないことを意味する。(飛鳥氏)

 元々人間の目は犬のように黒めの部分が多かったのが、白目が多い方が魅力的だということで、その種の個体が増えたと考えられる。だから、価値観によって、「フリークスの方がかっこいい」「魅力的だ」となることだってあり得る。千年後の人類はどんな姿をしているでしょうね。(山口氏)


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