（２７）怪物系ＵＭＡを探せばタイムトラベルできる？
台風人間の話をすると、みなさんに笑われますが、ＵＭＡの中には人間の思念を反映する存在もいると思う。それで、鼻や男根が飛んだり、その鼻がスサノオだったりしても不思議じゃない。アメリカのやった「フィラデルフィア実験」で軍艦が瞬間移動したことがあり、その成果を引き継いで実施されたモントーク空軍基地でのタイムトンネル（タイムワープ）実験では、怪物系ＵＭＡが出現して基地を壊滅させている。この怪物は、実験に参加していたダンカン・キャメロン氏の思念が実態化したものだと言われている。欧米ではタコは悪魔と言われている。だから、タコの姿を取った怪物が現れたのじゃないですか。（中沢氏）
タコ型ＵＭＡはともかく、タイムトンネルと言うのは決してありえない話ではない。最近、乗り物で移動中にパラレルワールドなどの異世界に行ってしまった話をよく聞く。例えば、電車の野って見知らぬ駅で降りたら、言葉や歴史が少しだけ違う国だったとか、死んでいるはずの恋人が生きている世界だったとか・・・。いわゆるパワースポットと呼ばれる場所では特にそういう現象が起きやすいようだから、タイムトンネルと言うのはあり得ないとは言えない。（山口氏）
バミューダトライアングルでの飛行機失踪もそうだけれど、世界中で起きている未解決事件の多くが、そんなタイムトンネルの近くで起きている。そのタイムトンネルから怪物系ＵＭＡが現れているとすれば、怪物系ＵＭＡが目撃されている場所に行けば、タイムトラベルもできるかもしれない。（中沢氏）
いや、そもそも怪物系ＵＭＡを見つけることが大変だ。（山口氏）
「緊急検証！」の番組で少し話したけど、いろいろな儀式をやっている方々から連絡をもらうようになって、「ブルードッグ」と言う犬に似たＵＭＡに関係する儀式で、アメリカのテキサス州などで目撃されるＵＭＡだという。犬の毛の一部を使った形の依代による世界を救うための儀式だという。悪い計画を実行しようとしている連中に対して、その連中の親とか尊敬している人の魂を呼び出して、説得してもらうという。それによって未然にテロなどを防いでいるという情報が来ている。でも、その内容と儀式の写真を見せた所、山口さんは「これは平和的な連中じゃない」という。（中沢氏）
彼らはある種の犬神衆（犬神使い）だと思う。犬神衆と言うのは狗神を使って呪術を行う人たちですね。写真のバタ臭い感じが犬神衆の泥臭い感じに似ている。犬神衆の友達がいるからわかるのだ。犬神衆は洞窟で狗神としての犬を飼っていたりするけど、その連中がいないときに敵対勢力が犬に熱湯をかけて殺したりするという。そうすると霊的存在としての犬神が使えなくなるから。（山口氏）
犬神衆のネットワークのようなものがあるのですか？（編集部）
ありますよ。犬神衆を統括する教団みたいなものがある。依頼があれば誰かに呪詛をかけたり、いろいろやるようです。だから、そのブルードッグの連中も依頼があれば、その犬の人形を依代にして呪詛をやるのでしょう。ただ、犬神衆に関しては、今や四国には犬神衆の集落はない。（山口氏）
でも、どうして中沢君に送ってくるのですかね？（山口氏）
僕に送る理由が分からない。（中沢氏）
中沢君にメディアで紹介してもらえば、かえって信憑性がなくなる。それを狙った作戦だったりして？（山口氏）
僕もこんな格好していますから、周囲からどう見られているか、なんとなくわかっていますよ。世の中にはインチキ映像を作って、それが話題になるのがうれしいという連中が結構いる。だから、僕の所に質の悪い映像が沢山送られてきたりする。（中沢氏）
そういう人たちに話を聞いてみたことがあるのだが、飛鳥先生に送るのは畏れ多くて、僕に送るのはインチキっぽい下手な写真だと怒られそうだから、遠慮しちゃう。だから、中沢君に送るのだと言っていた。（山口氏）
僕はトリックに関しては騙されない自信があるのだが。（中沢氏）
映像に関してはプロだものね。（飛鳥氏）
特撮の仕事も多いし、周りにＣＧの専門家もたくさんいるから、トリック映像を送ってきても表には出しませんよ。（中沢氏）
台風人間とか猫人間は出すのに？（飛鳥氏）
猫人間も読者のために説明しておきますが、前世カウンセラーの鷹信夫氏が2014年の春に、関西のある水族館で撮った写真に写りこんでいたのだが、猫のような不思議な人物の事ですね。僕は「リアルミッキーマウス」とか「猫人間」と呼んでいる。僕はフォトショップなどで加工されたものは相手にしないが、自然現象で偶然に写ったものについては完全否定したくない。台風人間も猫人間もトリックを使ったものではない。（中沢氏）
ただ、僕も猫人間の写真を使って、完璧な根拠もないのに完全否定する否定派は、何を見てもＵＦＯやＵＭＡだと決め付けるビリーバート変わりないんだという議論に持っていければいい勝負ができるのじゃないかと思ったので、猫人間を番組で使うこともＯＫした。そういう方向に議論を進めていけなかったのは僕の力不足でした。（中沢氏）