(21)第3次世界大戦になったら、自衛隊員から犠牲者が出る?
第3次世界大戦になった場合、日本はどうなるのでしょうか?(編集部)
日本の海上自衛隊、あるいは航空自衛隊もホルムズ海峡に派遣されるから、当然ながら戦死者が出る。多くの自衛隊員が死ぬことになる。そして、死んだ自衛隊員を政府(自民党政府)は靖国神社に祀る。自民党は、日本のために戦って死んでくれたことを強くアピールする。その英霊を祀ることに対して、誰も反対させない。これで靖国の復活である。日本は戦前に戻ってしまう。(飛鳥氏)
核武装もやるでしょうね。(山口氏)
そりゃやりますよ。だって、トランプだって「日本は核武装をやれ」と言っているのだから。(飛鳥氏)
「お前ら自分でやれ」みたいな。ただ、経済効果と言うことでは、自衛隊は今の2倍~3倍に増強して、核武装したほうが確かに経済的にはプラスだろう。(山口氏)
だから、18歳選挙権を通したわけ。18歳から自衛隊員募集オーケーとなれば、自衛隊員を徴兵することになる。なぜ18歳かと言うと、アメリカがベトナム戦争の頃、21歳過ぎに与えていた選挙権の付与を18歳に引き下げたことからきている。これは当時のアメリカの徴兵に関わることで、選挙権の無い18歳の若者を国が戦地に送り、戦死リスクを与えるのは、参政権の無い若者には理不尽とする気運があった。そこで、アメリカは選挙権を18歳まで引き下げ参政権を持たせたのである。要は、国を守る責任を与えた。長引くベトナム戦争で派兵人員を増やすための国策だった。それが霞が関(官僚)と自民党が日本に持ち込んだ。つまり、日本のアメリカ化であり、18歳志願制から始まる「18歳徴兵制」を見据えた自民党の政略なのである。
今、アメリカは「底辺への競争」が加速する中、若者に仕事がなく、1%の富裕層が99%の弱者を支配する「超格差社会」が完成した。その中で、奨学金を返せない若者が溢れ、生活の安定を求めて志願兵になっていく。一方、日本では小泉・竹中政権時代、外国のグローバー企業を誘致する為、自由貿易とグローバリゼーションの中で、正社員を激減させる政策が徹底された。その結果、契約社員と派遣社員が日本中に拡大した。
当時の若者たちが我慢したのは、竹中平蔵が唱える「富める者が富めば、貧しい者にも富が滴り落ちる」と言う詭弁だった。これを「トリクルダウン」と言うが、レーガン大統領の時代に、トリクルダウンは妄想と言うことが判明していた。だから、小泉・竹中が日本中に蔓延させた嘘は今の状況の準備段階だったことになる。だから、選挙権の付与年齢の引き下げは徴兵制にも結び付きかねない。(飛鳥氏)
徴兵制の前振りと言うわけですね。それはあり得ます。(山口氏)
徴兵制をやるには、若い人たちにとって社会が閉塞状態にあって、自衛隊員になれば国家公務員扱いになり、給料は高額で資格も取れる・・・・と言うふうに持って行く。そしてアメリカのようにバンバン宣伝する。(飛鳥氏)
アメリカでは貧しい黒人とかが軍隊に入りますからね。(山口氏)
日本でもそれをやるのだ。そのために18歳に選挙権を与えた。小泉・竹中時代にすでにアメリカでは新富裕層やグローバル企業が税金を納めない「タックス・ヘイブン」が当たり前になっていた。だから、あの2人がそれを知らなかったはずがない。その結果、2人に1人が奨学金を借りているという現状の日本の大学生の内、自己破産する数が、既に1万件を突破している。借金返済のためのアルバイトに追われ、大学を中退する羽目に陥る若者も激増している。中には数百万から1千万円の借金を返せない国立大学生も珍しくない。その結果、自民党によって、アメリカとの一体化が進み、借金と就職難に追い込まれた若者が巷に溢れ、未来が見えてこない社会が出来上がった。
この状況で「国防軍」が正式に認可され、大量採用の国家公務員への道が開かれたら、同じく奨学金の借金を背負うアメリカの若者のように、軍への門をたたくことになる。その内アメリカと足並みをそろえて戦争を理由にして、「徴兵制」に移行するだろうが、若者の多くは、アメリカの駒として戦場で犬死にする運命を背負わされる。(飛鳥氏)
経済政策としての自衛隊拡張策自体は、論理的にあっていい。それだけ経済効果があるなら、若者に職を与えるわけだから。ましてやこれだけ天災が多い日本だから、天災対策で自衛隊必要ですからね。(山口氏)
ただ、その時には国防軍と言う名前に変わっている。安倍首相のバックには中曽根康弘元首相がいる。基本概念は「美しい日本の再建と誇りある国造り」で「政策提言と国民運動」を旨とする集団だが、どう見ても戦前回帰運動としか思えない。これをロックフェラーは最大限利用して日本全体を戦争の駒にするのは明白で、アメリカにとって用済みになれば、日本会議はロックフェラーとロスチャイルドに一掃される。中曽根氏には、ロスチャイルドの本音、つまり血統的ユダヤを支配下に置き、それに入れ代わろうとする底意が全く分かっていない。戦前は良かったというだけの視野狭窄の時代錯誤に陥った醜悪老人だ。言葉は悪いが、そうも言いたくなる。(飛鳥氏)
中曽根氏は日本のことを「不沈空母」と言った。(山口氏)
アメリカはその「不沈空母」発言を忘れてはいない。そのうちオスプレイが東京上空にも編隊を組んで飛びますよ。だって、自衛隊がオスプレイを買うことになっているから。(飛鳥氏)
そうですね。熊本の時も、オバマの広島訪問の時も、オスプレイが飛んでいた。オバマも、広島訪問で平和に目覚めたみたいなことを言っているけど、表向きの軽いパフォーマンスでしょう。(山口氏)
最大の問題は、日本人が偽ユダヤ人のロスチャイルドの懐を肥えさせる肥料にされるということ。自民党がその傀儡と言う点が、日本人にとって最大の悲劇である。自民党はアメリカ一辺倒の政党で、最後は日本人の全ても裏切るだろう。(飛鳥氏)