(8)ウルトラマンはプラズマ技術を駆使する実在の宇宙人だった?
中沢氏による宇宙人ネタが続く。中国で有名な超能力者の女性で孫儲琳(そんちゅーりん)さんという蘇生の力を持つ超能力者がいる。その人が、山で瞑想中にふと目を開けたら、隣に2メートルぐらいのウルトラマンのような存在がいたという。彼女は怖くなり、逃げて自分の部屋に戻ったのだが、ドアを閉めたのにそのウルトラマンは入ってきた。実は、その存在は宇宙人で、孫さんに蘇生術を教えてあげるという。そう言っている顔はウルトラマンそのものだったという。それで、孫さんは蘇生の力を手に入れた。さすがに人は生き返らないが、おつまみのピーナッツを指してから水を少しかけると芽が出てくる。(中沢氏)
中国の超能力者が宇宙人としてのウルトラマンを見ているのは、円谷さんがそういう物をキャッチした可能性がある。(中沢氏)
ウルトラマンは光の国から来るが、光と言うプラズマを考えると、2か所から照射した電波をクロスさせるとプラズマが発生して、そのクロスポイントを動かすと物体を飛ばせる。つまり、ウルトラマンみたいに空を飛べる。しかも、温度によって赤色プラズマから銀色プラズマまである。これは、ウルトラマンの色なのだ。(飛鳥氏)
光の国から飛んでくるウルトラマンの描写は科学的に間違っていない。それから、あのグレイの顔は2本のスプーンを両目に当てて、両端を持ち上げるとつりあがったアーモンドアイができあがる。つまり、グレイの両眼である。(飛鳥氏)
ウルトラマンがグレイの顔と言うのはよく聞く。(中沢氏)
スぺシウム光線がプラズマ光線なのだ。(山口氏)
まさしく、手を十字にしてプラズマを発生させる。電波をクロスさせるとプラズマが発生するのと同じである。(飛鳥氏)
エネルギーが切れるのも、プラズマエネルギーが切れるということなのだ。(山口氏)
ウルトラマンはもともと創作で、結果的に科学的事実とも一致した。映画「メン・イン・グラック」の元ネタになったという話は、レイモンド・パーマーと言う編集者が作った創作らしい。メン・イン・グラックもアトランティスの魔物同様に雑誌で「実話ですよ」と言うふうに紹介して、それが都市伝説として広まったものだった。(中沢氏)
UFO研究家がうろついているのを、メン・イン・グラックとして勘違いされたという話もある。(山口氏)
UFOより、心霊の話で多いが、霊の話をしていると、霊が寄ってくるみたいに、UFOの事をやっていると、依り代みたいになってUFOが寄ってきたりする。(中沢氏)
引き寄せの力がないと、タレントとか作家はできない。武良信行さんというUFO召喚師がいるが、あの人も引き寄せの力が強い。作家も引き寄せる力がある。永井豪先生も「手天童子」を描いていたら、鬼に憑りつかれている。つまり、この引き寄せる力はシャーマニズムと近いものがあるのではないかな。(山口氏)
物を作るとき、よく「降りてくる」とか言うのだけれど、無自覚にシャーマンと同じことをやっている。中沢氏のデビュー作「初恋芸人」がテレビドラマ化されたが、自分の小説がいずれテレビで放送される未来を無意識に察知していたのかなと思ったという。
作家と言う職業は、無から降りてくるものを有として具象化する。これ、現行科学では絶対にありえない。無から有をつくり出したことになるからである。作曲家も作詞家もその意味では同じ。要は芸術家は無から有をつくり出すシャーマンともいえる。ところが、素粒子が消える物理現象から、亜空間や高次元が実在することが判ってきた以上、時空を超えた啓示というか、言霊にも通じる超能力的な現象を笑えなくなってきている。もう簡単に偶然の一致の一言で片付けられる時代ではない。(飛鳥氏)