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2016年12月30日・31日の格闘技について

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(2016年12月30日の格闘技)

①村田諒太(1986・1・12→⑥①③→波動指数25ポイント(ダブル転換点)対ブルーノ・サンドバル(1991・4・15→②④⑥→波動指数29ポイント)戦

 初回から、村田有利に展開し、3回で右2発でKOした。次回の戦いは、いよいよ世界戦となる。

②IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ

八重樫東(1983・2・25→③②⑦→波動指数37ポイント)対サマートレック・ゴーギャットジム(1988・11・22→⑧⑪④→波動指数9ポイント)戦

 八重樫は波動指数が高いので有利に試合を展開した。傷がない勝利は久し振りである。

③WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

井上尚弥(1993・4・10→④④①→波動指数43ポイント)対河野公平(1980・11・23→⑨⑪⑤→波動指数15ポイント)戦

 若さの違いが出た試合であった。6回井上の強烈なカウンターの左フックが河野の顎をとらえた。河野はキャンパスに沈んだ。井上の今後の予定は、最強の王者ローマン・ゴンサレスとの対戦が望まれる。

 

(2016年12月31日の格闘技)

①WBA世界フライ級王座統一戦

井岡一翔(1989・3・24→⑨③⑥→波動指数21ポイント)対スタンプ・キャットニワット(1998・1・7→⑨①⑦→波動指数24ポイント(ダブル転換点))戦

 波動指数はスタンプのほうが高いためか、井岡は2回にダウンを奪われた。しかし、確実にポイントは挽回して7回にTKOとした。

②WBA世界ライト級タイトルマッチ

田口良一(1986・12・1→⑥⑫①→波動指数21ポイント(トリプル転換点)対カルロス・カニサレス(1993・3・11→④③②→波動指数39ポイント)戦

 田口はトリプル転換点であり、不利であった。試合内容もカニサレスのほうが良かったが、判定はドローとなった。これは日本で試合をしたからであろう。僅差の場合は、チャンピオン有利に判定するからである。

③IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ

ジョナタン・グスマン(1989・7・17→⑨⑦⑧→波動指数39ポイント)対小国以載(1988・5・19→⑧⑤①→波動指数27ポイント)戦

 小国は初挑戦で世界王座をつかんだ。無敵の王者グスマンからダウンを奪い判定で勝利した。これは「あっぱれ」と言うしかない。

④WBO世界ライトフライ級王座決定戦

モイセス・フェンテス(1985・9・20→⑤⑨②→波動指数39ポイント)対田中恒成(1995・6・15→⑥⑥⑥→波動指数24ポイント(ダブル転換点)戦

 モイセスのほうが有利と思われたが、田中が当初から圧倒した。5回TKO勝ちとした。田中はミニマム級とライトフライ級の2階級を制覇した。井上尚弥と並び日本最速となる8戦目で2階級制覇を達成した。

⑤WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

ジェスレス・コラレス(1991・7・12→②⑦③→波動指数33ポイント)対内山高志(1979・11・1→⑧⑪①→波動指数9ポイント)戦

 内山の波動指数が9ポイントと最低のため、よほどのことがない限り勝てないと思っていた。日本人最年長で王座奪還を狙っていたが、コラレスの左を警戒しすぎ、慎重になりすぎ、手数が不足し判定負けとなった。残念である。

⑥魔裟斗(1979・3・10→⑧③①→波動指数15ポイント(ダブル転換点)対五味隆典(1978・9・22→⑦⑨④→波動指数14ポイント(ダブル転換点)戦

 魔裟斗はK1であり、五味は総合格闘家である。それゆえ、格闘スタイルが違うので、どちらのルールで試合をするかということが問題となる。結局K1スタイルで試合をすることになり、魔裟斗有利は決定的であった。ところが五味が根性を見せた。判定なら魔裟斗が勝っていた試合だったが、五味の頑張りに驚いた。


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