(25)「タバコが止められる」と言う禁煙補助薬の怖い罠
(「禁煙外来」で待つ恐怖の罠)
「お医者さんで、禁煙できる」と言うテレビCMを見たことがあるだろう。いわゆる「禁煙外来」である。そこで処方されるのが「禁煙補助薬」である。しかし、そこには恐怖の落とし穴があった。
世界最大の製薬会社ファイザー社製の「チャピックス」は、恐怖の副作用が凄い。そもそも、どうしてタバコが止められるのか? そのメカニズムは「成分が脳に直接作用して脳がタバコを不快に感じるようになる」と言う。つまり、その正体は、向精神薬なのである。「チャピックス」の添付文書の重大副作用は、「自殺念慮」があり、念慮とは自殺したくなるという意味である。実際に、アメリカでは自殺者が数百人でたということで集団訴訟まで起こされている。さらに、攻撃的行動、敵意、精神障害、行動・思考の変化、興奮、焦燥なども警告されている。
この「禁煙補助薬」の正体は、覚醒剤に通じる向精神薬なのである。「タバコが止められる」と気楽に構えていたお父さんもビックリするはずである。絶対に飲んではいけない薬である。
「ニコチネル」は「経皮吸収ニコチン製剤」である。禁煙者は一種のニコチン中毒に陥っている。つまり、ニコチン依存症である。体内でニコチンが切れるとイライラなどの禁断症状が現れる。だから、一服吸いたくなる。その繰り返しでタバコがやめられない。ニコチン・バッチは皮膚からニコチンを体内に吸収させて、この禁断症状を和らげて、禁煙をやりやすくしている。添付文書によれば、「ニコチネル」は、重大副作用は「アナフィラキシー様症状」のみである。これはアレルギー症状で、普通の人にはほとんど問題はない。同じ禁煙補助薬でも「チャピックス」に比べれば、はるかにお勧めできる。
「ニコレット」は禁煙ガムである。ニコチンが配合されており、やはり、ニコチン・パッチと同様に、禁断症状を緩和して、禁煙をサポートする。ただしガムとはいえ、医師の処方が必要である。添付文書には、「口内炎、のどの痛みなどの違和感を覚えたら中止」とある。こちらの方がまだ安全である。
(「アリセプト」を飲むほど認知症は悪くなる)
認知症は増えているというより、増やしているのである。つまり、認知症と診断された患者が増えるほど、認知症治療薬が売れるからである。これは、メタボ、高血圧、糖尿病、高コレステロール症と全く同じ仕掛けである。患者が増えるほど儲かるのは製薬会社だけではない。精神科医も儲かる。だから、彼らは共謀して、認知症患者を大量生産しているのである。
船瀬氏の親しい新聞記者が、長らく休職しているので心配して自宅に電話してみると、「病気と診断されたので休職している」という。病名を聞くと、言いにくそうに「アルツフハイマー痴呆症だ」という。船瀬氏は直感した。これは病人狩りの罠に捕まったのだと。
もし、あなたが、いったん認知症と診断されたら、次に、病院で必ず認知症治療薬を処方される。「アリセプト」は代表的な認知症の治療薬である。その添付文書を見ると、「アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」とあり、「症状が改善する」とは一言も書いていないのである。「本剤が、アルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていない」 つまり、「効果があるという証明は一切ない」と堂々と書いている。「効くか、効かないか、わからない」と正直に書いた添付文書は初めてである。
アメリカを始め、各国政府は、全てロックフェラー財閥などの闇の勢力が支配している。だから効かない薬を認可させることなど朝飯前なのである。つまりは、症状には効かず、恐ろしい毒作用だらけの単なる毒物なのである。
(パーキンソン病は運動障害なのに、向精神薬を投与する)
モハメッド・アリも晩年に患ったパーキンソン病は、高齢者の多く発症する疾患である。その原因については、未だに不明である。1817年、イギリスのパーキンソン医師が症例を論文で発表したことから命名された。その症状は、「安静時のふるえ」「前傾姿勢」「突進現象」「筋肉硬直」などが特徴的である。現在では脳中心部「中脳」の「黒質細胞」で分泌される神経ホルモン、ドーパミンが減少することで発症するという説が有力である。ドーパミンは感動のホルモンと呼ばれ、映画や芸術で感動した時、血中濃度が高まることが知られている。そして「ドーパミン分泌量が通常の20%以下になるとパーキンソン病症状が現れる」と言う。
故・安保徹博士は「ふるえは血流促進のため」という。病因は、「黒質細胞」部分に体毒が沈着し、ドーパミン分泌を阻害しているからである。「万病は体毒から生じる」からである。ヨガは「断食は、万病を治す妙法」と断じている。パーキンソン病の治療も少食・断食、菜食を試みるべきである。すると、脳内毒素が、解毒され、ピュアな「中脳」が回復し、ドーパミン分泌も正常になるはずである。
ところが、現代医学は、パーキンソン病症状者には、向精神薬を投与して、治療しようとしている。体毒に薬毒を加えれば、毒素の害は2倍になる。これでは病気が治るはずがない。
「コムタン」はドーパミン増加を目的にした向精神薬である。しかし、副作用が怖い。「悪性症候群(死亡例続出)、肝臓障害、譫妄、意識変容、胃潰瘍、急性腎不全、高血圧、低血圧、白血球減少、被害妄想・・・・など多くて書ききれない。