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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(46)

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(46)「666」から「777」の世界へ

(下つ巻・第36帖 戦いぐらい何でも無く終わるぞ)

 国や組織の支配者は、神を忘れた段階から、破滅が始まると覚悟せよ。九部通り上々でも最後の段階で全てが引っ繰り返って元の木阿弥になる。神は全能でも人は不完全である。回復された神の組織(原始キリスト教会)も、それを構成する日本人に官僚主義者が多くいては迷惑である。最初は辛いだろうが、改革が進んでマシになり、神との距離も近づくので、大きな慰めを受けて楽になってくれ。だから「国=神の世」のために精を出してほしい。官僚主義者のやり方では、神の組織は劇的に日本中に拡大せず、約束の神の国も永久にやって来ない。そうなる責任は、杓子定規で後ろ向きの官僚主義にあることに早く気付かないと、恐ろしい事態を招くことになる。

(解釈資料)

 インディオはセム系のモンゴロイドであり、「失われたイスラエル10支族」である。イエス・キリストはセム系イスラエルに遣わされた神(メシア)で、「別の囲い」を訪れる使命があった。

「私には、この囲いに入っていない他の羊もいる。その羊をも導かねばならない」(「ヨハネによる福音書」第10章16節)

 古代アメリカでもっとも知られた神は、「ケツァルコアトル」である。長い髪と顎鬚を持つ発光する男神で、人々の前に現れ、愛と戒めを伝え、トウモロコシを伝えた穀物神としても崇められている。別名は、中南米の「ククルカン」やハワイの「ロノ」も同神である。

 イエス・キリストもケツァルコアトルも「自分はもう一度戻ってくる」と言い残している。アイヌのオキクルミカムイも人々に教えを残した後、「もう一度戻ってくる」と言い残して天に帰っている。マヤやアステカの人々が「失われたイスラエル10支族」であれば、イエス・キリストは必ずやってきて、段階状のピラミッドの神殿に降臨したはずである。同じことを日本で行えば、神の組織の奇跡的な拡大になり、中国を含むアジア全域どころか、ロシアにも拡大して霊的集合を促すことが可能となる。ところが、官僚主義はマニュアル以外を排斥するので、日本の神の組織は発展することができない。

 天皇陛下は天照大神の儀式を行う天孫族の長であり、神示を行う以上は「レビ族」の末裔である。預言者の使者が日本の官僚主義者の頭を飛び越え、明治神宮に参拝する理由は一つしかない。幕末期に偽の北朝系と正当な南朝系が入れ替わり、その時の明治天皇の末裔が今の天皇家だからである。

 一方、バチカンも同じことを別の方法で進めようとしている。「ワンワールド運動」である。平和の名の下に世界中の宗教をバチカンに束ねようとしているのである。これを「この世的集合」と言う。最終的に「ハルマゲドン」とは、神と悪魔の戦いだが、霊的集合の戦いともいえる。ハルマゲドンは1度だけではない。それは「6」に支配されたこの世だけのことである。この世は「3×3」の升で仕切られた「三方陣」だが、「294」「753」「618」が並んで縦横斜めの何処を足しても「15」となり、「1+5」で「6」が支配する世界観を示している。三方陣の縦軸は向かって左から、「峻厳の柱」、「均衡の柱」、「慈悲の柱」の三本柱の「三体」を示し、横軸は三位階の「三位」を示し、両方合わせて「三位三体」となる。これは生命の樹の「至高世界」「中高世界」「下層世界」と対応しいずれも人型の「アダムカドモン」となる。上位から「復活体」「肉体」「霊体」の順に並び、人は下から生命の樹を上昇する。霊体とは過去の姿である「前世」の状態、肉体はこの世の「現世」の状態、そして復活体は「来世」である未来を指している。

 人は肉体をもって生まれてくる前には霊の姿だった。例としての人間を「聖書」は「天使」と呼んでいる。肉体を持たないルシフェルのもとの姿は熾天使で、そのルシフェルに従った天使たちを「堕天使」と言うのである。

「さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使い達が、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使い達も応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた。地上に投げ落とされたのである。その使い達ももろともに投げ落とされた」(「ヨハネの黙示録」第12章7~9節)

 これを「天上の戦い」と言い、人がこの世に生まれる前、天界で霊の状態で行われた善と悪の大戦争の事である。ルシフェルとそれに従った霊たちは、大天使長ミカエルと一緒に神の側についた霊に敗北し、そのまま地上に投げ落とされてしまう。この時の天界の最終戦争を、「霊体のハルマゲドン」と言う。サタンや悪霊たちはアダム以降、骨肉の身体を得るため地上に生まれてくる人間を惑わし、あらゆる悪行を行わせて地獄へ連れて行こうと画策する。その極まった状態が、「肉体のハルマゲドン」と言う。

「汚れた霊どもは、ヘブライ語で「ハルマゲドン」と呼ばれるところに、王たちを集めた」(「ヨハネの黙示録」第16章16節)

 こうして「666」によってこの世は滅亡するが、それは666を象徴とした世界が崩壊する意味で、翌朝には「777」の世界が訪れる。その世界を「福千年」と言う。「新約聖書」にはその前にイエス・キリストの再降臨があると預言する。

「見よ、その方が雲に乗ってこられる。全ての人の目が彼を仰ぎ見る。ことに、彼を突き刺した者どもは。」(「ヨハネの黙示録」第1章7節)

その時、正しい人の順で「復活」が起き、位階の違いはあってもすべての人に不死の体が与えられる。福千年は復活体の時代で、それが終わると、サタンについた悪人と、イエス・キリストについた善人との最終戦争「復活体のハルマゲドン」が勃発する。絶対神による(最後の審判)はその決着がついてからの事である。


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