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現代医療の崩壊(8)

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(8)人工透析の8割は不要である!

(患者一人、年間500万円の荒稼ぎ)

 人工透析の原因とされる腎臓病も、食事療法で改善できる。特に有効なのがファスティング(少食・断食)である。専門医・菅野喜敬医師は、「人工透析を始めて1か月以内なら、半分は食事療法で離脱可能」という。

 今、全国に人工透析クリニックが乱立している。それは、「患者は金の成る木」だからである。人工透析患者は、自動的に一級障害者に認定される。透析費用から生活費用まで国が保証してくれる。透析患者を1人捕まえると、病院は最低500万円の荒稼ぎができる。だから、患者の奪い合いが起きている。透析患者を1人紹介すると、謝礼の相場は100万円だという。わざと、腎機能を破壊する薬を処分して、腎臓を弱らせ、透析送りにしている悪徳医もいるということである。

(食事療法で8割不要なのに教えない)

 最低8割の患者が、食事療法で完治する。それならどうして医者は、その食事療法を指導しないのか? それでは全く儲からないからである。つまり、「患者に治ってもらうと困る」のである。そうして、「生かさず、殺さず」金儲けのダシにする。これは、あらゆる医療に言える。透析は一度始めると、もはや死ぬまで続けるしかない。これは患者にとって苦痛以外の何物でもない。食事療法で治ると知ったら、誰でも100%そちらを選ぶだろう。しかし、医師も病院も絶対に食事療法については一言も教えない。

 「最近は、検査数値を見ても、透析が必要ないのに透析しなさいと送り込んで来るので呆れました」とある医者は憤慨している。人工透析患者の平均余命は約10年といわれている。深刻な身体負担のため透析性心不全などで死んでいくのである。

「20年以上生きている患者もいるが、もともと透析が必要ない健康体の人を引きずり込んでいるから、長生きしているのだね」と菅野医師は苦笑いする。

(貧血、頭痛、ED、最悪は透析性心不全)

 人工透析の合併症は、貧血、けいれん、頭痛、低血圧、神経障害、ED(インポテンツ)、生理不順、感染症、悪性かゆみ、心筋傷害、免疫力低下、骨・関節破壊が報告されている。人工透析の最大の苦痛は、1週間に3回もベッドに数時間も横たわらなけばならないことである。

(缶コーヒーを飲んでいる点滴患者)

 病院に行くと、点滴装置を引きずって廊下を歩いている患者をよく見かける。点滴とは口から水分を摂取不能の患者への緊急措置である。口から飲めないという条件で点滴治療を行うことになっている。ところが缶コーヒーを患者がうまそうに飲んでいる。医師も看護師も別に注意しない。本来なら点滴をされそうになったら、患者の方から「口から飲めますから結構です」と断る必要がある。点滴の強制は、水分補給という本来の目的から大きく逸脱している。その目的は薬剤の大量かつ高速注入である。病院側は多種類の薬剤をこっそり注入する方法を発見したのである。点滴は患者を大量薬漬けにする高速道路なのである。

 医者の隠語で「香典医療」とは老人に大量薬剤をここぞとばかり注入し最後の荒稼ぎであり、延命を口実に大量薬剤で殺して稼ぐのである。「弱った老人に1日1・5リットル以上点滴すれば確実に死にます」と内海医師は断言している。

(10人に9人薬漬けであの世行き)

 日本人に訊くと10人に9人が「自宅で家族に見守られて」と答える。ところが、実際は病院の冷たいベッドで息を引き取っている。それも鼻や口、喉にチューブが突っ込まれている。腕や首には点滴の針が刺さって、顔には酸素マスクが被せられ、声も出ない。さらにコードが繋がれ、尿道には採尿管が差し込まれている。身体はベッドに縛り付けられている。点滴の針から各種の薬物が大量に注入される。

 恐るべき老人薬殺テクニックはつぎのとおりである。

①重大副作用を起こす薬を複数投与する。

②老人に重篤副作用が発生する。

③危篤事態から救命を口実に大量投与を行う。

④裁判を起こされても医者の裁量権に基づく救命措置で責任は問われない。

⑤最後の仕上げは患者にまたがって心臓マッサージをし、手の下でボキボキ肋骨が折れる。

このような惨殺を免れる方法は「いかなる延命治療も望まない」という意志を書き残しておくことである。


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