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現代医療の崩壊(9)

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(9)「健康診断」も病院狩りビジネスであり、受けた人ほど早く死ぬ!

(定期健診は即座に中止せよ)

 「日本は健診先進国」と政府は胸を張る。とんでもない。日本は世界最悪の健診後進国なのである。それは、日本の予防医学の権威、岡田雅彦博士が断言している。

「健診に病気の予防効果はない。逆に受けた人ほど早死にしている」

 岡田博士は、「あらゆる健診は、受けない方が良い」と断言する。かって、欧米各国は、「健診すれば病気が予防できる」と考え、国家規模で健康診断を実施してきた。しかし、その成果を徹底検証した結果、健診が病気を防いでいるという証拠は皆無だった。それどころか、逆に健診を受けた人ほど、早死にしている。そこで、国家規模の健診は全廃されたのです。「今もって公的健診を強制しているのは、日本だけのはずです」 多くの日本人は国に騙されてきたのである。岡田博士は「国家が企業に強制している定期健診を全廃すべきだ」と断言している。とくに発癌性のある胸部X線照射は論外である。国家が癌患者を大量生産しているのと同じである。

(5つの仕掛け罠)

①人間ドッグ→毎年300万人が受けている。世界で見られない奇習である。世界にこんなビジネスは存在していない。病気予防どころか病人大量生産の罠にはまっている。約95%に異常のレッテルを貼って病院送りにする。

②脳ドッグ→日本にしかない。動脈瘤を見つけて「すぐに破裂する」と詐欺で脅して危険な開頭手術に引きずり込む。死亡、半身不随、歩行不能、水頭症、痴呆など恐ろしい後遺症が待っている。

③メタボ健診→世界で日本だけ行っている。高血圧、高脂血症などの基準値ハードルを下げて、健康人を病人にでっち上げ、大量病院送りにする。・・・・実は私もメタボ健診を受けているが、私のかかりつけの医師は、そのようなことも知っているようで、薬を飲む指導はしていない。ただし、検便で血が混じっていた時は、専門医の大腸癌検査に送り込まれたこともあった。大腸癌検査では少し脅され、大きなポリープを切りましたと言われて以来、大腸癌検査は断っている。

④がん検診→受けた人ほど早く癌で死ぬ。(チェコ・リポート) 最も恐ろしいのは、検査被曝するX線である。盲点はバリウム撮影、CT、PET検診である。これらはレントゲン撮影の数百倍も被曝するからである。日本人の発癌原因の10分の1はCT検査だという。ある自自体では、癌集団検診を止めたら癌患者が約3分の1に激減したという。

⑤定期健診→病気は防げず、X線で癌になる。即時止めた方がよい。

 検査入院も怖い。「車で出かけて、霊柩車で帰ってきた」などの悲劇が後を断たない。

(チェコ・リポートの真実)

1990年、チェコスロバキアで発表された実験論文である。これは、癌検診が癌を増やし、癌で死に、寿命を縮めるという決定的データである。具体的に、健康な男性6300人をクジ引きでA、Bの2つのグループに分ける。

Aグループ→年2回肺癌検診を3年間受ける。

Bグループ→肺癌検診を全く受けない。

 具体的健診内容は、①胸部X線撮影 ②喀啖細胞診断 3年間の検査が終了したら、その後、さらに3年間A,B両グループの健康状態が追跡調査された。いずれも年1回ずつ胸部レントゲン検査を受けてもらい、肺癌発症率を比較した。その結果が次の通りである。

①肺癌発生率→A・・108人。B・・82人。健診を受けたグループの方が多く肺癌を発症している。

②肺癌」死亡率→A・・64人。B・・47人。やはり健診を受けた方が多く肺癌で死んでいる。

③総死亡率→A・・341人。B・・293人。全体の死亡者もAの健診グループの方が多い。

 つまり、ここで癌検診の正体が暴露されたのである。その目的は、癌予防ではなく実は癌生産だったのである。背後に悪質な巨大癌利権が潜んでいる。

(メタボ健診で3060万人を病院送り)

 2008年、「メタボ健診」制度がスタートした。一見、国家が国民の健康管理に気を使っているように感ずる。しかし、実は「医療マフィアによる患者狩り」なのである。メタボ健診の10大欠陥の恐怖は次の通りである。

①メタボ健診は事実上、国民義務として強制される。→健診結果から、健康指導、受診勧奨も強制的で、医薬品投薬に誘導される。健診を拒否すると、健康保険医療費10%アップのペナルティがある。

②特定健診・保健指導の医療機関は特定される。→国民は好きな病院を選べない。薬漬けする薬物療法の医療機関のみが認定される。

③国民の健康情報と言う重大個人情報が国家に握られる。→国家の個人情報管理であり、国民総背番号制の健康版である。…マイナンバー制度がそれに代わるだろう。

④国家強制は、医療費の大爆発を招き医療制度は大崩壊する。→「受診勧奨」で約3000万人が通院義務を課せられる。医療費は大破綻する。

⑤メタボ特需の利益誘導で潤うのは製薬業界だけである。→「降圧剤」「抗脂血剤」「血糖降下剤」など関連薬剤の爆発的売り上げの導火線である。・・・実は私も血圧が高いと言われているので「降圧剤」を飲まねばならぬかなと思っていたが、船瀬氏の本を読んで飲まずに行こうと思った。

⑥縮小する抗癌剤市場からメタボ市場へシフト加速する。→製薬マフィアは、狙いをメタボ市場に定め、日本政府が製薬メジャー戦略に利用された。

⑦メタボ基準を下げ、多くの健康人を病人に仕立てる→高血圧を130に、コレステロール値を220にハードルを下げ病人大量生産する。…実際に私もすべてメタボ基準値を上回っているのでどうしようかと思っていたところであった。

⑧メタボ定義もいい加減であり、健康な病人が数千万人になる。

⑨国家権力による健康管理はファシズムへの道である。→憲法13条は個人の自己決定権を保障している。メタボ健診は違憲の疑いがある。


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