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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(42)

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(42)ホピ族の原爆預言

(下つ巻・第28帖 仮名とは神名のこと、永遠を示す)

 日本人がいまだに経験していない驚天動地の出来事を天照大神(イエス・キリスト)が起こされる。多くの日本人にとっては寝耳に水の出来事だが、そのため多くの者が手遅れになる。戦争を起こす程度なら、どんな邪神(悪魔や悪霊)でもできるが、この神は磔刑の頃の体が変じた不死不滅の肉体を有している為、どんなことでもやってのける力がある。「日月神示」を外見だけにて、「カナ文字だらけの稚拙な文だ」と小馬鹿にする者が出てくるだろうが、その文章に結局は頭を下げることになる。「カナ」とは「神名」の事で、その名は無限無窮の廃れることのない「永遠」と言う意味である。

 今の日本人の多くは、人間が世の中を動かしていると思っているだろうが、神の存在が無ければ、何を成すこともできない。女子供に竹槍を持たせ、老人まで駆り出す戦争を引き起こした張本人は、参政権の無い天皇陛下を担ぎ出し、その名を借りて「太平洋戦争」を引き起こした。虎の威を借りる狐が国民を誘導し、一億総玉砕を叫ぶ所業を神は許しておかれない。神は未だに人類が体験したことのない壊滅を日本に起こされるだろう。その事実を戦時下の日本人に伝えても無駄である。その者は非国民扱いされるのが関の山で、狂気に走って言うことを聞かないからである。魂も体も現実が見えなくなっている日本人に、神は大きな一撃を与えるので、その後は早く気づいて改心してほしい。

(解釈資料)

 ホピ族は、アメリカ南西部のフォーコーナーズ付近に居留地を持つ部族で、ブラック・メサと言う岩の高台に居住し、絶対神マサウから世界が終わるまでここに住み、預言の石板を守るよう命じられたという。ホピ族の預言は「太平洋戦争」で原爆が使用されたことを機に初めて世の中に登場した。つまり、全世界が物質主義と利己主義によって崩壊する事態を黙って見ていられなくなったからである。

「灰の詰まった瓢箪が空から落とされる。その時、海は沸騰し、陸は焦土と化す。長い間そこに生命は育たない」

 1945年8月6日、広島にウラン型原子爆弾「リトルボーイ」が落とされ、8月9日には長崎にプルトニウム型原子爆弾「ファットマン」が落とされた為、ホピの預言はの内容は核兵器の預言だった。この預言の恐ろしい点は、アメリカ最初のウラン鉱が、ホピ族の土地で発見されたことである。

 一方、日本は戦前から戦後にかけて、シビリアン・コントロールを失い、軍が暴走し、太平洋戦争へ突入した。沖縄では中学生から女学生まで臨時兵や従軍看護婦として動員され、中にはスパイ容疑で銃殺されたり、口封じ目的で集団自決にまで追い込まれた者もいた。当時の沖縄は人口約42万中12万人以上が命を失った。それでも飽き足らない大本営は、一億総玉砕を掲げ、「神風が吹く」と国民を煽り、女子供に竹槍を持たせて、最後の一人まで戦わせようとした。

 シベリアに抑留された約60万人のうち、強制労働、栄養失調、病死、凍死などにより、確認済みだけで死者5万4000人、行方不明・推定死亡者9万3000人、事実上約34万人の日本人が死亡した。それだけではない。全国の都市や町の多くが焦土と化した。当時の日本が何故暴走したのかについて、一つの原因は明治憲法で定めれらた「軍部大臣現役武官制」だったとされる。もう一つの原因が「統帥権」とされる。結果、統帥権の執行機関として大本営が登場する。大本営は軍の背広組とされた官僚達で構成されていた。大本営は対米戦争を勝手に決断し、大本営の戦略を聞こうとする東条に対して、大本営は「統帥権千犯」の大罪を盾に拒絶し続けた。他方、満州を制覇した陸軍は、その勢いを駆って国会に無断で南下し、南京を手中にする。結果として、東アジアに権益を持つ欧米は、日本に対して「ABCD包囲陣」を強くことになる。アメリカは屑鉄と鉄鋼の対日輸出を禁止し、イギリスは対日資産を凍結し日英通商航海条約を破棄し、オランダは石油輸出を止めた。結果として、日本は軍と共に戦争遂行で打破するしか手がなくなった。マスコミは、大本営発表を垂れ流すだけであった。「挙国一致」「尽忠報国」を煽り、戦争賛美の報道を繰り返した。その結果、大勢の日本人が「鬼畜米英」と叫びながら戦場へと駆り立てられた。

 喧嘩の経験が無い子供は、殴られたときの痛みも分からない、実際、官僚の多くは点取り虫の頭でっかちである。こういう連中は自己保身には積極的である。温室育ちの現場を知らないエリート層が、いったん調子に乗ると、とんでもない大失策をやってのける。霞が関官僚は、公務員特権で守られている。そのため、責任を取らなくていいので、官僚は平然と嘘を吐く。マスコミは大本営となれ合いで、特に新聞は戦争記事を載せれば販売部数が伸びるため、大本営との癒着を強めていった。嘘の上塗りを繰り返して後戻りが出来なくなった官僚主義は、2発の原爆を落とされる事態を招く。それを打ち砕いたのが、政治に関与しない筈の昭和天皇による「玉音放送」だった。結局、官僚主義者の尻拭いを陛下が行うことになったのである。


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