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「八咫烏秘記」の開封(6)

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(6)ノアの大洪水以後の新世界

 地上に降り立ったノアは、祭壇を築き、絶対神を祀る儀式を行った。絶対神はノアとその家族、さらには動植物を含めて、新たな世界を祝福した。これにより、地上は輝きに満ちあふれた。大気が発光し、あたかも太陽の様に輝いた。「八咫烏秘記」によると、天空は雲のみならず、光の渦が覆っていた。地玉(地球)がまばゆい光に包まれ日玉(太陽)のようであったという。

 神の光に照らされた世界は、エデンの園の様であった。動物は何も食べなくても生きることが出来た。寿命も長く、体が大きいものもいた。月からの水が増えた分、地球の重力は増大したが、ノアの大洪水直後は光の渦によって、それが軽減されていた可能性がある。

 神の光とはプラズマである。プラズマは重力を生み出す。プラズマが地球全体を覆うことによって、ノアの大洪水以前の重力環境に近い状態だった。絶対神が調整期間として重力の急激な増大を制御していたのかもしれない。だが、生き物が増えるにしたがって、徐々に光の渦が縮小し、やがて消滅したと「八咫烏秘記」は語る。ここに至り、新世界は大河に沿って4つに分かれ、動物も拡散したという。これはテーチス海ができることで大きく裂けた超大陸パンゲアが北半球のローラシア大陸と南半球のゴンドアナ大陸に分裂し、さらに、それぞれユーラシア大陸と北アメリカ大陸、アフリカ大陸・南極大陸・オーストラリア大陸と南アメリカ大陸に分かれたことを示している。徐々に大陸移動のスピードが早くなり、今日知られるような大陸の配置へと変化していった。

 特殊なプラズマ発光の元では寿命が長くなる。人間の寿命も数百歳から100歳前後にまで寿命が縮み、120年ほどで一生を終えるようになったという。数百歳から1000歳近くになる人間もいると言うが、これは内地玉、すなわち地球内天体アルザルに関係している。地球内天体アルザルの大気は、プラズマ発光しており、そこに住む動物は勿論、人間は非常に長寿であることが分かっている。八咫烏の中に、数百歳に及ぶ巫女がいる。飛鳥氏が会見した巫女もその一人である。彼女は、地上の人間ではない可能性がある。内地玉から八咫烏に送られてきた使者なのであろう。内地玉アスカは超古代アスカ王朝の天王族が支配している。天変地異によって内地玉アスカへと送り込まれた預言者が代々治めている。現在、内地玉アスカを統治しているのは、12使徒の一人、ヨハネである。彼はイエス・キリストによって死なない体とされた。晩年、パトモス島の洞窟に幽閉された使徒ヨハネは、ある時、虚空に姿を消したという伝説がある。彼はプラズマ・トンネルを通り、地球内天体アルザルへと移動し、内地玉アスカ王朝を受け継いだ。アスカ王ヨハネが地上へ巫女を送り込んできた理由は、定かではないが、日本における八咫烏が地底のアスカ王朝と繋がっていることだけは確かである。

 ノアの大洪水以前、地上には五色人がいた。黄人と白人、黒人、赤人、青人である。超古代アスカ王朝の天王族は黄人であった。アダム以降、ノアまで皆黄人である。ノアには3人の息子がいた。セム、ハム、ヤフェトである。彼らの妻は、それぞれ黄人、黒人、白人だった。天王族の宗家であるノアの末裔は、後にシュメール文明を築く。セムは祭祀王メルキゼデクと言う称号を持ち、預言者アブラハムの時代まで少なくとも生きている。アブラハムはメソポタミア文明を担ったセム族の王であり、彼の子孫からイスラエル人やアラブ人が生まれる。特に息子イサク、孫ヤコブは古代イスラエル王国の王家となり、ダビデやソロモン、そしてユダヤ人のメシアであるイエス・キリストへと連なる。又、セムの子孫は、主に黄色人となりアジア地域へと広がっていく。中国の黄河文明や長江文明、東南アジアやチベット文明などは祭祀王メルキゼデクの思想が色濃く反映している。ハムの子孫は、主にアフリカ大陸へと広がる。古代エジプト文明を築いたのはハム系の黒人種である。黒人の祖はカインである。カインは技術者であり、その子孫も極めて高度な巨石建造物を築き上げた。ヤフェトの子孫は、主にコーカソイド系、とくにアーリア人としてヨーロッパからインドにかけて勢力を拡大する。古代ギリシャやローマ文明、ペルシャやインド文明を担う。彼らは超古代アスカ王朝を強く意識していた。ペルシャ系のパルティアの王家はアスカ王朝を自認し、インドではアスカを聖なる名前として地名に残し、原始仏教に帰依したマウリア王朝の王・アショカすなわちアスカと名乗った。

 ノアの大洪水以後、新世界に散って行ったノアの子孫たちは、超古代アスカ王朝を記憶に刻み、各地にアスカにちなむ名前を残した。古代インドのアスカ、アラスカ、アスコット、アステカ、アシュケロンなど、全ては遠い超古代アスカ王朝の聖なる名前に遡るのである。地名のみならず、神々の名前や王名、聖別された名にアスカが隠され、かつ継承されてきたのである。極論を言えば、アスカ地名があるところには、必ず預言者がいた。彼らは地上を移動し、その教えを述べ伝えてきた。歴史の表に出ることなく、忍びのごとく現代にまで続いてきた。中でも最大の秘義を手にしてきたのが、八咫烏である。


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