(1)トランプがキッシンジャー宅を訪問したことの重大さ
これは副島隆彦著「トランプ大統領とアメリカの真実」の要約である。副島氏は「次の大統領はトランプで決まりだ」と、2016年5月22日に決めたという。トランプが当選すると誰よりも早く決心してこの本を書いたという。その理由は3つある。
①トランプがキッシンジャー宅を訪問したことである。
5月18日にトランプは、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官を電撃的に自ら訪問した。このトランプのキッシンジャー訪問で状況が大きく変わったのである。トランプがキッシンジャー宅を訪問できたのは、デビッド・ロックフェラーの承認を得たからである。デビッド・ロックフェラーはヒラリーを見放したということでもある。
②ヒラリーの公文書メール問題がある。
ヒラリーの部下であったクリス・スティーブンスは、特殊部隊の責任者でもあった。スティーブンス大使は、自分が指揮をしてガダフィ大佐を惨殺した。リビアの独裁者ガダフィ殺しの最高責任者はヒラリーである。ところがスティーブンス大使にISと同様な人間たちが襲い、火事の炎で窒息死させたあと、路上で死体を引きずり回した。その映像がネットに流れて、それを自宅で見たヒラリーはゲロを吐いて倒れた。そして3か月後の2012年末には国務長官を辞めた。
アメリカ政府はガダフィ政権を崩壊させた後、奪い取ったリビア軍の大量の兵器をイスラム勢力に引き渡す密約協定を結んだ。今軍事密約の武器取引を殺害されたスティーブンス米大使が国務長官のヒラリーに逐一判断を仰ぎながら実行していた時のメールが「ヒラリー・メール」なのである。
③クリントン財団は法律違反である。
ビル・クリントンはウィンスロップ・ロックフェラーの隠し子であるため、ヒラリーはロックフェラーの嫁である。当初はデビッド・ロックフェラーも支持していた。クリントン財団で100億ドル以上ぐらい集めたようである。大統領選や知事選などの立候補者が外国人から選挙資金の提供を受けることは禁じられている。クリントン財団は中国人の王文良氏から200万ドルの寄付を受けているというので、法律に違反しているため、FBIは捜査しているという。
④波動指数でもトランプが有利である。2016・11・8の投票日の波動指数は次の通りである。(これは私の独断で書いている)
ドナルド・トランプ(1946・6・14→②⑥⑤)→波動指数36ポイント
ヒラリー・クリントン(1947・10・26→③⑩⑧)→波動指数20ポイント(ダブル転換点)
波動指数の上でもトランプが有利であると判断できる。
*2016・7・31の東京都知事選の波動指数
鳥越俊太郎(1940・3・13→⑤③④)→波動指数53ポイント
増田寛也(1951・12・20→⑦⑫②)→波動指数24ポイント
小池百合子(1952・7・15→⑧⑦⑥)→波動指数13ポイント
上杉隆(1968・5・3→⑥⑤③)→波動指数15ポイント
山口敏夫(1940・8・29→⑤⑧②)→波動指数41ポイント
こうして波動指数をみると鳥越氏が断然有利であると判断できるのである。