(29)隠れユダヤの正体はヒクソスである!
サウジの王族はヒクソスと言う民族である。ここで少しヒクソスの説明をしたい。ベンジャミン氏は、アメリカは悪い国だと糾弾してきたが、実際に会って取材すると、大抵のアメリカ人はいい人ばかりだった。もしかすると、アメリカ人でない「アメリカに成りすました連中がいる」と考えて、「ユダヤ」をターゲットにした。ところが、ここでもユダヤ人に会って取材すると、みんな真面目で正義感のある人ばかりだったのである。少し違うのではないかと思い、エジプトの歴史の勉強をした。それがヒクソスなのである。
ヒクソスが歴史に登場するのは、エジプトの第2王朝を倒した征服民族としてである。ヒクソスは当時の先進国だったエジプトを100年間支配している。元々ヒクソスは、中近東あたりの遊牧民族のグループの一派である。家畜を扱う能力を持っている人達で、ヒクソスの神様は山羊の顔をした二股の尻尾のある「セット」と言う名前で、要するに悪魔崇拝である。彼らの感覚では、一般人は家畜、ゴイムと言うのは豚と言う意味である。自分たちが人類を家畜の様に扱う帝王学を持っている人達である。そして、エジプト支配時代、エジプトの神様だった「セト神」と、その「セット」を融合して、「サタン」を作り上げた。だから、ルシフェルではないのである。ルシフェルは堕天使であり、イルミナティのグノーシス派では、このルシフェルを信仰している。「この世界が地獄なのは、創造主自体が悪魔だったからであり、その悪魔と戦った神がルシフェル」と考えるのである。神と悪魔の価値が逆転しているのである。
それでイルミナティは、ヒクソスのサタンを見て、同じルシフェルと考えたのかわからないが、サタンとルシフェルは今では同一視されている。そうしてヒクソスはイルミナティに成りすまして、乗っ取ったのである。
歴史の話の戻すと、ヒクソスはエジプトから追い出されるのであるが、面白いエピソードがある。最後の王様はアテンと言う名前だった。彼はエジプトにいたとき、妹と結婚して、いつも裸のまま、庭で楽しく、気持ちよく過ごしていたという。その裸の天国のようなガーデンのアテンと言う意味から、ガーデンのエデンの楽園から追い出されとなった。つまり、ヒクソスの王様の歴史がいつの間にか、一神教であるキリスト教の中心的伝説になったのだという。この人たちがエジプトから追い出されて、ユダヤと言う国を作った。そしてユダヤでも追い出されて、ウクライナに行ったのである。ユダヤの国で奴隷にしていたヘブライ人は見捨てて、カナンの地に残し、ヒクソスだけがウクライナに行って、今度は別の「ユダヤ人」を作ったというのである。(ベンジャミン氏)
ヒクソスはどんな権力でもうまい具合に潜り込む。そういう技術や能力を持ている。さらに暗殺と賄賂で社会を乗っ取る技を持っている。
現状に目を転じると、現在進行中のシリア泥沼内戦は、ユダヤ人の領土野心が原因である。なぜ、ユダヤ米国は、シリアの反体制派に肩入れし、子飼いのパン・ギムン国連事務総長を使って国連決議までしてシリア政府を叩くのか? ユダヤ人たちは、旧約聖書で預言されている「大イスラエルの建国」の実現を企図している。「大イスラエル」とは東はユーフラテス川、西はナイル川までの広大な地域で、いつかはユダヤ人の手中に落ちると信じている。既にユーフラテス川の西側は、ユダヤ米国のイラク侵略でユダヤ人の手中に落ちた。北部クルド人地域の油田権益は、米イスラエル二重国籍者が奪取済みである。そしてクルド人の中に少数存在するユダヤ教徒が、この地域の支配者となっていく。そうなると次はシリアが欲しいのである。シリアにユダヤ傀儡政権を誕生させれば、残りは、エジプトのシナイ半島である。これらの地域で反政府運動をユダヤCIAが惹起しているのは、イスラム原理主義政権を次々と樹立させてイスラエルと対立させ、ヤラセ戦争で叩き潰した後にはユダヤが支配するというシナリオがあるからである。オサマ・ビン・ラディンが隠れユダヤ人である以上、サウジの王族も「隠れユダヤ」なのである。
もともとのユダヤ人、ヘブライ人は太陽の神を拝むエジプト人の奴隷だった。その太陽神をヒクソスは一神教に摩り替えて、自分たちの奴隷にした。ユダヤ人がやっている「割礼」は、奴隷の証拠であり、家畜の証明である。だから、ユダヤ人の後ろに隠れているのは、人間を家畜化する技を持っている馬賊であるヒクソスなのである。ヒクソスの神である悪魔、セットのサタンは、遊牧民族の神なので、儀式で必ず生贄、血を求める、
ブッシュ、ロックフェラー、クリントンもユダヤ教徒ではなく、サタン崇拝のヒクソスである。とにかく悪魔崇拝、サタンと言う悪魔を崇拝する上級階級が問題なのである。