(20)「テロ戦争派」VS「温暖化派」
ディープ・ステイトは、必ずしも一枚岩ではない。
大別すれば欧米を拠点にした2大勢力が存在している。
アメリカを根拠地にするのが「テロ戦争派」である。その陣営はロックフェラー家とブッシュ家が中軸となる。
ロックフェラーは石油を中心としたエネルギー利権を牛耳っている。その石油利権を管理しているのがサウジアラビア王家、更には軍事拠点としてのイスラエルが存在する。
エネルギー利権を支配するには、戦争が不可欠である。その戦争を起こす方法がテロである。自作自演のテロを起こし、戦争を仕掛けて利権を奪い取る。火付け盗賊ゆえに「テロ戦争派」と名付けた。
このテロ実行部隊を管理しているのがブッシュ家である。テロ実行部隊の別名は「ナチス派」という。
第2次世界大戦後、敗戦国となったドイツ、日本、台湾(国民党)の敗残兵を使い、世界中に配置し、国際的な犯罪ネットワークを構築した。ドラッグ、武器、人身売買と言った非合法活動とテロの実行部隊にしてきた。その司令官がブッシュ家なのである。このナチス派と深い関わりがあるのが、サウジアラビア王家とイスラエル、正確に言えば、シオニズムを信奉する「ユダヤ狂信派」である。
わかりやすい例でいえば、IS(イスラム国)である。ISの母体はナチスドイツがエジプトに造った「ムスリム同胞団」であり、戦後、アメリカのブッシュ家が管理、「イスラム過激派」に仕立ててきた。
そうしてユダヤ狂信派たちのイスラエルと戦争を起こしては、中東の利権を奪い、それをサウジアラビア王家が管理してきたと言う構図となる。
次にヨーロッパを根拠地にするのが「温暖化派」である。その中核は国際金融マフィアのドン、ロスチャイルド家である。これにヨーロッパの王族、さらに「黒いバチカン」の異名をとるイタリア・フリーメーソンのP2ロッジ、別名「イルミナティ」がある。P2ロッジは一神教の影の支配者でもある。
この両陣営は「このまま人口が増えすぎると地球環境が汚染される」点で一致してきたが、その処理方法を巡って対立することになる。
そのきっかけとなるのが、2000年のアメリカ大統領選挙である。ここでアメリカ派閥のジョージ・W・ブッシュ(ベイビー・ブッシュ)とヨーロッパ派閥のアル・ゴアが激突する。
それはディープ・ステイト同士の争いでもあった。大統領選を代理にして2大派閥に別れた結果、「人口の9割を間引いて殺害する」という人工ハルマゲドン計画を「公約」にしたベイビー・ブッシュと二酸化炭素課税を公約に掲げ、その裏では「エリート以外はチップを埋め込み、断種をして家畜化すればいい」と企んでいたヨーロッパ派から支援を受けたアル・ゴアが争い、最終的には実行行使にでたベイビー・ブッシュが勝利する。これで両陣営は決裂していき、以後、対立を深めていく。
とはいえ、支配者たちが支配する人々を殺して利益が出るはずはない。このようなことも判らなくなったのは、悪魔を崇拝するサタニストの存在があった。遊牧系の特殊な価値観を持つハザールは農耕民族をシープとピープルの造語「シープル(羊人)」と呼んでサタンの生贄にしてきた。このサタニストが両陣営に広がったことで、ディープ・ステイトの闇に部分となっていくのである。