（２７）悪い想念が悪い細胞を作る～言霊で病気を治す
船瀬「癌について、我慢強い人が癌患者になるんですよ。要するに、溜め込んじゃうから。」
秋山「そう。癌患者さんて、一見いい人が多いんですけどね。一見なんて言うと語弊があるかもしれませんが、それで治療していくと、例えば文句を言いだす方がいらっしゃったり。」
船瀬「体の中に、不満をため込んでいる。」
秋山「ただ、感情を出せるようになるのはいい傾向なんです。ハーネマンは、病気の治癒は、初めに気持ちが軽くなるという所から治癒が始まると言っています。」
船瀬「いい言葉だね。」
秋山「初めに意識の変化があるんですよ。意識の変化が上流で、そこが整ってくるといい流れができる。物質化するまでちょっと時間がかかるんですけどね。だから、結果としての癌細胞をいくら取ったとしても、エネルギー場が残っていたらまたできるし。」
船瀬「悪い念が悪い細胞を作っている。」
秋山「そう。そこを取ったら、別のところで作ろうとする。」
船瀬「頑固な人って言うのは癌になりやすい。」
秋山「癌って言う言葉は、言霊が固いからそれを「ポン」って言い変えようって言う働きがありますね。」
船瀬「筑波大学名誉教授の村上和雄先生も「笑いの伝道師」として有名なお医者さん、昇幹夫先生も言っている。」
秋山「昇先生も、乳癌じゃなくて乳ポンって言いなさいって。パピプペポって軽い波動だから。癌の細胞って固まっているから、軽い波動で融解させる、みたいな。波動療法なんですよ。」
船瀬「ポップコーンとか弾んだ気持ち良い響きなんですよ。」
秋山「それだと気が軽くなる。言霊で病気が治るなんていくらでもありますよ。」
船瀬「そうそう。だから乳癌の人に乳ポンって言ってごらんって言うのんです。気が軽くなるからって。やっぱりね。癌患者になる人は本当にパターンが決まっているんですよ。神経質で、真面目で、頑固で、怠けることが嫌いな人。」
秋山「頑張り屋さんで、感情を出さないんですよ。」
船瀬「ひたすら耐える人。これは完全に癌になっちゃう。逆な人はなりようがないんです。」
秋山「なりようがない。好きなこと何をやっても、どんなもの食べても、タバコ吸っても、お酒飲んだって、ならないんですよ。」
船瀬「もう好き勝手やりまくる。周りは迷惑だけど本人は毒が溜まらない。１０５歳まで生きた聖路加病院の日野原重明先生は、長生きするに決まってるって周りは言っていたよ。いつも怒りまくってんだもんって。周りの人間が寿命を縮めてんだよって。凄い我がままだったらしいよ。だからストレスが溜まんないわけ。」
秋山「僕の祖父、西村孝次と言う文学者ですけど、９６歳まで生きて、しかも病院じゃなくて介護施設で亡くなっているんです。亡くなる３日前まで酒飲んでいてね。ある時、私が一人暮らしの江戸川アパートで司法試験勉強をしていた頃、夜中の１２時くらいにドンドンとドアが鳴ってね、開けたら、９０歳を超えた祖父がいたんです。明治大学の同窓会があって、酔っ払って昔住んでいたアパートに、帰巣本能で帰ってきちゃったわけ。玄関で倒れて、柱に頭ぶっつけて、大丈夫かな？と思いつつ、しょうがないから座布団敷いて寝かせたわけです。そしたら、朝４時ぐらいに鼻歌が聞こえてきて、フンフンフンとか言ってるんです。」
船瀬「元気な爺さんだよ。」
秋山「「どうしたの」と言うと、「二日酔い」だという。「こういう時は迎え酒をすると良い」とか言って、前日は参加者全員と１杯ずつ飲んだんですって。「何人いたんですか」って聞いたら、「７０人くらいかな」とケロッと言っていて。」
船瀬「それはいいことですよ。素晴らしい。」
秋山「それも日本酒ですからね。もうお酒が原因で祖母とも別居しちゃったような話なんです。私が物心ついたときには別居していて。」
船瀬「それは豪傑ですよ。」
秋山「９０歳過ぎても散歩は毎日、１０キロぐらいはしていました。」
船瀬「それは簡単に死なないよ。」
秋山「剣道もやっていて、竹刀降ってね。あと、「私は恋している女性がいる」んだって。」
船瀬「それが無きゃダメ。」
秋山「そう。花束を贈ったんだとか言っているわけ。」
船瀬「最高だね。」
秋山「私の母が食事運んだりしていたんですが、都合の悪いことは聞こえなかったんですね。こっそりタバコ吸っていたんだけれど、うちの母には「タバコはやめたよ」なって言って。」
船瀬「いい意味で、不良じゃなけりゃ駄目なんですよ。「不良のすすめ」って本書きたいくらい。」
秋山「でも、ありがとうって言葉もよく使っていた。何でもありがとう。」
船瀬「いいことだね。不良だけれど、心優しき不良なんだよ。」
秋山「はい。すごくいいものを見せてもらったなと思っています。」