(26)薬害をレメディが解毒する!
船瀬「いいお医者さんとかいい薬とか、みんな必死で探している。だけど永遠に手に入らない。」
秋山「現代医学がみんなにとって都合がよかったのは、病気の原因を外に求めたからです。19世紀フランスのパスツールとビシャンプの論争の時、パスツールは病原菌が病気の原因だと言いました。これに対してビシャンプは、細菌は病気と関連はしているが、原因ではなく、原因はその細菌がはびこる土壌(ソイル)であると主張した。ビシャンプは、ワインの原料となる葡萄の病気を研究していた方です。」
船瀬「それが病んでいるから、病原菌が生まれるという。だから、病原菌は2次的、セカンダリーなもの、プライマリーではないと言ったんだね。」
秋山「そう。汚れた土壌が原因であって、病原菌はそこに生じた結果であると言った。」
船瀬「パスツールは結果と原因を見誤っているとね。」
秋山「そう。ところが、自分の意識の乱れとか、生活習慣の乱れとか気の乱れ、食べ方の乱れが原因となると、自分を変えなきゃいけないわけですよ。人は、それは嫌なんです。でも、環境が悪いとか、病原菌がやって来たからとか、外に原因があったとしたら、それを兵器で退治すればいいんだと思っちゃう。」
船瀬「だから、薬薬ってなっちゃう。それで、ドクターショッピング(医者巡り)が始まるわけです。病気は永遠に治らない。」
秋山「自分を変えなくていい、薬を取ればいいというのだったら、そっちをやりたいって言う。やっぱり人の弱さがね。」
船瀬「ところがね、病気は体毒で生じるんだから、本当は体毒を出しちゃえばいいんですよ。心を冷静にして、食べ過ぎを戒めたりできればデトックスされるんだけど。体毒で病気になっているところに薬、つまり「薬毒」を足すでしょう。だから、毒+毒でドンドン蓄積されて行っちゃう。」
秋山「そう。」
船瀬「それじゃあ治るはずないのに、こんな簡単なことも判らない。」
秋山「一時は私も、強い毒が入ると、ショックで症状が出せなくなったりしていました。」
船瀬「だから、薬の効能って言うのはいわゆる「毒物反射」なんです。」
秋山「それこそ極端な話で言うと、完全に殺しちゃうと症状が出ないんですよ。」
船瀬「症状と言うのは治癒反応ですから、生命力の現れなんですよ。症状も出なくなるって言うのは危ない状態です。」
秋山「そうなんです。症状と言うのは治ろうとしているリアクションなんです。例えば、喘息とアトピーで悩んでいた北海道の4歳の男の子がいて、砂糖玉を水に溶かすことから始めてもらったんですね。これが2011年の3月。」(アトピー症例の写真を見せる)
船瀬「これはかわいそう。」
秋山「結構酷くなった感じでしょう。公転反応ですよ。全身に出る。でもこの段階で、喘息は治りました。喘息の方が病理が深いんです。呼吸が止まると死んじゃいますからね。でも、アトピーは死ぬこど辛くても死にはしないんです。これが3月の初め。(次々と症例の写真を見せる)3月の終わりごろで落ち着いてきた感じ。」
船瀬「出尽くした感じだね。」
秋山「これが4月。ちょっと顔つきがお兄ちゃんぽいでしょう。5月にはもうお腹がきれいになったでしょう。プールに行けるようになったそうです。そして8月に完治しました。」
船瀬「顔つきもしっかりしてきたね。」
秋山「3か月分のレメディを2回、選ばせていただきましたが、それで完治しました。レメディは、完治するともう要らなくなります。肌もつるつるとしてね。これが1年後、北海道講演会で再開したときの写真です。」
船瀬「しっかりした顔つきになったな。」
秋山「小学生になったけど、少しも再発がない。いろいろなお子さんを見て来ましたが、この子は酷いでしょう。4歳で血液の汚れの病気なんですよ。何で4歳でここまで汚れているのかと。」
船瀬「お母さんの体が汚れていたんだな。」
秋山「予防接種打った後、アトピーが始まって、そこにステロイドを塗った後から喘息が始まったと。だから典型なんですよ。」
船瀬「連鎖だね。」
秋山「はい。予防接種だけじゃ、ここまで酷くならないって言うのが、私の経験則です。」
船瀬「連鎖反応」
秋山「この子はお母さんが不妊治療を受けていて、沢山ホルモン注射を打ったって言う。」
船瀬「それは最悪だな。」
秋山「頬が酷いでしょう。私は中国医学の最低限の知識は持っているので、この様子を見ると、ホルモン剤の害だとすぐわかるんです。例えば、女性ホルモンが荒れて特にサドル型になっていたら、子宮卵巣系の病気があるわけですよ。薬害だというのは見てわかりますから、聞いてみたら、やっぱり、これはホルモン剤から来ている。」
船瀬「そうか、不妊治療でホルモン剤打つのか。」
秋山「いや、バリバリですよ。」
船瀬「バリバリか、女性ホルモンでしょう。」
秋山「そうです。」
船瀬「発癌性あるよ。」
秋山「そうです。ホルモンって、本当は月と同期してたりとか、リズムで働いている所だから、それに人工的なものを入れると大自然のリズムが狂うわけです。」
船瀬「単なる毒に過ぎないね。」
秋山「いや、もっと酷いですよ。」
船瀬「猛毒ですね。」
秋山「だからその毒を出していったわけです。ホルモン剤のレメディとステロイドのレメディ、抗生物質のレメディ、それで解毒するんです。」
船瀬「皮膚が一生懸命排泄しているわけですね。皮膚は排泄器官だから。」
秋山「肝臓や腎臓も働きますからね。毒素を溜めやすいとか、遺伝子的なものだったりとか、傾向もありますね。お母さんは北海道で長男の嫁になって、いろいろ言われてストレスが凄かったようです。反発するようでしたら、病気にならないんだけど。」
船瀬「溜め込んじゃう。」
秋山「そう。感情を出せないって言うのは、毒素を出せないって言うのと実はリンクしているんです。」
船瀬「子供が引き受けちゃっているわけね。」
秋山「お母さんが不妊治療で体がボロボロになっているその様子を天から見ていて、この子はお母さんを救おうとお腹に飛び込んだわけです。胎児である自分に毒素を引き寄せて、出産することでお母さんを救ったんです。」
船瀬「親の因果が子に報うってやつだね。」
秋山「だから、こんなに酷くなっているんだけど、彼は彼で、早いうちに私(秋山)と出会うことをきっかけに自分の体をきれいにするとともに、こうした情報を提供して、皆さんを助けるって言う計画をして来ているわけです。生まれる前からね。」
船瀬「お母さんを救うために生まれてきたようなものだな。」
秋山「まさにそうです。」
船瀬「水俣病の悲劇がそうだよ。子供産むとお母さんがきれいになって。」
秋山「そうなんですよ。顕著ですよね。」
船瀬「有機水銀が赤ちゃんにいって、完全な脳性麻痺になっている。あれ、一種の排毒ですよね。」
秋山「そうです。池川明先生も、出産は最高のデトックスと言っている。」
船瀬「そういうことだ。全部赤ちゃんにいっちゃうわけだ。」
秋山「感情もそう。出産のときに、ワーとか絶叫したり、ああいうので結構悪い感情が排出されるんですって。もう、心身のデトックスになるらしいですよ。」