(21)船井幸雄先生、甲田光雄先生の英知を引き継ぐ
秋山「高野山の厳しい修行を終えられて尼僧漫画家でやっている悟東あすかさんって人がいるんですけれどね。この方は、会った人の魂の絵を描く。私の絵を描いたらデビルマンみたいに描いてくれた。」
船瀬「確かに、なんか目にいい力がありますよ。」
秋山「まさに自分のデビル性を思い出して、それで、だんだん力が戻って来て、声なんか「あわのうた」歌っても力強くなりましたねって、数か月前に会った人から言われるんですよ。」
船瀬「この人はよく見ているね。善とか悪が見事に混在している。」
秋山「そう。こっちも、近寄り過ぎると火傷するぜ、みたいな感じがあって。この間も亭田さんと言う先住民の所を回って来て映画を作っている方とコラボしたんですけど、私がちょっと闇の話をしたら、生き生きして来るわけですよ。私の目を見て、確かに闇ですね、行き過ぎないで下さいねって。」
船瀬「かっこいい。」
秋山「でも、その亭田さんと5月に初めてご一緒してハグしたときには、先住民の長老の空気を感じましたとかも言ってくれたんです。そこから闇が開いちゃったからね。だからやばいんですよ。」
船瀬「光りも果てしないけれど闇も果てしないからね。だって、両方があっての存在だから。」
秋山「はい。このように周りの方々は私に優しいわけです。闇の私を励ましてくれて。」
船瀬「だけど、調和は作ったものに現れてる。この綿棒アートに見事な調和性がある。普通、心が乱れていると、こうは作れない。」
秋山「全部、内面が出るんですよ。」
船瀬「出るから面白いんですね。見事に調和性が出ているから、これは、病院とか、あと老人ホーム辺りに置くと、凄い気のエネルギー出して元気を与えるんじゃないかな。」
秋山「本当にそうです。綿棒ワーク、みんなでやっているでしょう。初心者の方も多いんですが、みんな顔つきが変わってくるわけ。全体のエネルギーが凄く上がって来て。」
船瀬「エネルギーが調和性を作るんだね。体の中の乱れたエネルギーが浄化されて調和する。これについて、本とか出ているんですか?」
秋山「さっきお話した神聖幾何学の本が出始めてます。この間、私がトッチさんと磯正仁さんを船井幸雄先生が残された人間クラブにつないで、インタビューが行われました。私、船井幸雄先生とは生前お会いできなかったんですけど、亡くなられてから妙に親しくてですね。」
船瀬「聞いています? 小林健先生のこと。」
秋山「ああ、聞きました。いろいろと、」
船瀬「1984年の夏かな、森美智代さんとかとニューヨークに行ったとき、小林健先生のところへ1週間下宿したんですよ。僕が泊まったのは地下のとてもしゃれたお部屋だったんだけど、朝4時くらいにトイレに起きたら、上で健先生がアハハハハって笑って誰かと会話してたんですよ。ああ、そうですか、なんて言って。夜中の4時過ぎに来客?」
秋山「怪しいね。」
船瀬「不思議に思いながらもまた寝たんですよ。そしたら、翌朝「ああ、船瀬さんおはよう、いや、昨日は余り寝てないんだよね」って言うわけ。それで、「明け方にお客さんが来たんですか?」って聞いたら、「あれはね。亡くなった船井先生とずっとしゃべっていたんだよ」って。「時々来るもんだから、話こんじゃうんだって。甲田光雄先生ともよく話す」とか言っていたな。」
秋山「甲田先生の英知を伝える役目も、ある人を介して回って来てます。凄く繋がっているんですよ。」
船瀬「「昨日、甲田先生、なんか茶色い上着来ていたな」とかいうんだよ。」
秋山「甲田先生も、凄い人ですね。亡くなる直前のDVD見せてもらったんですけど、凄い迫力、すごく若い。だから、全然病気で死ぬような感じじゃないんです。タイミング計って、生まれ変わるためにあちらに還った、という事かなと思える。」
船瀬「甲田先生、有名な方ですよね。」
秋山「そうです。少食健康で世界的にね。それこそノーベル賞は、本当に甲田先生がもらったらいいんですよ。森さんの永遠の師匠だしね。」
船瀬「そうです。森さんのこと、仙人2号って名付けたって言うんだよね。ほとんど食べなくても生きてるからって。」
秋山「森さんも青汁飲んでいるけれど、本当は青汁もいらないんですよ。だって、栄養学って、生命を維持するのに最低50カロリーは必要と言うけれど・・・。」
船瀬「青汁飲まなくても飲んでも変わらないよね。」
秋山「でもそれは、甲田先生が病気を治してくれたことがありますからね。」
船瀬「先生の恩があるから続けている。」
秋山「甲田先生が「少食が地球を救う」って言っていたから、森さんも言っているんですよ。」
船瀬「まあね。弟子だからって言う感じですね。」