(17)悪の体験から学ぶー戦争と医療の地獄の終焉
秋山「誰でも気は出るんです。特に上江洲先生は「アジナチャクラ(眉間の奥)とハートチャクラさえヒーリングすればいい」っておっしゃられたので。結構現代人は、頭の張りが強いんですよ。頭で考えてしまうから。」
船瀬「上気するってよく言うじゃないですか。あれ、本当に上がるんですよ。気が上に上がる。舞台でも、気が落ち着いてればいいんだけど。「アガル」とはよく言ったもんだ。」
秋山「それと、いいのが、足の指で地面をつかむ。」
船瀬「それは大事なことですよ。」
秋山「これ、空手の三瓶啓二先生から教わりました。」
船瀬「分かります。武道の原点、極意ですよ。」
秋山「それを、健康相談のクライアントさんに教えてあげたらすぐに、包丁を使うコンテストで1位になりました。」
船瀬「肚で使いなさいってことね。全てを。原稿を書く時にも肚で書きなさいと。包丁使うときも肚で。名人、達人って言うのは、全てを肚でやるんですよ。」
秋山「日本語には腹を大事にした言葉がある。「腹が座る」とか、「腹が立つ」とか、「腹を割る」とか、「腹を決める」とか。西洋人は頭なんです。」
船瀬「そう、だから西洋の文明って言うのは、やっぱり知識に偏り過ぎている。東洋は直感でしょう。」
秋山「ガットフィーリングって言うんです。」
船瀬「そう。セカンドブレイン。「腸は第二の脳である」は、もはや医学の常識ですよ。日本人は昔から気付いていた。「腹で考える」「腹を割って話す」「腹黒い」などなど。私はもう1回、近代の人間を問い直すべきだと思っているんですよ。モダニズムって言うでしょう。19世紀、20世紀と、200年ぐらい、産業革命以降から近代って大まかに言われているけれど、近代主義(モダニズム)の正体は帝国主義(インペリアリズム)ですからね。帝国主義って言うのは、強い国家が弱い国家を侵略し、騙し、奪い、殺戮し、奪いつくす。大きな強い民族が弱い民族を侵略する。はっきり言って、民族とか国家による強盗殺人なんですよ。でもそれじゃ格好が悪いから、ごまかすために自由、平等、博愛でモダニズムだって言う言い方に変えたんです。「自由」と「平等」と「博愛」って言うのはフリーメイソンの3つの合言葉だ。けれど、僕はそれは3つの羊の面だって言ってるんですよ。「自由」と「平等」と「博愛」をはいだら、下に狼の顔があるってね。」
秋山「それこそ正義って言う名のもとに、どれだけむごいことがなされたか。」
船瀬「フリーメイソンとか秘密結社とか陰謀論、都市伝説って言う人もいる。けれど、現に存在していた闇の勢力が、急激にフェードアウトしていくような気がしているんですよ。」
秋山「そうですね。」
船瀬「無力化していく感じがあります。だから、いい時代が来るんじゃないかって。」
秋山「体験から学ぶっていう事だと思います。悪の体験から学ぶって言う、やっぱり避けられない進化の道だったんですよ。でも、もう十分学んだでしょう。」
船瀬「学んだね。戦争と医療が典型ですよ。地獄を現実に作っちゃったわけだから。人口削減と金儲けが目的だったけれども、もうそれは終わったんじゃないかって僕は思う。希望的観測でも思う。朝鮮の融和もそうだし、パレスチナとイスラエルの和解もそうだし。急激にそれが進み始めている感じがする。」
秋山「そっちに進み始めるためには、一度、極に触れる必要があるんですよ。中途半端だと戻りがちょっとになる。もう本当に極まったってことですね。」
船瀬「だから、そこまで残虐な行為をやりつくしたら、もういいじゃないか。もう十分に学習したでしょうってこと。医療も戦争もね。」
秋山「崩壊って内部からするんですよ。だから金融も、外から潰そうと思っても固まるだけなんですね。」
船瀬「凝縮するんだよね。」
秋山「そう、凝縮する。結構、結束強くするけど、内側から嫌気がさしてきて自己崩壊するんです。」