(16)真人は光によって生きる
船瀬「スピリチャル的な本当の時代に入ってきましたね。精神的なものが物質化、現象化して目の前にあるって言うのが、本当にある意味で感動だね。」
秋山「船瀬先生の本質をすぐに見抜いてしまう眼力と、適切な表現力には舌を巻きますよ。天才ですよ。」
船瀬「ここの綿棒アートは、病室に置いておくだけで病気が治ります。僕にははっきりわかる。」
秋山「でしょう?」
船瀬「分かります。見るだけで気が統一されていくから。乱れていた気が統一されていきますよ。」
秋山「そういうところなんですよ。だから、これこそ学校教育に取り入れたらいいし、老人ホームで取り組んだらいいし。」
船瀬「見なくても整うんです。」
秋山「波動だから、CHIEさんの絵もそう。盲目の人がCHIEさんの絵の前に立って、涙を流すんですから。音も光も実はバイブレーションです。別に光は目で見ているだけじゃないんですよ。音も耳で聞こえているだけじゃない。」
船瀬「あとは、具体的に聞くのが松果体ね。ユガでは松果体は「生命の座」と呼ばれているんですね。生命の中心と言う意味です。宇宙の波動(プラナ)を受け取るアンテナでもある。」
秋山「ドルフィン先生はそこに注目して「松果体革命」を書かれた。」
船瀬「そうそう。だから波動は、目を閉じていても眠っていても響く。松果体はアンテナなんだね。」
秋山「はい。ドルフィン先生が、対談の時に、私の松果体を見てくれました。」
船瀬「アンテナ具合を見るわけだ。」
秋山「私のことはアッキー先生と呼ばれるんですが、「アッキー先生の松果体は大きいですね。しかも呼吸によって縮みませんね」とか言われました。つまり、呼吸の時に、吸うと縮まって、吐くと広がるみたいなのがあるらしいんですけど、それがほとんど変わりませんねって。」
船瀬「じゃあ、相当高性能なアンテナが完成しているわけですよ。」
秋山「ドルフィン先生は、ケイ素、シリカなどを大事に取りなさいとか言われているけど、私の根本体質は確かシリカだったんです。だから、虚弱体質でもあったんですけど、炭素ベースからケイ素、クリスタルベースになって来ると、要は半導体だから、光を受け取り安いんですよ。クリスタルって言うのはね。」
船瀬「クリスタル(水晶)は・・・・ね。」
秋山「そういう事なのかという気がしています。私たちの体の方向性が段々クリスタル化、水晶化してきているんですよ。別に私が特別なのではなく、地球の方向性なんですね。ジャスムヒーンさんも、みんなそのうちに光で生きていけるようになるから、逆に今のうちに食べ物を楽しんでおく方がいいよって。」
船瀬「私の沖ヨガの沖正弘先生から指導を受けて、先生の本を20冊くらい読んだんだけど、「真人は光によって生きる」ってあったんですよ。真の人間は、最後は光によって生きるようになるって書いてあって、僕、それを読んだときに、これは一種の喩えだろうと思っていたら現実だったね。驚きましたよ。プラーナの話ではそういう事なんだと。もう食べ物のエネルギーじゃなくて、まさに宇宙の波動のエネルギーで生きる。だから、沖正弘先生はユガの究極の真人なんです。」
秋山「そうですね。ヨガではプラーナと言う言葉。」
船瀬「うん。完全にプラーナ・・・・宇宙エネルギーです。」
秋山「食べ物は器で、食べ物という器に乗っている生命エネルギー、生命波動をいただいているわけですよ。日本人はそれを分かったうえで、いただきますと言うわけです。あなたの命をいただきます、私の命と共に生きてくださいという言霊なわけですね。親からも厳しく、コメ1粒1粒には命が宿っているからと言われる。残さず食べなさいって言われても、器まで食べる人はいないでしょう。でも、ちょっと視点を変えて食べ物を見ると、食べ物と言う器に命の光、命のエネルギーが乗っているわけですよ。」
船瀬「それで、お母さんの手料理はエネルギーが乗っていて美味しいんですね。プロの料理人でも、僕はある大阪のお店でおむすびを食べましたが、その香りが驚くような感じなんですよ。その調理法は、彼が言っていたね。1粒1粒ピッキングして、すすぐときも愛をこめてすすいで、炊くときも、お茶碗に盛る時も、気を込めてているって。」
秋山「そう。」
船瀬「こんなにうまいおにぎり初めて食べたってくらい。」
秋山「佐藤初女さんがそういう風にされたみたいですね。佐藤初女さんから習った方のワークショップで、おむすびを作るというのがあるんですよ。」
船瀬「気がこもるんだよね。」
秋山「そう。丁寧に、丁寧に、気がこもるんです。」
船瀬「味が全然違う。物凄く美味しかったんです。」