(12)「神聖幾何学」の図形波動で、生命波動がスイッチオン!
秋山「志賀一雅先生と言う方がいらっしゃるのですが、50年もの間、松下幸之助さんのお弟子さんでいらして、松下で脳波の研究をしていらして、その集大成として2018年4月に本を出されたんですよね。」
船瀬「脳波の第1人者ね。」
秋山「そう。その方が注目しているのが、10ヘルツのミッドアルファ波と、7・83のスローアルファ波。スローアルファ波のことはシータ波と言ったりしますよね。2016年の8月に、志賀先生が私の事務所に来て、私の脳波を測ったんです。「プラーナだけでなぜ生きられるのか」と言うような対談をして。彼の頭にも私の頭にも脳波を測るバンドを巻いていました。そうしたら、私の脳波が、好きなことに夢中になっている子供の脳波と、何も考えていない赤ちゃんの脳波と同じように出ていたというわけなんです。」
船瀬「いいね! 素晴らしい!最高じゃないですか。「遊びをせんとや生まれけむ」っていうやつだよ。最高の脳波ですよ。」
秋山「志賀先生によると、10ヘルツのミッドアルファ波だと、例えば演奏しても、うまいねって感じるらしいんですよ。それが赤ちゃんのように無心になると7・83ヘルツが出て来るそうです。」
船瀬「あれ、「地球の固有振動」シューマン共鳴の最初の山なんですよ。」
秋山「そう。地球の持っている波動です。そうなるとね、うまいとかじゃなくて自然と涙があふれて来るみたいになるんです。」
船瀬「分かります。だから無心と言うのは最高ですね。禅もそうじゃないですか。僕は韓国の禅の坊さんと付き合っていてね、有名な沖ヨガ道場なんかに行くんだけど。皆なんで禅寺に入るかって言ったら、無心になりたいからですって。でも、これじゃ永遠になれないわけよ。だって「無心になりたい、無心になりたい」って思うこと自体が無心じゃない、という事。赤ん坊は、まずは無でしょう。」
秋山「瞑想の時に難しいのは、雑念が生じないようにと言う雑念が生じちゃうこと。」
船瀬「考えたらあかん、考えたらあかん、って考えている。もうコントの世界ですよね。」
秋山「そこでいいのは、綿棒アートなわけですよ。綿棒は「こことここを調和でつなげて」って言う瞑想のようなもので、余計なこと考えないですからね。」
船瀬「コンセントレーション(集中力)ですね。」
秋山「そう。しかも扱っているのが生命波動なんです。」
船瀬「いわゆる思いが結晶化して行くというのかな。面白いね。」
秋山「三角ベースが基礎の形なんですけど。ベクトル平衡体です。」
船瀬「なるほど・・・。それは「神の意志」つまり、宇宙の基本原理なんだ。」
秋山「それから、一辺の代わりに4本を束ねて作る様になりました。形はそんなに難しくない。しばらくそれを作った後、五角ベースを作りたいと思って、見本もないのにできたんですね。嬉しかったですね。自分で作った時には。」
船瀬「自然界で結晶して行くじゃないですか、水とか鉱物が。それと同じなんだろうね。」
秋山「そうなんです。この五角形って水なんですよ。」
船瀬「水ですね。結晶体は無心である。だからやっぱり、結晶構造を作る波動と通じているんだろうね。」
秋山「そうです。赤い正四面体を中心にしてプラトン立体が入れ子になっている綿棒アートがあるんですが、磯正仁さんが作ってくれたものです。2018年9月3日はロータス事務所10周年で、そのお祝いでくださいました。正四面体の火のエレメントの次にある正八面体。これは風のエレメントなんです。その次にある立方体、これが土のエレメントなんです。その次にある正二十面体、これが水のエレメント。その外側にある正十二面体、これが電気のエレメントで直霊(なおい)なんですね。実はこれ魂の構造なんです。」
船瀬「宇宙の構造でもあるよね。」
秋山「そうなんです。これ実は、空間のいたるところにあって、私たちの内側にもあるわけですよ。だから私も、教わらなくてもこういう形が作れるんです。内観瞑想と同じなんですよね。綿棒と向き合っているというのは、それで、内側から自然と出て来るらしいんですよ。逆に自己流だから面白くて、どんどん次を作りたくなっちゃう。」
船瀬「波動が乱れると結晶が乱れるでしょう。だから相当、意識が統一されている。」
秋山「今、ワークショップを始めているんですけど、初回でも大体2つできるんですよ。その1つを、平面で見たのが六芒星です。」
船瀬「六芒星か。伊勢神宮にもある。」
秋山「正三角形2つで六芒星ですけど、立体になると、正四面体が重なっている形になるわけです。すると八芒星になる。これがマカバと呼ばれる形。他にもシードと呼ばれる形。ベクトル平衡体。神聖幾何学だと同じ形になるんです。神聖幾何学では決まりごとがあって、ある視点から見て同じ平面図形が出て来ると、同じ立体とみなすという決まりがあるんですね。ここに、違う視点から見ても、同じ正方形に見える綿棒アートがあります。綿棒の数も36本と同じなんです。これが実は、周波数が同じという意味なんですね、形は周波数なんです。それじゃ何が違うのかと言うと方向性が違う。吸い込む形と吐きf出す形。陰と陽。男女。」
船瀬「面白い。幾何学が生命につながるんだね。」
秋山「そうなんです。それを組子で作ってみました。金色で作ったものと、マカバが銀色です。」
船瀬「合体しているじゃない。」
秋山「陰陽です。」
船瀬「陰陽だね。これは面白い。」
秋山「これ結構会心の出来で。私の健康相談のクライアントさんが、金に塗った綿棒36本と銀に塗った綿棒36本を送って来て、それで作ってくださいと言われたんです。その頃の私は、この組んだ形を何も考えなくても作れるようになっていたので、もう届いた瞬間、作り始めました。」
船瀬「凄い。「無知の知」、完全なる直感力ですね。」
秋山「2018年8月3日に健康相談できた40代前半の女性がいたんですけど、悪性リンパ腫で、肺には胸水が溜まり、お腹には腹水が溜まっていました。呼吸が苦しくて息をゼーゼーしてました。」
船瀬「それは重傷だ。完全なる末期だね。」
秋山「全身が腫れ上がっていて。」
船瀬「相当危ない。」
秋山「その方に、この形に組んだアートをあげたんですよ。その方は布団の中から毎日見ていた。そうしたら、9月10日に来たら元気になっていたんです。胸水も腹水も取れて、腫瘍マーカーの数字はぐっと下がって。」
船瀬「神聖幾何学の図形波動で、その方の生命波動にスイッチが入ったんだな。」
秋山「はい。」