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波動と断食が魂の文明を起こす(10)

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(10)吉野安基良さんとアマゾン熱帯雨林に行った理由

船瀬「世界が平和の方に動き始めたね。」

秋山「本当ですね。」

船瀬「朝鮮半島もそうだし。」

秋山「本当ですね。私も矢作直樹先生と並木良和先生の対談の時に聞いたんですけど、「ロシアのプーチンが闇の方から光の方に動き始めた。それによって金融をいろいろ仕切っていた人たちで内部分裂が始まって、自分たちだけ良ければいいって言うのはやめようという方向性が現れた」そうです。」

船瀬「秋山先生が、そういう動きのキーパーソンになったのは、やはり、天の配剤のような気がします。やはり、先生は選ばれたのでしょう・・・。あと、戦争起こして稼ぐのはやめようという雰囲気になってきたね。」

秋山「そうそう。それこそ震災の2011年3月11日の時と同じくして、ロックフェラーの方々が力を失ったって聞いたわけですよ。」

船瀬「そう、急激にね。もう闇の勢力が支配する時代じゃないんだよ。インターネットでも、すぐに悪事は露見、拡散するでしょう。」

秋山「ある世界の首脳会議に、いつもは呼ばれるロックフェラーに声がかからなくて、ヘリコプターで乗りつけたけど相手にされなかったって聞きましたよ。」

船瀬「ありました。ビルダーバーグ会議かな。闇を支配していた人たちが急激に力を失っているんですよ。」

秋山「それと、アマゾンの熱帯雨林で全く電気の無い村に行ったんですよ。1週間かけて、奥地まで、星空がすごくきれいで、天の川もはっきり見えていました。昔の人は、天の川のことを天の背骨と言ったそうですが、それくらいはっきり見えていたんです。ところが、今は電気を使うようになって、空気が汚れて見えなくなってしまった。」

船瀬「空気が澄んでいるってことだろうね。」

秋山「はい。これ三脚なしで手持ちで撮ったんです。もう感動して、この感動をみんなにシェアしたいって言う一心で撮ったんです。」

船瀬「三脚なしじゃ、普通無理だと思うけどね。」

秋山「流れ星が写っているんですよ。ハーフサイズのカメラで24ミリF1・4のレンズで撮ったんですけど。でもこれも、やっぱり闇があるから光が際立つんです。初めは月が出ていたんですけど、月って結構明るいんですよね。月が見えなくなって、ここまできれいな星空になったんです。アマゾンに行ったのも不思議な事でしたね。」

船瀬「きっかけは、何で行かれたんですか?」

秋山「2010年でしたが、私に法律相談したいと大分県から見えた方がいまして。事前に資料を送っていただいた方が、時間を有効に使えますからと伝えたんです。そしたら、本の原稿が届きました。まだタイトルはついていなかったんですが、「グレートシャーマンーアマゾンからの祈り」として今は出ています。吉野安基良さんと言う方が、20年間、環境保護活動をして来た、その前半の10年をまとめたノンフィクションなんです。」

船瀬「それはなかなか魅力的だね。」

秋山「これを読めばわかるからと言って送られた原稿を読んでみたら、スケールが大きすぎて、法律相談という枠を超えていたんです。」

船瀬「法律相談じゃなくて、出版社をどこか紹介してくれって言ったんじゃないの?笑っちゃうよね。」

秋山「そうそう。出版社の紹介まで頼まれて、結局、たま出版から出ることになったんですけど、吉野さんは当時還暦ぐらいだったんですが、33回アマゾンに行っていて、1992年の地球サミットには日本のNGO代表として参加したそうです。」

船瀬「いるんだね。そういう凄い人が。ミスターアマゾンだよ。」

秋山「その活動を聞いたら、昔からすごいんです。中学の時、沖縄の女の子が米軍のトレーラーの下敷きになった時に、抗議活動を始めて、学校を超えて署名を集めました代表してGHQに抗議をしに行ったら、「何しに来たんだ?」って言われ、コーヒー出されたそうです。それで、自分はコーヒーを飲みに来たんじゃないと。」

船瀬「大した中学生だよ。それは大したもんだよ。」

秋山「その場で強制的に帰されたんですが、その様子が写真に撮られて新聞記事になったものだから、中学も退学させられて。」

船瀬「そりゃほんまもんだよ。」

秋山「その方は40年前に無農薬の野菜を作る法人を立ち上げて熊本で大々的にやっていました、」

船瀬「やり手だね。いるんだね、そういう人が。」

秋山「その方がちょうどこの間、船井勝仁さんと対談した様子が「ザ・フナイ」に載っていました。迫力のある男性です。熊みたいに。」

船瀬「凄いもんだ。そういうエネルギッシュな人がこれからは必要だね。」

秋山「いらした時の、その活動の話が凄いと思って、何かお手伝いできることがあればって言っていたんですよ。そしたら、まずは現状を知っていただくのが先決ですって言われました。」

船瀬「それで、原稿を送って来たんだ。」

秋山「そう。現場主義ですから。それで理解したので、翌年40日間アマゾンの熱帯雨林に行ってきたんです。奥地に行くまで1週間かかるから、40日と言っても決して長くはないんです。だって往復で2週間かかるんですから。アマゾンに行った後は、どこに行っても近いと思うようになります。飛行機13時間だけなら近いわ、みたいな。飛行機に乗っていても、私が水も食事もとらない者ですから、行きのCAさんが心配しまくるんです(笑い)。」

船瀬「食欲がないのは病気だからと思われちゃうわけだよね(笑い)。」

秋山「そう。水も飲まなかったから。でも帰りの便では、ちゃんと申し送りされているから大丈夫なんです。それこそボーッとしていたり、映画も5本も観れば13時間なんてあっという間ですから。」


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