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神は何を望んでいるのか(13)

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(13)苦しい環境にあるのは、皆様が高貴な魂の持ち主だからです!

 五島氏は、昔、資源探査をするために、九州の山を歩いたという。阿蘇山からずっと南の山々を歩いた。その折に、九州の山奥から凄いことが起きた。1万年とか2万年昔は、物凄い文明があったのを見てきた。北九州の方に行って、神社の結界を開いた。そしたら、写真に神社にいるいろいろな神様が写るようになった。不思議な写真を撮る写真家がその時出現して、その噂を聞いて来られたのが、ある有名な漫画家の方だという。その方が同じように写真を撮りに来られた。

 五島氏は、そういう話を一生伏せておこうと思ったというが、これを引き出したのが高島さんだという。五島氏は、こういう話をしゃべっても何の得があるのかと言うと、なんに得にもならない。それゆえ、話すつもりはなかったという。ただ一つ言えるのは、なぜ私たちがこの世に生まれてきて、なぜその人生経験をしたのか、なのである。失敗続きのまま人生を終わっていいのか、被害者意識のまま終わっていいのか、ここに人間存在の大きな秘密がある。

 五島氏は、人生相談においてよく言われたことは、「夫が働きません。子供が発達障害です。私は主婦でありながら朝、昼、晩と働くんです。なぜこんな悲惨な環境に生まれたのでしょう。先生、私はよほど前世で悪いことをしてきたのでしょうか」と。

 五島氏は答えた。「そうではない。あなたほどの偉大な魂はいません。誰がこの家を支えますか。偉大な魂だからこそ、最も苦しい環境に生まれたのです。あなたは志願して生まれたのです」

 何のためにその家に来たかと言うと、あなたでなければ救えないからである。被害者意識で今の自分を捉えてはいけない。この家を救うためにあなたが来たのである。前世で悪いことをしたから今があるという囚われから脱却しなければならない。もし前世で悪いことをしたから今があると説いたら、皆さまの魂を地獄に堕とすことになる。そうではない。苦しい環境を選んできたのは、皆さまの魂が高貴だからである。高貴でない魂でないと引き受けられないから、その環境を選んできたのである。

 わずかな人生経験の中から、何万年も生まれ変わったような尊い悟りを開くことができる。だから自信を持ってほしい。

 大宇宙が最初にできて、どの文明が最初に起きて、どういうプロセスを経てこの地球に来たかまで、五島氏は調べたという。最低4タイプの宇宙人が関わっていることがわかって来た。幸せになるためにこの地球に来たのに、過去の思い出に囚われて、この地球から脱出できずに、何年も何千年も転生輪廻を繰り返し、輪廻の輪の中にはまり込んでしまったこの地球人、故郷に戻って欲しい。故郷に戻らなければいけない。

 ケルビムと言う天使が司っているのはオリオンと言う星だが、聖書の記述が正しければ、オリオンの西の方に天国を表す星座がある。結論を言うと、オリオンの西にある星座、これがエデンを表すプレアデスだった。オリオンとプレアデスに人類文明の起源があったのである。(五島氏)

 五島氏が聖書の地図と星座図を対比、比較して到達した結論を証明する記述が旧約聖書「ヨブ記」にあったという。ヨブ記にどんなことが書いてあるかと言うと、善良なヨブと言う人がいて、朝から晩まで熱心に働いていた。ところが、全身に皮膚病ができた。そして家業がうまくいかなくなった。それを見かねた妻が「あなた、信仰心を捨てたらどうなの。信仰したって幸せになってないじゃない。あなたのできものを見てごらんなさい」と言ったわけである。全身できものだらけのヨブが何と言ったか。ヨブが答えた言葉が、やがて「夜と霧」という本を書いたヴィクトール・フランクルの哲学の基礎になった。「いいか、おまえ。私は今まで神様から幸せをたくさんもらったじゃないか。だから、不幸もいただこうじゃないか。きっと意味があるのだよ」と答えた。つまり信仰を捨てなかったのである。ヨブは最後まで信仰心を捨てなかった。最後にサタンが諦めて去って行く。そして、以前の3倍くらいの富を得たと書いてある。

 「お前はオリオンのくびきをほどけるか。オリオンの鎖をほどけるか。そしてプレアデスとの絆を取り戻せるか」といったニュアンスが書いてある。(五島氏)

 聖書を書かせたのはただモノじゃない。つまり、人類文明の基本が聖書に書いてある。歴然としている。


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