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神は何を望んでいるのか(12)

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(12)世界中の諜報機関が見逃している「南北ライン」が日本の突破口になる!

 日本には出口が無いように見える。だが、出口を見出そうとして天上界から出たのが、出口王仁三郎と言う人物である。五島氏は出口王仁三郎に非常に関心を持っていて、歴史波動と言うのを作ったという。歴史波動学と言うのを入れると、建国記念日がわかれば、100年後、200年後のその国の運命が全部予言できるという本を作ったという。出口王仁三郎は、日月神示と同じようなことを言っている。日本が窮屈になって、出口が見えない時に、神一厘の仕組みが降りるだろうと。ところが神一厘の仕組みを明かした人は誰もいない。(五島氏)

 五島氏は次のように考えている。危機的状況にある国際緊張の中で、大和民族が最後の手を打つとすれば、それは何か? 一言でいうと、世界の歴史は今まで西の方から来た。戦後は東から来た。横しか見ていない。日本は縦軸に突破口を開き、発展する。これが大和民族の復興につながる。つまり、縦軸の南北ラインを見落としている。これは世界のいかなる諜報機関も情報機関も見落としている最後の一手である。これを詳しく話していいかどうかは、皆さまの顔色を見て決めるという。

 南と北をつなぐ ルートを即開発すべき、そしてこの辺の国々と仲良くすべきである。ここに日本民族復活の切り札が用意されている。これこそ、出口王仁三郎が言った「最後の神一厘の仕組み」である。なぜ、この辺が国際的に注目されていて、機運が高まっているかと言うと、昔、ここに巨大な大陸があったからである。

 五島氏が20歳の時、過去世に飛んだ時、確かにこの辺りに巨大な島があったという。日本人の先祖は多分この辺りから来ていると思う。この辺に注目して、フィリピンとか南シナ海とかマレーシアとかシンガポール、こういう国々と日本が本当の意味で親和性を高めた時、隠された神一厘の仕組みが起きるという。(五島氏)

 五島氏は日本の救いはここにあることに気づいたわけである。私たちは固定観念で東を見たり、西を見たりして来た。聖徳太子の時は、中国を見てきた。隋の方から権力者が威張って来て、菅原道真が遣唐使をやめたわけである。昔は中国、戦前はヨーロッパ、戦後はアメリカと横ばかり見てきた。縦軸を見た時、日本人の根本的なルーツが明らかになる。今話している内容は、五島氏が20歳の時に見た内容だという。そして、あと100年以内にここに巨大な大陸が浮上するのを見たという。大和民族のルーツ、巨大な大陸が浮上てくる。その前に巨大な地震が来るという。1993年に書いた五島氏の書き物の中に、やがて南米から地震が来て、そのわずか後に東北沿岸部3か所が破裂すると書いたというが、これは東日本大震災だという。五島氏が瞑想に入ると、そういう世界に行くという。100年後も200年後もありありと映ってくるという。とにかく、この辺を意識して、日本人にしかできないことがあるので、気付いてほしいということである。


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