(9)神様を動かすには、他の人の幸せを祈り、他の人を育てることを思うことに尽きる!
神と云うのは、私たちの物質社会、つまり目に見える物質、それから心、それから出来事を通じて接触してくる。私たちが運がいいとか言うのは、誰と出会うか、つまりヒトである。ヒトとの出会いで運がよくなったということである。いいコトが起きましたと言う言い方をするが、これはコトと言う方向に神が動いたのである。今度は肉体が治りました。そして電気製品が故障続きだったのが良くなりました。これは神がモノの世界に働いたからである。
簡単に言うと、ヒト粒子、コト粒子、モノ粒子、全部粒子でできている。太陽からは、ヒト粒子、コト粒子、モノ粒子が出てきていて、たまたま物理学はモノ粒子の元は素粒子だと言っているが、実はヒト粒子というのもある。それから出来事を起こすコト粒子も来ている。
だから、私たちが神社に行ってお詣りするとき、ヒト・コト・モノの3つに分けて、神様の功徳が降ってくると意識されると、御利益を受けやすくなるという。
一番パワーが強い神社と言うのは、この3つの粒子が全部均等に豊富に出ている神社である。何気なく、漠然と神社に行っても後利益はない。
信仰するときの心構えは、神の力というのは3種類あることを認識することである。もう一つは、宇宙で最強の波動を持っているのは神と云う存在である。神と同じ波動は何か? 神様はすでにヒトもモノもカネを全部持っている。だから、神様はモノをくれとかカネをくれとは絶対に言わない。つまり、神様と同じ波動になっていないと、神様は降りて来ないと言うことである。したがって、もう豊かであると思って、祈った方がいい。豊かな気持ちで祈ることが大事である。
むしろ、神社に行ったら、他の方々が幸せになりますようにと祈られた方が功徳は多い。なぜなら、その方が神様と同じ心境になるからである。そうすると、神社に降りて来られた神様がエールを送るという。五島氏はよく神様が写っている写真が撮れるという。これを出すと、合成写真と思われるので、出さないと言っている。つまり、神様と同じ心境になって祈ると、そのようなことも起きるだろう。
豊かな気持ちで祈る。それは他の人の幸せを祈ることである。他の人を育てようという気持ちになることである。
神球の関心は、育てること、自分以外の人を幸せにすることにある。他の人の幸せを祈ることと、他の人を育てること。それと同じ気持ちになると、神様の波長と合う。
五島氏は神様に対する信仰心の尺度を基本的に3つ持っているという。つまり、ヒト・モノ・コトである。さらにもう1つある。それは神の意図は善であるということである。例えば、癌ができたとする。これも神様が良かれと思ってなさっているに違いないと思う。つまり、ここに癌ができたということは、脳に行く血流が減る。なぜ血流が減るかと言うと、体が酸性化しているからである。酸性化した血液が脳に行くと、脳にダメージを与える。神は良かれと思って邪魔していると思ったら、感謝できるわけである。私たちは意味がわからないから、ただ癌を排除しようとする。いろいろな障害が起きると、自分の幸福を邪魔していると思って敵対視するからである。その気持ちがもうすでに神から外れている。だから、理由がわからなくても、神様が何か良い考えがあってなされているのだと思い感謝したら実際に癌が消えてしまった人もいる。
腹膜播種、腹膜に癌ができて、腹水が溜まり、余命1週間くらいと宣告された人が、毎日笑う練習をしたら、癌が消えてしまい、それから14年経っているという。
神様が良かれと思ってなされているのだろうと思い、その意図を酌んであげること大事である。意図は善なりと言うことを理解する。このように捉えると、功徳というモノが10倍、20倍変わって来る。だからヒト・モノ・コトの3つを心がけて信仰すればよい。そうすれば功徳も変わってくるという話である。