(7)統一場理論を作るために高次元空間の悟りが必要だった
五島氏が日本を救おうという気になったのは、2011・3・11の東日本大震災がきっかけである。
2005年に夢の中でアインシュタインが降りてきて、「まもなく日本、世界の原発が全部メルトダウンする。大変なことになります。今のうちに核分裂を止める公式を出しなさい」という。五島氏は「どうやって出すの?」と聞いたら、「君になら出来るさ。さようなら」と消えてしまったという。
五島氏は、やむなくミクロ領域で相対性理論を修正し、テンソルと言う非常に複雑な数学を使うのだけど、全く歯が立たない。そのため、テンソルなしに相対論の公式が出るようにした。高校の数学だけで一般相対論の公式ができる。簡単な公式で、太陽の周りを光が何度で曲がるかまで全部計算できる。そういうことをまず発見したという。
それはどういうことかと言うと、5次元とか6次元の話である。アインシュタインはここまで理論化したのである。6次元以上は誰も発見していない。統一場理論を作るために、高次元空間の悟りが必要だった。(五島氏)
波動と言う言葉が使われているが、あれを使ったのはフランスの理論物理学者のド・ブロイと言う人である。それから、オーストラリアの理論物理学者のシュレデインガ―という人である。そして日本で流行らせたのは江本勝さんの功績で昔、対談させていただいたという。
結局、それは波である。ところが万物は波であるというのは、物理の世界ではもう古いのである。波と言うのは動きがある。場と言うのは起きてないけど雰囲気がある。例えば、勉強部屋が清潔に整頓されていると、なんとなく勉強したくなる。これは場の力で、場が重要なのである。
だから、波ではなく場と言う言葉を使いましょう。(五島氏) 風水は波動ではなく場である。ここに置き物を置くとする。置き物が動いているわけではない。そして、その置き物から波が出る。波が出たのは置き物を置いたからである。これは場の力である。フィールド、場の研究が重要になって来る。五島氏が統一場理論を作ったのは、場の力に注目したからである。5次元とか、6次元、このあたりである。主として5次元の話である。
伊勢神宮の内宮は人が沢山集まっているから、多少エネルギーが乱れている。しかし、外宮に行くと、神秘的な感じがする。それを場の力と言う。場と言うのはポテンシャルなのである。そこに居るだけで力がみなぎっている。
2019年は天の岩戸が開く。日本に内在されていた場の力がどんどん外側に出てくる時代が始まる。場の力を持って、最初に、こうやれば核分裂が止まる。こういう公式を作ったわけである。(五島氏)
日本人は場の力の研究が昔から進んでいる。例えば、茶の湯は、表千家、裏千家とあるが、掛け軸があって、生け花があって、枯淡の境地で茶を煎じる。それだけでそこに場の力が流れている。そして、場も、お湯の温度によって変わって来る。
日本のお茶というのは、温度によって出て来る味が変わる。高温だと渋みが出て、低温だと甘みが出る。そういう研究が表千家、裏千家問わずなされている。場の研究が非常に活発になされている。