(4)6次元と言う方向性が、日本に一番欠けている!
世界は約200カ国あるが、その中でモチベーション調査をしたところ、日本はやる気という点で、下から8番目くらいになるという。やる気が落ちているのはなぜかというと、第1に方向性が示されていないからである。この先、どうなるのかということに対して、漠然とした蜃気楼のような感じである。国の指導者とか企業のトップたちが、明るい方向性を示さないと、心配事ばかりである。年金とか医薬品が上がるとか、消費税が10%になるとか、暗い未来が待っている。
スピリチュアル系の人にお願いしたいのだが、明るい預言をしてほしい。これからこんなすごいことがありますよと。明るい預言をして、外れてもいいじゃないか。ぜひ明るい預言をしてほしいと思う。偉大な預言者も、最後は全部外れていくのは、暗い預言をしちゃうからである。天使が干渉して、時間軸を変えてしまうという。だから、暗い預言は外れる。とにかく、3次元は知識、経験、やる気の順番である。
では4次元はどこにあるのか? 経験値と言うのは、耳の後ろにある海馬と言うところに記憶されている。サイコロでいうと、4次元は左右の両面になる。実際に脳の領域を意識しながら瞑想すると、この次元に行けるという話である。
ただ、漠然とエネルギー、エネルギーと念じても、眠りに落ちるだけである。方向性、方向性と言ってもつかみどころがない。私たちがこの世において悟りを開こうとすれば、この世にある言葉で表現しないといけない。五島氏は、目に見えるものを通して訓練する方がよいという。目に見えないもので訓練するのは難しいという。
4次元と言うのは耳の後ろの海馬の部分である。ここをマッサージしたり、意識したりすると、4次元に行けるだろう。大脳生理学的に言うと、そういうことになる。
では5次元とは何か? 意欲である。意欲を司っているのは大脳の前の方だからおでこである。おでこを意識すると5次元に行ける。
6次元と言うのは方向性である。これが今一番日本人に欠けている。例えば、アラブ首長国連邦のドバイは石油資源がほとんどない。しかし、ドバイの市長は未来について堂々と語っている。あと10年とか20年すると、自動車を無くすそうである。そして空飛ぶ自動車、つまりドローンがドローンと表れてくる。(笑い) 交通法規も変わる。100年くらいすると、火星に移住するぞなんて本気で言っている。ドバイ万博は2020年にある。2025年は大阪万博である。五島氏は大阪の財界の方に言われた。「2025年に大阪万博がありますね。だったら、皆様もそれまでにドバイに行って、あの未来博物館を見てきてください。そしてどんどん未来のことを語って欲しい」と。
日本の状態と言うのは、一番トップに首相がいる。それから政治家がいて、これは日本株式会社の中では役員とか代表取締役である。それから大手企業があって、中小企業がある。その下にサラリーマンと言うかお勤め人がいる。平成と言う時代は、日本が内向きになっていた。女性が強くなり、料理教室に男性が通うようになり、方向性が見えにくい状態になった。平成と言う時代に、規制緩和で、規制がどんどん撤廃されていった。例えば、運賃であるが、運送会社は今悲鳴を上げている。テーブルを運ぶときに、今までなら最低運賃があって守られていたが、撤廃されたことによって、これが自由化されたことにより、中小の運送会社はドンドン潰れていった。赤字になったわけである。中小企業は規制緩和で大変になっている。