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神は何を望んでいるのか(1)

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(1)オリオンの3つの星の真ん中(アルニラム)の謎を解く

 これは五島秀一著「神の望み」の要約である。五島氏は幼少のころから不思議な体験をしている。しかし、客観性がないと納得しないという。主観的な悟りに近いことは何度もしたというが、五島氏の関心は①客観性があること、②広く世の中のお役に立つかどうかということだという。

 小さな頃から幽体離脱をして、家の近くを散歩していたら、幽霊が出るという噂が立ったりして、迷惑をかけたという。それからタイムマシンに乗ったりしたという。一番衝撃だったのは、1977年7月17日午後7時17分、天使は本当にいると確信した体験であるという。天使と、その隣に星の神と云うのが並んで立っていた。星の神って一体何んなのかと思って聞いてみたら、どうも人類の宿命をつかさどっていると言い、そして「私の謎を解きなさい」と言って去って行ったという。その星の神はアルニラムと言う名前だった。

 五島氏は、昨年、人類のカルマがどうもエジプトにあるのではないかと考えて、エジプトに行ってきたと言う。「不幸の根源を断ち切るには、不幸のカルマが眠っている場所に行って、カルマを解こう」と考えたという。その時に、ピラミッドはオリオンの象徴であるとはっきりしてきた。旧約聖書を読むと、エデンの園と言うのがあって、そこからアダムとイブが追放されたと書いている。エデンの園に二度と帰れないように番人を置いた。その番人の名前がケルビムとなっている。智天使ケルビムとは人間なのか、動物なのかわからないけど、右肩に獅子がいて、左肩に牡牛がいて、背中に鷲がいる。これは星座ではないかと考え、全天宮図を調べてみた。獅子座があって、牡牛座があって、鷲座があって、真ん中にある星を調べてみたら、これがオリオンだった。どうもピラミッドの配置がオリオンとそっくりと言うことで、エジプトに行ったというのである。

 オリオンには3つの星があって、真ん中の星の名前がアルニラムと書いてある。「何だ、これは」と思ったという。しかも、地球との距離が1977光年となっている。つまり、五島氏が1977年にキャッチした光の信号は、西暦0年に発せられた光が地球に届いたと考えると辻褄が合う。そういうことで五島氏は幼少の頃から不思議な体験をしている。

 神は何のためにこの地球を創り給うたのか、何の意味があるのか、それが五島氏の最大の関心ごとである。恐らく私たち人間の魂を創り給うた時、まず魂に、ある属性を与えたのだろう。それからもう1つは、住む場所をお創りになったに違いないと考えた。

 神様が人間の魂をお創りになった時、3つの属性を与えた。1つは、限りなく進化するために自己超越すること。とどまることを知らない、その欲求は、自己超越欲求から生まれたのだろう。そのために創られた魂の住処があるだろうと考えて、これを9次元と名前を付けた。もう1つは、いつまでたっても人間が神になれないのであれば、神を信仰すればするほど、劣等感に陥る。それは明らかに矛盾しているので、いつか神に近づくはずである。今の時分より少しずつ成長していくということになると、9次元に準ずる、人間を育てるために「育成」という波動に満ちた空間が創られる。では9次元は何かというと、溢れんばかりの「創造力」に満ちた世界と考えられる。もう1つは、神は在りて在るものだが、人間はそうではない。少しずつ進化していく。だからスタートが違う。違うことを許す、だから、人の欠点も大目に見る。そういう波動に満ちた世界があるだろうと考え、7次元、「包容」と名前を付けたという。(「五次元宇宙の物理学 大統一場理論」では7次元を「育成」、8次元を「包容」としている。)

 人間の魂は、神の世界にあるだけだと闇が無く光だけとなる。自分が光であることに気づかない。だから進化するためには、物質空間に生まれなければならない。光も闇もある形ある世界は、階段を1歩ずつ上がっていく。神は人間が誕生した後の法則を作るだろう。まず自分のやりたいことをはっきりさせる方向性を明らかにする空間を創る。物理学でいうと、スピンと言う。スピンとは回転軸があって、その周りをぐるぐる回っている。スピンすなわち方向性を表している。6次元の軸は方向性があるということである。

 もう1つはやっただけ成長する。やっただけ成果が出るという仕組みも創った。(これが5次元)。これは「エネルギー」の法則である。エネルギーと言うのは蓄積することできる。これは努力の法則でもある。五島氏は自力で足し算・掛け算を考案して5年生から学校に行き始めたという。それまでは家に閉じこもって足し算とは何か、掛け算とは何かを考える変わった少年だったという。

 限りなく成長するためには、執着させない法則も創った。執着しないで前に進む。これが4次元「時間」である。歴史上ではアインシュタインが初めて、時間と言うのは物理的に意味があると言った。それまではニュートンの絶対時間しかなかった。時間があるから1つの所に立ち止まることができない。次から次へといろいろなことをしなければいけない。そのためには執着しない。

 それから人間はより高く、より広く、より深く生きる。3という数字はキリスト教にも古事記にも出て来る。古事記では「アメノミナカヌシ、タカミムスビノカミ、カミムスビノカミ」であり、キリスト教では「父と子と聖霊」である。

 これは何を意味するのかと言うと、より高く上がって欲しい、より広く色々なことを知って欲しい、より深く深めてほしいということである。

 五島氏が20歳の時に宇宙の外を見学したというが、3次元宇宙空間と言うのは楕円形をしていてラグビーボールのような形をしているという。3つの軸の欲求を起こすためには、人間を狭い環境に閉じ込めていなければいけない。初めから広いところに住処を与えると、成長意欲が減退するからだという。だから3次元空間と言うのは限界だらけだというのである。


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