(5)革命は血を求める!
世界は「革命」と言うべき変革の時代を迎えた。そのタイミングで平成天皇が譲位を求めたのは偶然ではない。新しい時代が来たからこそ、新しい元号(令和)を求めたのだ。そして変革の時代は、旧世代の血を求める。球や異性の支配者たちの排除が行われるからである。
世界は、毎日のように「信じられないニュース」で溢れ返っている。従来の価値観では理解しがたい事象に多くの人が混乱している。全ては改革に伴い流された血であり、戦いによって生じた結果だ。それでは、正式に平成の終わりが決まった2017年12月から2019年3月にかけての世界の動きを列挙してみる。
①旧支配者の代理人マクロン仏大統領の支持急落
②レームダックのメルケル独首相
③EUに従わないと宣言したイタリア右派連立政権
④加速するEU解体
⑤宗教会の不気味な動き
⑥殺害されたジョン・マケイン
⑦世界に広がる各界トップの怪死・変死
⑧アメリカは既に内戦状態
⑨アメリカ解体はもはや不可避
⑩サルマン皇太子はすでに死んでいる
⑪ネタニヤフ首相の逮捕は時間の問題
⑫3・11テロの真実が暴かれる日も近い
①旧支配者の代理人マクロン仏大統領の支持急落
2018年11月17日、ガソリンの値上げに抗議した市民が、「国の主要道路を封鎖する」という手法で大規模なデモを敢行し、「黄色いベスト」運動が勃発した。
フランス当局の発表では、フランス国内1000カ所で30万人がこれに参加したという。世論調査ではフランス人の73%がこれを支持した。結果、ロスチャイルドの元銀行マンであるエマニュエル・マクロン大統領の辞任を呼びかけるデモは、政権を崩壊させるほどの勢いへと拡大し、デモ隊の一部が暴徒化し、投石や放火を行うなど過激な抗議活動は、「第2のフランス革命」と感じた者が多かった。同年11月28日に公表された世論調査では、フランス人の84%が「デモ隊を支持する」と答えている。さらにフランス軍幹部10名がマクロンに対する抗議文を公開した。その書簡には、「マクロンが国連のグローバル・コンパクト(GCM)に調印したことが反逆行為に当たる」との内容が綴られている。
マクロンは大統領でありながら、フランス当局(治安組織)から相当に嫌われているため、外国人の警備隊を雇っているとフランス愛国団体は語っている。しかも、マクロンはその警備隊らと英語で会話をしているという。そのことから、フランス市民にとって、今のフランスは「ナチスの支配下にある」と感じているという。フランス市民は、マクロンを「ナチスの子分」と思っているのだ。その証拠に、マクロン大統領が2018年11月6日にフランスメデイアのインタビューで「中国、ロシア、アメリカから身を守るために、ヨーロッパ独自の欧州軍が必要だ」と息巻き、アメリカのドナルド・トランプを激怒させた。要するに、「EU軍=ナチスの軍隊を作る」と言ったも同然だった。これに対し即座にトランプ大統領が「非常に屈辱的」とツイッターで批判、トランプ政権を支える米軍主導の軍事政権にせよ、「EUは敵」という認識を強めるきっかけとなっている。
フランス市民がマクロンを否定するのは、彼がフランス大統領という意識がないためである。マクロンは元ロスチャイルド銀行という経歴からもわかるように、旧支配者たちの代理人である。大統領でありながら、その感覚は市民ではなく、雇用者である旧支配者たちしか見ていない。フランス市民を奴隷としか思っていないわけである。