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波動医学の最新情報(36)

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(36)美しい音楽は、美しいたんぱく質を作る!

 人はなぜ、音楽を聴くのか?

 山田氏は、それは単なる音楽鑑賞に終わらないという。美しい音楽の波動は、美しいたんぱく質を作るというから神秘的である。

 つまり、声明や細胞の働きは、音響と深く関わっている。

「音楽を美しく再生して聴く営みは、生命体がたんぱく質を美しく作る仕組みに酷似していると言われます」(山田氏)

「それはどういうことでしょう?」(船瀬氏)

「私たちの体を作っているたんぱく質は、20数種類のアミノ酸が数珠のようにつながっています。それによってできたひも状のものが、折り畳まれて複雑な立体構造をとったものです」(山田氏)

 つまり、たんぱく質も、数多くのアミノ酸による複雑精緻な構造体なのである。

「しかし、アミノ酸の種類や順番が少しでも間違えたり、たんぱく質が作られる環境が酸やアルカリに傾いたり、あるいは高温環境にさらされたりすると、正しい立体構造が作られなくなります」(山田氏)

「美しい音楽(音響)の波動の響きが、整ったたんぱく質の形状を助ける場合、アミノ酸の種類の違いは、オデイオルーム装置を構成する各パーツに相当する。たんぱく質が作られる環境は、オーディオルームに相当するでしょう。私は、そのような生命の仕組みに興味がある者ですから、オーディオ装置を改良していくことと、たんぱく質を美しく作ることは、大変良く似ていると感じるのです」(山田氏)

 音楽そのものの構造もたんぱく質とよく似ているという。音楽構造=たんぱく質である。これはなかなか興味深い着眼点である。

「ドレミファソラシドの限られた音階は、20種類のアミノ酸に相当します。この音階の順番や組み合わせ方を変えることで、無数ともいえる種類の音楽が誕生します。うまく組み合わせると、人々を感動の渦に巻き込むほどの音楽作品になります」(山田氏)

 音響作用とたんぱく質の形成は、分子生物学からも説明できるという。

「優れた音楽作品は、たんぱく質が元になっている、という解釈もあります。フランスの物理学者ジョエル・ステルンナイメール博士は、1993年に物理学と分子生物学の観点から、たんぱく質が合成されるときに、アミノ酸が発生する波動に着目しました。その後、20種類のアミノ酸のそれぞれに、音階を対応させ、特定のたんぱく質のアミノ酸配列に基づいて演奏してみると、それらは有名な曲になることを見出しました。これは「たんぱく質の音楽」と呼ばれています。例えば、「絨毛性性腺刺激ホルモン受容体」のたんぱく質を演奏してみると、ベートーベン「運命」のメロディになります。あるいは「Gたんぱく質シグナル伝達系調節因子」のたんぱく質を演奏してみるとモーツァルトの「弦楽四重奏曲第十五番」になります。また、「オキシトシン受容体」たんぱく質は、同じ曲の別パートになるようです。他にも例があります。タンパク質のアミノ酸配列そのものが音楽になっているのです。天才と呼ばれる音楽家は、それを感じ取って譜面に映し出したのだということもできます」(山田氏)

 「音楽とたんぱく質」同様に、「生命の営み」も音楽(波動)と密接にかかわっている。

「トマトや野菜にモーツァルトを聴かせるとよく育つという話は、聞かれたことがあると思います。あるいはお酒や味噌などの発酵を行う樽にスピーカーをつけてクラシック音楽を流している方もおられます。植物や酵母菌には耳がありません。しかし音楽の効果が表れているところを見ると、彼らは全身の細胞により、音の振動を拾っているのだと考えられます」(山田氏)

 生命体は全て波動エネルギー体である。だから、美しい音楽、つまり整った波動は、生物のたんぱく質などの構造を共鳴させ、美しい分子攻勢を形成するのである。

 人間と音楽の生理的な関係性について、研究が進んでいる。フィンランドでは、面白い事実が証明された。被験者にモーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第三番」を聴かせたら、興味深い現象が起きた。

「ドーパミンの分泌や輸送に関わる遺伝子とシナプス機能に関与する遺伝子の発現が増加したのです。そして、神経変性など病気に関係する遺伝子の発現は低下したのです。優れた音楽は人の遺伝子の発現にまで影響を及ぼすのです」(山田氏)

 つまり、音楽は遺伝子のオン・オフまで導く。良い音楽を聴かせれば、良い遺伝子がオンになる。これは逆に言えば、悪い音楽を聴くと、悪い遺伝子がオンになるともいえる。

 最近の若い人たちの顔を見ると心配である。そこに若さの輝く世紀が感じられないと船瀬氏は言う。植物にロックを聴かせると葉や茎は嫌がるように避けて伸びるという。「ロックは悪魔の音楽」という厳しい指摘もある。それは人類を支配してきたフリーメーソンなどの闇の勢力が、若者たちの思考を麻痺させるため流行させたというものである。彼らは家畜をコントロールするように人類をコントロールしてきた。思考や感情を麻痺させ、盲目的、狂信的に生きるよう、ロック音楽を流行らせてきた。ロックやヘビメタは心身を疲れさせる。魂を癒すサウンドではない。

「ニーチェは「音楽の無い人生は、誤謬に過ぎない」という名言を残しています。人間にとって、良い音を聴くことのできる環境を持つことは、非常に重要であると言えます。そして、音楽の持つ本質に気づくことであると思います。アナログレコードの発明は、本来なら消えてしまう奇跡の芸術を、自分の好きな時に何度も再現することを可能にしました。これは人類のあらゆる発明の中で、最も価値が高いものだと私は思います。バッハやモーツァルト、そしてベートーベンの音楽は、神が人類に与えてくれたものです。その最高の芸術を自宅にいていつでも追体験できる優れたオーディオ機器とレコード芸術こそ、私の人生で最も大切な宝物です」(山田氏)


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