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波動医学の最新情報(30)

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(30)波動は動物・植物・鉱物の形態を創造する

 「波動が形態を創造する」→この真理を証明したのが、A・ラウダーヴァッサーである。その著書「ウオーター・サウンド・イメージ」は、波動理論の金字塔である。この本は、声明、物質、意識までもが、波動理論で形成されたことを証明している。

 直径20センチのボウルに水を張り、35・1ヘルツの波動を与えた時、出現したのが、18本の線が同心円内に伸びているヤマブキショウマの花粉軸に似ている模様だった。つまり、草花の花弁も18本、同じ周波数の波動で形成されたと考えられる。

 動物も植物も自然界の形態は、全てこのように波動周波数によって決定づけられている。そして、固有周波数はシンクロ(共鳴)した時、生物形態が決定されているのである。

 では逆もあり得るのか?

 先ほどの同心円図形は、まぎれもなく35・1ヘルツの周波数を持ち、発している。このように「形態」と「波動」は不可分の関係にある。「あらゆる形態は、固有の波動を持つ」という意味が理解できたと思う。言い方を変えれば、乱れた図形は、乱れた波動を発している。そして、整った図形は、整った波動を発している。乱暴に描き殴った落書きは、見ただけで不愉快な思いがする。それは、乱暴で乱れた波動を発しているからである。逆に整然とした形態には、不思議な落ち着きを感じる。

 「ウオーター・サウンド・イメージ」では、時に、まるで教会のステンドグラスを思わせる荘厳模様が出現する。それは仏教でいう曼荼羅そのものである。それが「神聖幾何学」だと内田会長は明言する。

 例えば、「シンキング・リン」に水を張って鳴らすと、表面に六芒星の図形が出現する。やはり、ウオーター・サウンド・イメージ」の実験でも、33・17ヘルツで正六角形の図形が出現する。つまり、六角形は神聖幾何学でいう「聖なる形態」なのである。考えてみれば、雪の結晶も六角である。ハチの巣構造も六角。だから、自然界では合理的な整った形態なのである。

 ファビアン・ママンが提唱する生命の基本形は、正三角(三つのエーテル)、正五角(五つのエレメント)、正八角(八つのエレメント)である。「神聖幾何学」で整波動を出す形態は、実にシンプルな形の組み合わせである。それは立体構造の形態にも言える。それを直感的に理解したのは船瀬氏の貴重な体験がある。

 秋山佳胤弁護士は、奇跡の不食の人として有名である。不食、不飲で生きておられる。彼がエネルギー源としているのは、宇宙エネルギー(プラナ)である。99%の人は信じられないだろう。

 森下敬一博士(国際自然医学会会長)は、不食の人が生きている理由を、わかりやすく解説している。「太陽など宇宙エネルギーを経絡が受け取ると、不死の生命体ソマッチドが、そのエネルギーを受け取り増殖します。それが、白血球、赤血球、体細胞に変化するのです。だから、何も食べないで、体や健康を維持できるわけです」

 森下博士によれば、世界で少なくとも20万人は、不食の人がいるだろうとのことである。

 不食の人に合って感じるのは、「半分異次元で生きている」という思いである。(船瀬氏)

 秋山弁護士も、人間離れした不思議なオーラがあるという。その秋山さんに船瀬氏がお会いしたら、不思議なものに熱中していたという。綿棒細工である。普通の綿棒を使って立体模型を作成するのであるが、その完成した立体模型を見てピンと来たという。「これは物質分子の結晶構造だ」

 もう一つ、彼がはまっているのもが、サウンド・ヒーリングだという。

 2018年11月18日、佐賀で開催された「九州バイオ・レゾナンス学会」で、同じ講師として登壇した。彼の舞台は、まさにヒーリングの歌声と音楽に満たされたという。それは、見事に分子による結晶構造を再現していた。

 主催者の矢山利彦医師は、九州大学で空手部主将を務め、更に気功の達人である。彼は秋山弁護士から贈呈された結晶構造体を両手に抱えるや、「これは、凄い気エネルギーがでちょる」と大満足の様子で相好を崩した。

 「「形」が気エネルギーを出すのは当然です」と矢山医師は言う。彼が例えに挙げるのは、仏教の法具「五鈷」である。それは見るからにエネルギーを集めそう。何とも言えぬ神秘のパワーを感じる。

「先端が1本の独鈷、3本の三鈷もあります。各々尖った先がピラミッド状です。そこに宇宙の気エネルギーが集中する」(矢山医師)

 これらは「金剛杵」とも呼ばれ、元々は古代インドの神々は持つ武器だったという。それを密教では「煩悩を打ち払う法具」として取り入れたのである。日本に仏教を弘め、尊敬されているのが弘法大師である。その有名な肖像画でも、右手に「五鈷」を握っているのが判る。

「実は、日本刀からも気がでちょるとですよ」(矢山医師)

 彼はそれを気のアンテナという。日本刀は、刀鍛冶が鉄槌で幾度となく、折り曲げては延ばし、折り曲げては延ばして鍛造する。その層は3万層くらいになるという。それが気エネルギーを増幅、放出するのである。彼は実際に、右手に真剣を握って立て、一気に気を込めた。すると、刀身の切っ先からゆらゆら陽炎のように気が立ち上るのがはっきり見えたのである。これには船瀬氏は度肝を抜かれた。気エネルギーは見えるのである。

「武士が刀を正眼に構えると、ちょうど刀の柄が丹田の位置に来ます。そこに気を込める。すると、刀身が増幅して、切っ先から相手を直撃します」(矢山医師)

 なるほど、すると相手は、気迫に負けて「参りました」となる。

「戦わずして勝つ。武道の神髄ですね」(船瀬氏)

「そうです。無駄な血を流さずに済みます」(矢山医師)

 矢山医師も優しい笑顔でうなずいた。


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