(27)「サヌカイト」 天上の響き! 魂が浄化される
天然石の音色は、より自然にいざなう。その音は「神音」とでもいうべき響きである。一言で言えば、天上の響きである。それが「サヌカイト」から発せられる妙音である。
この貴重な体験を与えてくれたのは、新潟の株式会社コロナ会長・内田力氏である。船瀬氏が2018年12月11日にコロナ本社で、サヌカイト・サウンドの出会いとなった。
コロナと言えば、石油ストーブ。本社玄関ロビーにはそれが設置され、静かに燃焼のオレンジの炎を揺らしていた。このモデルは一世を風靡し、「日本を変えた」とまで絶賛された。
内田会長の関心と開発実績は、多岐にわたる。取材当日、体感されていただいた「ナノミストサウナ」など、その傑作の一つだろう。
「水滴一つの大きさを東京ドームとすると、このサウナの水滴のサイズは米粒です」と内田氏は微笑みながら解説する。
このナノサイズの水分子が呼吸で肺から吸収され、全身にいきわたる。測定数値グラフを見て驚嘆。たった20分の入浴で、血中水素イオン濃度(PH)は、酸性からアルカリ性に変化。さらに血中酸素は上昇。血糖値は低下。血圧は正常化。さらに血液もわずか20分で、どす黒から新鮮色に変わった。血液粘度も低下しドロドロからサラサラに変化した。
以上がわずか20分の「ナノミストサウナ入浴」で起こった。
「これは、もはや治療器ですね」と感嘆して船瀬氏が言ったら、「実際に、どうぞ体験してください」と内田氏がうなずいた。
船瀬氏は服を脱いでサウナ室内へ行くと、一見、普通の木製低温サウナがある。しかし、眼に見えない蒸気が立ち昇り、とにかく呼吸が楽というより気持ちがいい。深呼吸するたびに身体が楽になる。
都合30分の体験で、驚くほど、優しい汗が出た。身体が羽毛のように軽くなったのを実感したという。早速、船瀬氏は一人用サウナの購入を決意した。
さて、取材が終わると、「こちらへ」と内田会長から別室に案内された。そこは会長室であり、奥の陰である。驚いたのが、部屋中を埋め尽くしてた天然石の音響楽器群である。
「サヌカイトです」と内田会長は指し示してさらりと言った。
「サヌカイトとは?」(船瀬氏)
「アンザン岩です。中を空洞にしたり、溝を刻んだり、特殊な加工をしています」(内田会長)
「音を響かせるためですね」(船瀬氏)
「そうです。まあ、これを聴いてください」(内田会長)
内田会長は小鉢で手近に吊り下がった天然石の楽器を軽く叩いた。その瞬間、えもいわれぬ優しい天上の響きが室内を満たした。
「これは凄い」(船瀬氏)
体全身が、その音に共鳴しているかのようである。体どころか、魂が心地よく揺さぶられる・・・。一緒に取材に来た仲間の一人は、大声で叫んだ。「なんだ、これは。全身のチャクラが開きますね」
船瀬氏も同感だったのでうなずくばかりであった。
内田会長は様々な「サヌカイト」楽器を次々に鳴らしていく。音色は微妙に違いながらも極上の調べが、互いに共鳴し合い室内に充満した。内田会長に尋ねる。
「これまでに体感した金属製の音響機器のサウンド・ヒーリングは素晴らしかったけど、こちらはさらに次元が高いですね。天然の石だからですか?」(船瀬氏)
「そうですね。金属は精錬していますが、こちらはマグマそのものが凝縮しています」(内田会長)
つまり、それだけ大自然のエネルギーを天然石は波動で伝えてくるのだろう。船瀬氏は生まれて初めて聴く、この石の楽器の妙音に魅せられてしまったという。
「どこで作られているのですか?」(船瀬氏)
「四国の讃岐です。だから「サヌカイト」。全国で作っているのはここだけですね」(内田会長)