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波動医学の最新情報(24)

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(24)「オルゴール療法」 優しい調べが脳幹を活性

 オルゴールで、患者を治療する「オルゴール療法」も、立派なサウンド・ヒーリングである。自然な階調とリズムは、生命を共鳴させ癒すのである。

 オルゴール療法を開発、実践しているのは日本人である。「日本オルゴール療法研究所」所長・佐伯吉捷氏。

 この療法が生まれたきっかけも、ほほえましい。1975年、佐伯氏は、欧州旅行の時偶然にオルゴールに出会う。音色も装丁も重厚なオルゴールに心魅せられた。

「長男の胎教にスイスオルゴールがいい」と勧められるままに購入。家族でオルゴールを楽しむ日々が続いた。子供の成育にもその音色が深くかかわっていることを実感し、大人ともども心身が健やかで元気になるれることを体感した。彼は、「スイスオルゴール友の会」を結成し、更に、全国各地でオルゴールコンサートを開催するまでになった。趣味が高じてライフワークになってしまった。

 オルゴールを聴いたら「体調がよくなった」「高血圧が治った」「自律神経失調症がよくなった」という声が数多く寄せられるようになった。

 佐伯氏は、「オルゴールの音に病気を癒す効果がある」と直感した。彼は、音楽の愛好家から、病気の治療へと研究を深めた。

 1990年、オルゴール療法研究室を設立。「オルゴールの脳波への影響」「高周波・低周波の測定」「アルファ波の測定」などを検証。これら検証論文は、5つの医学会でも発表され、大きな注目を集めた。自信を深めた彼は、2003年、「日本オルゴール療法研究所」を設立。翌年には大阪市梅田に「オルゴール療法」本部を開設し、実際に患者に施術を行っている。彼はこれら実績を踏まえ、自信をもって明言している。

「オルゴール療法は、心身の恒常性を取り戻す根本療法であり、未来の健康法です」

 佐伯氏は、オルゴールを聴いて体調がよくなったという多くの感謝の声に接しても、それは音楽のせいだろうと思っていた。音楽療法は日本でも50年以上の歴史がある。代替医療として海外でも注目、実践されている。しかし、ある医学情報が耳に入って来た。

「耳には聞こえない高周波と低周波の「音」「響き」が、「脳幹」の血流を促進する」

 「これだ」と彼は確信した。オルゴールにも、耳には聞こえない音が出ているはずだ。思い込んだら行動は速い。大阪大学にスイス製72弁のオルゴールを持ち込み、発生する周波数を測定した。すると、思った通り、オルゴールの響きには、熱帯雨林や深い森にある周波数と同じ3・75ヘルツという低周波から、上は10万2000ヘルツ以上という超高周波まで出ていたのである。

 オルゴールの自然音が癒しの効果を上げている理由を、佐伯氏は語る。

「海底で、私たちの祖先は生まれ、海の中、海岸、森の中、熱帯雨林の世界で進化してきたと言われます。海の中でイルカやクジラが何十キロも先の仲間と交信しているのが超低周波です」

 これは心音療法の三角医師と通じる。

「太陽光線など宇宙から波動がやってきます。それが地球の空気に触れた時に響きとなった。これを原始として音というものになった。それを素材にして音楽が生まれた。それなら進化してきた私たちは音がないところでは即死ということがわかりました。脳幹に響きを感じられなくなったときに脳死となり、響きの無いところでは即死となるそうです」(佐伯氏)

「つまり、水や空気、食べ物よりも、基本的に生命を維持するのに必要なものは、響きであることがわかります。なぜなら、脳幹が響きで維持されているからであり、それは生命維持の基本です」(佐伯氏)

 オルゴールの誕生は古い。200年以上も昔に、スイスで1号機が完成している。それは優しい癒しの調べと共に、世界中に普及していった。しかし、その100年後にエジソンが蓄音機を発明し、急速に廃れていった。蓄音機もやがて廃れ、テープレコーダーを経て、デジタルの電子オーディオ機器が全盛を極めている。佐伯氏はオルゴールが蓄音機に負けた6つの理由こそ、オルゴール療法には不可欠なメリットであると強調する。

①箱の中から音が出る。→小さな箱から音が出ているので、集中治療室でも持ち込め、オルゴール療法が可能となる。コストがかからないことを意味する。

②ゼンマイを巻くだけで生演奏が可能→人の耳で聞こえる範囲は、20~2万ヘルツまで。CDなどの人口再生音は、この「可聴域」しか音が出ていないだから、響きが脳幹に届かない。

③倍音がいっぱい出ている。→オルゴールは、美しい響きの重なりが倍音を発生させやすいので、脳幹に達しやすい。

④繰り返しとテンポで脳は休まる。→だんだんテンポが遅くなるので脳が休める。副交感神経を優位にし、リラックスできる。

⑤美しい音色が情緒を高める。→情緒は安定し、脳波はアルファ波に満たされる。記憶の底から懐かしい思い出を引き出してくれる。

⑥体温が上がり免疫力が強まる。→モーツァルトの曲を30分聴かせただけで、体表面温度が上昇していた。鼻は2・0℃、手は2・4℃も上がっていた。

 オルゴール療法を体験された方のほとんどが、体が熱い、手足が温かい、汗をかく、涙が止まらないという。うつ病に冷え性とアレルギーを混合して発症していた女性は、「オルゴール療法」を1か月で、ほとんどの症状が改善され、現在、体温は36。8℃をキープしているという。

 オルゴール療法は癌患者にも福音をもたらす。さらに糖尿病や認知症治療にも効果があるとこは確実である。医者と製薬会社に騙され毒の薬を飲まされ続けている人は、すぐに頭を切り替える時である。


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