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波動医学の最新情報(23)

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(23)音叉は鍼より10倍速く効く!

 段階的には、音叉はエーテル体、アストラル(感情)体を「気」によって浄化する。その後、ペンライトを使って音を定着させるため、それぞれのエレメントの基本色を照らす。手のひらにペンライトで色の光を当てる。なぜ、こんなことをするのだろうか?

「古代の鍼師は、宇宙エネルギーが作られるルートに直接、鍼を刺していました。今は、大気を汚染している電磁波に邪魔されて、宇宙とつながる純粋ルートが遮断されています。カラーライトは、ツボの上にエネルギー空間を作り出し、音叉の「気」が流れるようにします。音叉から生じる倍音は、宇宙のエネルギーが移動するためにバイブレーションの川を作るのです」(ママン)

 こうして、鍼に代わる音叉により、完全な共鳴が身体の内部と外部の両方で生み出される。ママンによれば、この音叉テクニックによる施術は、鍼灸より10倍速く効果が生じるという。その理由は、「音の振動の方が、鍼が伝える振動よりも早いからです。通常、「気」が「経絡」を流れるスピードは、1秒に着き0・5ミクロンです。伝統的な中国医学では、普通は鍼を1か所に30分は刺したままにしておきます。しかし、音叉であれば、3分も必要ありません。また、若い世代の意識の方が、音に同調しやすい傾向があります」(ママン)

 音叉は、鍼より即効性がある。さらに、音叉は肉体を傷つけない。音叉を経穴に当てると、興味深い現象が起きる。つまり、経穴が自分で判断して調整するのである。経穴が波動を必要としていないなら、振動を押し返してくるのである。もし振動が必要なら経穴は音(振動)を吸い込む。これは鍼では起こらない現象である。

「鍼は電子音のようなもの。長く残ると、臓器のエネルギーが消耗します。音叉は、このようなことがありません」(ママン)

 ママンの僚友ドミニク・エラウド医師も絶賛する。

「鍼灸師の彼は、音叉と鍼治療の理論を合わせれば、鍼を使うことなく、驚くような強力な効果を生み出せることを知りました。彼の素晴らしい理論は、音叉の柄から「経絡」、細胞、DNAに振動が送られ、一方で、音叉そのもの(反対側)から生まれる共鳴が、対応する経絡、エネルギー・フィールドに同様のメッセージを送り、ネガテイブなパターンを生み出す根源を除去するのです。なんと素晴らしいアイデアでしょう」

 ドミニク医師は、次のような感動的エピソードを紹介している。

 1996年、ママンが中国・秦皇島市にある、智能気功創始者のパンミン教授が創立した気功と鍼治療のトレーニングセンターを訪問したときのこと。ママンが、自ら考案した気功と音叉を組み合わせた治療テクニックを披露して見せた。すると、周囲の講師たちは、涙を流してこう言った。「私たち中国人はどうしてこのようなことに気づかなかったのでしょう。あなたは、私たちよりも、中国医学のことを理解しています」

 灯台下暗し。さらには岡目八目であり、部外者の方が本質を見抜くのである。これは、医学だけではなく、あらゆる学問全体にいえることである。

 ママンは音叉療法を行うときの注意点を指摘している。

「音叉は一貫性のある古典的な音階に調律していなければなりません。つまり、それぞれの音と音の間に数学的な関係性があるのです。この関係性の中、音と音との間で、ヒーリングが起きます。音と音の間に存在する一貫性がハーモニーを生み出すのです。一貫性がないと、不協和や混乱が生じます」

「平均律のクロマティック・スケールは12の経絡に対応する12の音として、私が唯一使っている音階です。(つまり音叉は12本)。数学的にも、エネルギー的にも完全な安定した音階は、それぞれの部位を正常な状態に落ち着かせます。それを可能にする正確な音のインターバル(5度と3度)を生み出すのです。また、この音階を使うことで、音楽家たちはサウンド・ヒーリングのセッションの中で、自由に真の音楽を演奏することができるのです」

 音叉療法に使用される音叉は、ピアノ調律に使われるスタンダードなA=440ヘルツより、1オクターブより低く調律されている。これにより、音叉は深い共鳴を作り出し、振動が身体に長く残る。

 ママンが開発したのは、画期的な音叉療法だけではない。様々な癒しのヒーリング・サウンドの楽器を考案している。

①モノコード・テーブル

 モノコードとは一弦のことであり、一弦琴を初めて作成したのは古代ギリシャの哲学者ピタゴラスである。彼はその一弦で、ハーモニー(倍音)理論を弟子たちに説明した。ママンは、夢でピタゴラスに天啓を受けたという。そして作成したのがモノコード・テーブルである。いわば魂の楽器である。モノコード(一弦)を52本配置、弦は各々、調律されている。「音を鳴らすと、大地から空に向かう対数的な振動に続き、倍音が生まれます。弦の相互作用は、見事なまでに調和した倍音を作り出します。近づいて聴いてみてください。耳を傾けてください。天使の聖歌隊のような音が聞こえて来るでしょう。」(ママン)

 この楽器は「脊柱を響かせる」という。これは音響免疫チェアと同じである。ママンと西堀氏は全く同じことを述べていたのである。

②チャクラ・サウンド・チューブ

 これは楽器であり、かつ治療ベッドでもある。吊り下がったサウンド・チェーブ(音管)から倍音を発してチャクラとサトルエネルギー・フィールドを整える。それぞれのセッションでエネルギーの渦が生まれ、深いトランス・フォーメーション(意識変容)が起こる。

 


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