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聖徳太子の「未来記」開封(67)

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(67)本物の神は古今東西一つでつながっている(その1)

 聖徳太子がイエス・キリストを投影していたことと同様に、我が国の神道体系の根幹にある天照大神もイエス・キリストの写し絵である。そうであれば、人類救済の回答は、イエス・キリストの言葉を数多く残す「新約聖書」に存在するはずである。

 「未来記」は、イエス・キリストに至る道程を指し示している。「未然記」もまた同様である。

 特に「未来記」を紐解く限り、日蓮では人類を救えないことは明確である。彼は復活することもできなかったし、創価学会が全人類を救えるとは到底思えない。人類に与えられた救世主はイエス・キリストの神性以外には存在しない。

 イスラム教が信奉するアラーは、ユダヤ教の絶対神ヤハウェ(エホバ)と同一神であり、だからイスラム教は「旧約聖書」を聖典とする。

 そのヤハウェ(私はある)も、イエス・キリストである。

「神はモーセに言われた。「はっきり言っておく。わたしはあるという者だ」と言われ、また、「イスラエルの人々にこう言うがよい。「わたしはある」という方が私をあなたたちに遣わされたのだと。」(新約聖書「出エジプト記」第3章14節)

「イエスは言われた。「はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から「わたしはある」」(新約聖書「ヨハネによる福音書」第8章58節)

 これで「ヤハウェ(エホバ)=アラー=イエス・キリスト」の構図が見えてくる。ヒンズー教になると、3人の神が登場し、最も古い神がブラフマー、救いをもたらす神がヴィシュヌ、破壊をもたらす神がシヴァとなり、イエス・キリストが解き明かした「父・子・聖霊」と妙に一致する。

 実は救いに関係するヴィシュヌが受胎して救世主クリシュナになるからである。クリシュナの生誕を知った悪王カンサは己の地位が脅かされる不安から、近隣の町村の幼児を全て殺すように命じる。一方、ヤハウェ(エホバ)も救世主となるため受胎してこの世に誕生し、それを事前に知った悪王ヘデロは、近隣の赤子を全て殺すよう命じている。

「さて、ヘデロは占星術の学者たちに騙されたと知って、大いに怒った。そして、人を送り、学者たちに確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた二歳以下の男の子を一人残らず殺させた。」(新約聖書「マタイによる福音書」第2章16節)

 クリシュナは神話だが、イエス・キリストは現実に存在した。これでヒンズー教もイエス・キリストの言葉を継承する原始キリスト教と一致するものであることがわかる。

 天照大神もイエス・キリストなので、「イエス・キリスト=ヤハウェ(エホバ)=アラー=クリシュナ=天照大神」となる。

 釈迦を導いたのも神であり、釈迦に関わった神は受胎する前の神ヤハウエとなる。

 事実、仏教の「仏」を漢字分解すると「イ・ム」となり、意味は「イ=人」と「ム=私有」で、私有は「私は有る」で、人=者とすれば、「私は有るという者」となる。こうなると、世界の4代宗教は全て、たった一人の神が変化した宗教となる。

 人間である日蓮ごときが逆立ちしても比肩できるような相手ではない。「未来記」に従えば、日蓮は悪僧そのものとなる。つまり日本で悪魔に従う最悪の僧侶ということである。

 それでは、イエス・キリストはどのような救いの方法を人類に説いているのだろうか?

「あなた方は行って、全ての民を私の弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授け、あなた方に命じておいたことをすべて守るように教えなさい」(新約聖書「マタイによる福音書」第28章19~20節)

 洗礼が日本では「禊ぎ」となって伝わっている。白の衣に身を包み、心を水で清める姿はバプテスマを髣髴させる。しかし、真のバプテスマは、神の権能を預かる「神権」を持つ男性が執行するものであり、神権は真の預言者を経て相応しい男性に与えられる。その方法はモーセがヨシュアに神権を継承させたように頭に手を多く按手礼になる。

「ヌンの子ヨシュアは知恵の霊に満ちていた。モーセが彼の上に手を置いたからである。イスラエルの人々は彼に聞き従い、主がモーセに命じられた通り行った」(旧約聖書「申命記」第34章9節)

 親権を持つ者からバプテスマを受け、原始キリスト教徒となった組織は、モーセがエジプト最大の王ラムセス2世と対峙したように、たとえイスラエルが奴隷の身に落とされても、最後は勝利を得ることになる。これが666の一匹である史上最悪王、獣と対峙する真の預言者率いる原始キリスト教集団の立場となる。

「私はまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、カエルのような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。これは印を行う悪霊どもの霊であって、全世界の王たちの所へ出て行った。それは、全能者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第16章13~14節)

「この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第13章17~18節)

 666は、神が示す聖数7に至らない6に属する3匹を指す。「未来記」では、仏教の神髄に至らない三悪僧と対応する。1匹は「竜」で神に至らなかったサタン、「獣」は世界を武力と恐怖で支配する世界総統、「偽預言者」は世界最大の宗教指導者を指す。バチカンの法皇の可能性が高いだろう。

 一方、モーセのような預言者が率いる原始キリスト教会は、世界政府の枠外に置かれても自立しており、飢え死にすることなく神によって隠される。

「女はここで、蛇から逃れて、一年、その後二年、またその後半年の間、養われることになっていた。蛇が口から川のように水を女の後ろに吐き出して、女を押し流そうとした。しかし、大地は女を助け、口を開けて、竜が口から吐き出す川を飲み干した。竜は女に対して激しく怒り、その子孫の残りの者たち、すなわち、神の掟を守り、イエスの証しを守り通している者たちと戦おうとして出て行った。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第12章14~17節)

 ここで言う「女」とは原始キリスト教会を指す。「一年、その後二年、またその後半年の間、養われる」とあるように、3年半の間、「竜」である悪魔から守られるとある。なぜ3年半か以下の箇所で明らかになる。

「この獣にはまた、大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられた。そこで獣は口を開いて神を冒涜し、神の名と神の幕屋、天に住む者たちを冒涜した。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第13章4~6節)


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