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カッバーラでしか解けない「ヨハネの黙示録」(63)

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(63)「世界統一政府」の総統

 イスラム軍を、プラズマ兵器で叩きのめしたアメリカは、「世界統一政府」を主張し、国連は解体される。国連では弱小国でもアメリカと同じ1票の権利を持っているが、そうなるとこうした国々は国際舞台から締め出され、アメリカから見捨てられる。

「そこで、全地は驚いてこの獣に服従した。竜が自分の権威をこの獣に与えたので、人々は竜を拝んだ。人々はまた、この獣をも拝んでこう言った。「誰が、この獣と肩を並べることができようか。誰が、この獣と戦うことができようか。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第13章3~4節)

 国連に代わって国際舞台に出てくるのが、アメリカ主導の「世界統一政府」である。その総統の席に就くのは、アメリカ大統領の可能性が高い。もはやアメリカに逆らう国は世界に存在しないからである。

 この男が、ヨハネの言う「獣」であり、ヒトラーのような独裁者となる。そのことに恐怖を抱いたグループが、ある日、この男を暗殺することになるかもしれない。だが、男は死の淵から蘇ったことをきっかけに、自らを不死身と思い込む。九死に一生を得た男は、自らを復活したイエス・キリストと同じだと宣言する。偽りの救世主として、世界に君臨するのである。

「この獣にはまた、大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられた。そこで、獣は口を開いて神を冒涜し、神の名と神の幕屋、天に住む者たちを冒涜した。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第13章5~6節)

 この世界総統は、アメリカの巨大軍事力を背景に、イスラエルの神殿に救世主として座り、世界を3年半支配する。だが、その間に世界は再び緊張し、ロシアと中国は微妙な動きを見せ始める。

「まず、神に対する反逆が起こり、不法の者、つまり、滅びの子が出現しなければならないからです。この者は、全て神と呼ばれたり拝まれたりする者に反抗して、傲慢にふるまい、ついには、神殿に座り込み、自分こそは神であると宣言するのです。」(新約聖書「テサロニケ信徒への手紙 二」第2章3~4節)

「獣は聖なる者たちと戦い、これに勝ことが許され、また、あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民を支配する権威が与えられた。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第13章7節)

 この男は自分を神として崇めるよう、世界に向けて発布する。当然、原始キリスト教会に対しても同じことを命じるが、原始キリスト教会はそれに従わないはずである。そのため、一時期獣によって支配され、モーセの時代の古代エジプトにおけるイスラエル人のように、奴隷の身に落とされるかもしれない。「あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民を支配する権威が与えられた」というのだから、エジプトの全盛期に登場したラメセス2世のように、世界総統は全盛を誇ることになる。その総裁と原始キリスト教会にいる預言者との関係は、ラメセス2世とモーセのそれと酷似するものになるはずである。

 一方、世界統一宗教を達成したバチカンは、世界総統を神として認めることで、独裁者にお墨付きを与える。支配下に置いた世界中の宗教を獣に進呈するのである。「竜が自分の権威をこの獣に与えた」とあるのはそのことを意味する。7つの頭を持つ竜が、7つの丘のあるローマ(バチカン)を通して二者連合するのである。こうしてサタンによる「祭政一致」が完了し、その体制は盤石のものとなる。

「地上に住む者で、天地創造の時から、屠られた小羊の命の書にその名が記されていない者たちは皆、この獣を拝むであろう。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第13章8節)

 イスラム教は隅に押しやられ、ほとんどの宗教はバチカンの法皇の意向のままになる。無宗教で唯物的に生きる者は、神への信仰がないため、己の生存をすべてに優先させるから、当然のように獣に従う。

 法皇が獣を神と認めるはずがないと思うだろうが、世界の人々に向かって神を拝ませる権威は聖職者にあり、その最高位のものとなれば法皇しかない。ヨハネはその宗教的権力者を、海からではなく「地中から現れる獣」と記している。

*(飛鳥氏の視点)

 プラズマ兵器とは何か? 大槻義彦名誉教授は、早稲田大学で電波を交差させたポイントにプラズマが発生するメカニズムを研究し、人工的にプラズマを発生させるシステムを作り上げた。

 同じことは、アメリカが第2次世界大戦後から、水爆の父エドワード・テラー博士を中心に研究し、プラズマを兵器としては開発する「レッドライト・プロジェクト」を推し進めていた。

 その最終段階で「戦略防衛構想」(SDI)で得た莫大な予算をレッドライト・プロジェクトに転用した。

 SDIは失敗したと思われているが、SDI兵器一つ一つの技術とデータは、プラズマ兵器開発に生かされている。世界はダミーに誤魔化され、人類最終兵器の存在に気づく者はなかった。

 プラズマ兵器最大の利点は、摂氏数万度を超えるプラズマ火球を、衛星を介して自由に移動させられる点にある。プラズマは放射能を出さないため「クリーン兵器」として使え、水爆と同規模の破壊力を持つ。

 プラズマは強烈な電磁波を放射するため、兵器のコンピュータ基盤を破壊し、敵の軍事力を無力化できる。更にプラズマの透過能力で、地中にある敵の核シェルターの壁を通り抜けて、内部を焼き尽くすことができる。

 アメリカではプラズマ兵器が完成間際にある。世界統一政府に欠かせない最終兵器による恫喝と、最強の軍事力を維持するため、その時が来るまでアメリカはプラズマ兵器の存在を隠し続けている。


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