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「闇の支配者最後の日々」の要約(16)

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(16)国際ハザールマフィア潰しに動き出した世界

 暴力団を潰すには、その資金源を絶つしかない。今、世界では、ブッシュのドラッグルートを潰そうと動き出している。その証拠となるのが、2015年10月末、サウジアラビアのアブドゥル王子がイエメン空港で2トンものの麻薬を所持した疑いで逮捕されるという事件である。この事件の前後に驚くべきニュースが飛び込んできた。サルコジ前フランス大統領までもがコカインの大量密輸の容疑で逮捕寸前と言うのである。その経緯を説明すれば、2013年、680キロもの大量のコカインをプライベートジェット機で運んでいた元フランス軍パイロットがドミニカで逮捕されたが、その捜査で、この「密輸ジェット機」の利用者が、サルコジ本人と発覚した。サウジ王子が逮捕された直後の2015年11月5日、当局がサルコジの身柄を拘束したというのである。

 世界有数の資産を持つ有力国家の王子と、先進国の元大統領が逮捕されたというのである。まさに「ありえないこと」が起こっている。逆に言えば、サウジアラビア王子とフランス元大統領が麻薬で逮捕されたというのは、この2人が国際ハザールマフィアのメンバーだった証拠である。

 2015年10月3日、アフガニスタン北部クンドゥズ州にある国境なき医師団の施設が空爆された事件があった。メディアは「米軍による誤爆」と報じているが、実は国際ハザールマフィアのブッシュ・ナチ一派による麻薬組織のアジトであった可能性が高まってきている。ロシア国営のイタルタス通信によると、東ウクライナの自治区・ドネツク人民共和国は、「麻薬取引の巣窟になっている」として国境なき医師団を追い出しているからだ。特に戦地での緊急治療が主となる国境なき医師団は、大量のモルヒネを保有している。そこに紛れ込ませてドラッグを密輸する。国境なき医師団は捜査や荷物の検査の対象にならない。そこに目をつけて悪用してきたのである。

 デイヴィッド・ロックフェラーの次男リチャード・ロックフェラーは「エボラ騒動の真相を内部告発しようとして殺された」という。自分の組織が利用されていることに反発していたのである。そのためか、2014年6月に小型機の墜落事故で死亡した。どうもジェット機に細工を施されて「暗殺」されたようである。

 国境なき医師団の一部組織に対して米軍が攻撃を仕掛けて潰したのは、そうした背景があったのである。

 2016年現在の中東情勢は、イスラム圏の統一、200兆円の石油利権の奪い合いと言う複雑な要素が絡み合っている。少なくともイスラム国(IS)については各勢力とも排除で一致している。イスラム国(IS)の実態は国際ハザールマフィア=ナチス勢力の放った傭兵だからである。その活動資金と拠点は、アフガニスタンにあったヘロインの拠点であった。ドラッグ資金を失ったことでイスラム国の活動は中東を戦火に巻き込み、原油価格を押し上げること、さらにイラクやシリアの原油を武力で奪って、その原油をトルコに持ち込み、それと引き換えに武器を得るようになっている。拠点もイスラエルに移っている。

 2015年以降、ロシアがトルコを攻撃しているのは、イスラム国、イスラエル、トルコ、サウジアラビアの枢軸を叩くためである。国境なき医師団への米軍の空爆と、サウジアラビア王子の逮捕は、その仕上げだったのである。

 バチカンもハザールマフィア潰しに乗り出した。中南米のドラッグ潰しで主導権を握っているのは、ローマ教会、バチカンである。悪評だった前教皇ベネデイクト16世は、700年ぶりの生前退位し、2013年3月にフランシスコ新教皇が就任した。就任するや、中南米のドラッグルートを潰すように号令をかけた。

 バチカンは「闇の支配者」の重要なセンターだったが、フランシスコ新教皇就任後、「闇の支配者」において正常化が進んでいる組織と言っていい。実際、2016年1月、前ベネデイクト法王の兄が運営する少年合唱団において、231人の児童が性的虐待を受けていたというスキャンダルが発覚した。これはアメリカ軍が「ホモ」を使って「裏の軍隊」を作ってきた経緯があるが、バチカンでも同様なシステムがあった。旧約聖書には「女性を抱くように男を抱く男は殺してしまえ」と書いてある。キリスト教の総本山で「ホモ行為」は許されない。その一方で、ホモ行為が出世につながるとなれば、この罠に引っかかる神父は多かった。故に、このスキャンダルの発覚は、バチカン内に巣食っていた「罠」を潰し、正常化しようとするメッセージとなっている。

 中東のヘロイン拠点、中南米のコカイン拠点は、ほぼ壊滅している。あとは北朝鮮の覚醒剤拠点だけである。2015年8月、山口組が突如、分裂した背景には、こうした世界的なドラッグ潰し、ハザールマフィア潰しがあった。日本最大の暴力団の山口組が慌てふためいて割れたのも無理もないのである。あとは日本政府がリチャード・アーミテージを逮捕できるかどうかである。アーミテージは日本ヤクザを手足に使い、日本の政治家たちを顎で使っていたナチス勢力の日本支部長、事実上の日本のドンであった。この男を逮捕すれば、国際ハザールマフィアのドラッグは完全に潰れ、重要な資金源を絶つことが出来る。

 安倍政権には何らの実権も無ければ権限もない。単なる傀儡政権である。国際ハザールマフィアのドラッグ拠点は機能不全に陥っている。国際ハザールマフィアの残りの2つの柱である「エネルギ^」と「ファンド」にも影響が出ている。


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