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次期アメリカ大統領はトランプで決まりだ(17)

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(17)サンダース現象から見えてくる大きな戦争

 ヒラリーが大統領になったら、アメリカは必ず戦争を始める。このことを下層白人の女たちが心配している。ヒラリーなら戦争を起こしかねない。そうなったら、自分の息子が戦争に駆り出される。このことを民主党支持のリベラルな女性たちは本気で心配している。

 バーニー・サンダース候補の演説には、必ず貧乏な白人労働者家庭の女たちがいて、熱心にサンダースを応援している。自分たちの息子が兵隊にされて戦場に連れて行かれるのが怖い。だからヒラリーに投票したくない。社会主義者のサンダースを応援しているのである。ヒラリーが大統領になったら、徴兵制で自分の息子や恋人が軍隊に引っ張られる。この感覚は日本人の「平和で当たり前」の感覚からはわからない。アメリカはずっと戦争をしてきたのだ。戦争が公共事業なのだ。

 アメリカは、ニクソン政権のベトナム戦争の和平協定締結時に、1973年に徴兵令は廃止されたことになっている。だが、これは決して廃止ではなく、法律が停止しているだけである。今は志願制度の兵隊義務になっている。そして「セレクティブ・サービス」と言う徴兵令一歩手前の制度がある。これは徴兵検査である。18歳で必ずアメリカ国民の男子は受けさせられる。自分の住む市に「リクルーティング・ステイション」があって、そこに出頭させられる。そして1F、2Fの判定を受けたら、身体障害とされ、兵役免除となる。このほかに、1A、2Aの判定を受けたら、「学力があるとして」大学進学などで、兵役の延期が認められる。ところが、B、Cの判定を受けた青年たちは、軍隊に行かざるを得なくなるようになっている。このアメリカの真実を誰も日本に書いて伝えようとしない。B、Cの判定とは、「成績不良」「学力不足」そして「素行不良」の判定である。このB、Cの若者たちは、軍隊に入るしか、実際上、職はない。このようにアメリカの厳しい現実がある。

 だから、2004年のジョージ・ブッシュ大統領再選の時に挑戦したジョン・ケリーが選挙演説で「しっかり勉強しないと軍隊に行くことになるぞ」と言って大騒ぎになった。下層白人たちにとって、息子や恋人が戦争に連れられて行かれる。そして戦場でラビット(うさぎ)と呼ばれて、新兵のまま死んでしまう可能性がある。このことを日本人は知るべきである。(戦前の日本は赤紙が来て有無を言わさず兵隊にされていた)

 軍隊に行くだけならまだいい。ROTCと言って、名前だけは将校だが、実際には、授業料免除で大学生をやりながら、毎週末、兵隊訓練を受ける若者たちがいる。彼らは戦争が始まったら、そのまま召集されて戦場に連れて行かれる。今のアメリカは、この停止している徴兵令を明らかに復活、再生させようとしている。有事が始まったら、必ず戦争になる。このように「セレクティブ・サービス」(兵役選別)と言う名の徴兵検査が厳に今も行われている。このことがアメリカ大統領選挙の裏側に貼り付いている真実である。

 トランプならどうするか? トランプなら、全てを交渉で解決する原理で動く。しかし交渉では済まないとなったら、トランプは小さな戦争なら実行するだろう。ちなみにトランプ自身がベトナム戦争の徴兵逃れをしたのではないかと言われている。


次期アメリカ大統領はトランプで決まりだ(18)

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(18)ヒラリーが大統領になったらどうなるか?

 アメリカの職業軍人のトップはトランプを強く支持している。職業軍人たちは、ヒラリー=ネオコン派が大嫌いである。高学歴のインテリ研究員たちであるネオコン派はすぐ戦争をしたがる。ネオコンは、国防総省に横から入ってきて、高官として自分たち職業軍人よりも上の地位についた。そして自分たちに命令して、世界中の戦場に行かせた。アメリカの軍人たちは外国での戦争にうんざりしている。結局、戦場でいやな思いをするのは、自分たち軍人である。だからネオコンの事が大嫌いなのである。

 トランプは国内問題優先主義であり、海外派兵反対論者である。ネオコン派はその反対で外国干渉主義者である。アイソレーショニズムは、「それぞれの国は、自分たちの判断で自分の事をやるのがいい。もうアメリカは助けない。独裁国家だろうが、そこの国民が飢えていようが、アメリカは関わりたくない。関与しない」と言う考え方である。日本のメディアは、これを称して「アメリカは内向きになっている」と書く。そして、この「内向き」とは何のことか、全く説明しようとしない。日本のメディアはアメリカのグローバリスト=ネオコン=インターヴェンショニストの手先、子分たちである。アメリカ国内のヒラリー=ネオコン勢力の言いなりになってきた。日本人の国際政治への無知状態が今も続いている。

 トランプの外交政策チームのトップは、ジェフ・セッションズ上院議員である。筋金入りの保守派で元軍人である。代行・軍事の助力者は、マイケル・フリン中将と、マーチン・デンプシー元統合参謀本部長のようである。彼らはネオコン派と大喧嘩してきた。だから、マイケル・フリンは「ISを叩け。ロシアと組め」派である。トランプも「ロシアはISを排除したいと考えており、我々もそうだ。ならばロシアの好きにさせればいい。ISを排除させるのだ。気にすることはない」と言った。

 アメリカは国力がどんどん衰退している。今にも財政が破綻しそうで、金融市場がやがて取引停止を起こすだろう。この真実は日本にはなかなか伝わらない。今、アメリカの中央銀行であるFRBのジャネット・イエレン議長が「アメリカの失業率は5%にまで下がった」と大見えを切っている。それに対してトランプが「バカを言うな。イエレン議長よ。アメリカの真実の失業率は20%~42%だ」と言い放った。だから真実のアメリカの失業率はその間をとって、30%ぐらいである。イエレンは、数値そのものが役人特有のインチキであることにわざと気づかないふりをしている。

 トランプが「私が大統領になったら、アメリカをいったん破綻させる」と言い出しそうである。そしてトランプは、ケンタッキー州の陸軍基地であるフォートノックスの大きな洞穴にある地下倉庫で保管しているはずの、FRBの金を「自分で見に行く」とはっきり言った。そして「なんだ、アメリカ政府が持っているはずの8300トンの金は全然ないじゃないか」と喚くつもりである。それが有能な経営者である。どうしても駄目な企業は1回倒産させて、悪い血を全部外に流さなければいけない。それは沢山の従業員の首を切ることになる。これはきついことだ。だが誰かが血だらけになってやらねばならない。そして再建をやる。それができるのが本物の経営者なのである。

 ヒラリーが大統領になったら、2017年から国家破産させる代わりに世界を第3次世界大戦に引きずり込むだろう。戦争をしないと、アメリカは今の世界覇権を維持できないからである。これから人類に襲いかかってくる金融崩壊が怖い。それを避けるために、アメリカの権力者たちは巨大な戦争と言う名の公共事業をやるしかないのである。戦争と言う名の公共事業は公共施設を爆撃で破壊して回る。これを戦争刺激経済と言う。

 アメリカは債務上限を抱えている。アメリカのワシントンの連邦政府が抱えている表に出ている分の米国債発行残高だけでも、20兆億ドル(2200兆円)ある。国の借金は年間8000億ドル増え続けている。アメリカ連邦政府だけでの借金が毎年1兆ドルずつ増えている。この連邦政府の累積の大借金以外に、50の州と、それから40の大きな都市の累積赤字がある。50州の地方政府の赤字分及び社会保障費の赤字の分を合計すると、概算でアメリカは60兆ドル(6600兆円)ぐらいの借金を抱え込んでいる。これらをアメリカの中央銀行であるFRBが国債を引き受けることで肩代わりしている。これ以外に、アメリカの民間銀行が隠しこんでいる借金の残高が60兆ドルある。合わせて120兆ドル(1京2000兆円)である。

 アメリカはこれらの隠れ借金を抱えているから、ヒラリーは大統領になったら、戦争をするしかないという考えで動いている。戦争をすることでアメリカの帳簿を燃やし尽くすという計画である。戦争することで、国と民間の両方の借金を吹き飛ばしてしまう計画である。

 ところがトランプは「ちょっと待った。そんなバカなことはするな」と言う形で出てきた。トランプは「私に任せなさい。私は経営者で借金王だ。私は借金返済の苦しみに耐えてきた男だ。私が国家借金の再交渉して、苦しいが国家財政を立て直そう」と言っているのである。アメリカ国民は、このトランプにやらせてみようと言う気になっているのである。

「八咫烏秘記」の開封(1)

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(1)秘密組「八咫烏」のもう一つの顔

 これは飛鳥昭雄著「失われた超大陸パンゲア文明アスカの謎」の要約である。飛鳥氏は裏天皇と言われる八咫烏のトップと会談し、日本の秘密を公開してもよいというお墨付きを得たただ一人の人物であり、「ヨハネの黙示録」や「聖徳太子の大預言」も解読している。何故、飛鳥氏が八咫烏によって育てられてきたのか「あとがき」に記されている。「あとがき」の要約は次の通りである。

「飛鳥昭雄と言う名前はペンネームである。最初に「飛鳥」と言う名を使ったのは、漫画家を目指していた20代の頃である。当時住んでいた大阪府藤井寺市一帯は近つ飛鳥であり、ひと山越えれば、遠つ飛鳥である奈良の明日香である。若いころは明日香村に足しげく通っていた。お目当ては謎の石造物である。将来、向きが変わるという伝承のある亀石や用途不明の酒船石、奇妙な形の鬼の雪隠に鬼のまな板、大きな二つの穴が印象的な益田の岩船などが欧米のストーンサークルやストーンヘンジに代表される巨石建造物を想起させたからである。・・・・・1975年、宇宙考古学の先駆者だったエーリッヒ・フォン・デニケンが来日し、石舞台を調査した際、巨石の一つに十字の刻みを発見し、これは方位を示していると指摘して、話題になったことがある。日本アカデミズムは黙殺したが、こうした視点こそ、謎の解明にあっては重大な手がかりになることもあると強く思った事を覚えている。

 いろいろな意味でペンネームの「飛鳥」とは、筆者のアイデンティティを育ててくれた土地と風土、そして時代を反映した象徴だったように思える。運命的な物を感じているのは事実である。最も、その頃は、「飛鳥」の持つ意味の重大さを理解していなかった。飛鳥は一つのコードネームの様に筆者の人生を規定していく。自覚のないまま飛鳥は独り歩きをする。名は符牒であり、それを持っている者にとっては「しるし」でもあった。かくして時のしるしを持つ者が現れた。八咫烏である。陰陽道と言う呪術を駆使する秘密組織にして、この国における最高権力集団が飛鳥昭雄に目を付けた。・・・八咫烏の身体検査は長期間に及ぶ。今もって、飛鳥昭雄に関する「試し」は続いているかもしれない。

 振り返ると、最初に八咫烏にコンタクトがあったのは、まだ漫画家デビュー前の事である。なぜ、彼らが筆者のペンネームを知ったのか定かではない。勘ぐるに、陰陽道の占術で、既に判明していたのだろう。いずれにせよ、選んだのは向こうである。以後、数十年、八咫烏から恒常的に接触がある事を思えば、どうも飛鳥昭雄には使命があるようだ。

 筆者が秘密組織としても存在を公開して以来、自称、八咫烏が数多く出現した。彼らのほとんどは偽者である。事実、詐欺事件も起こっている。・・・・これまで飛鳥昭雄が公表してきた八咫烏の情報は、ほんの序の口である。八咫烏には女性がいる。男性の陰陽師、すなわち裏の漢波羅を支える巫女がいる。彼女たちの中枢にいるのは200歳以上を越えた者もいる。しかして、来たるべき鳥は、烏にあらずして、鳩である。八咫烏ではなく、八幡鳩の出現こそ、日本の最高機密であり、世界の希望なのである。これこそ、「カゴメ唄」の奥義なのだ。いずれ近いうちに、鳥の暗号歌の全貌を公表していくことになる。(飛鳥氏による)

 最後に、「神権」にも陰陽があり、陰を天皇家が継承するゆえに、「レビ神権」という。一方はセムの王メルキゼデクの名を取って「メルキゼデク神権」という。筆者が属する「光の組織」は、その両方を回復させたが、モーセの兄の名から「アロン神権」とし、天皇家と合流した後、アロン神権を天皇家へ返すことになる。

 飛鳥昭雄氏は漫画家であり、重要なことに関しては必ず、漫画にしている。今回の「八咫烏秘記」についても、メスの八咫烏であるという100歳以上を過ぎた老婆との会談から始まる。稗田阿礼の祖はアメノウズメであり、子孫は巫女として朝廷につかえた。その証拠に「阿礼」の読みは巫女の「アレ」のことである。つまり、稗田阿礼はアメノウズメの子孫で巫女なのである。(女と言うことである)アメノウズメの正体はマグダラのマリアであり、稗田阿礼はその子孫の巫女となる。となれば、天照大神であるイエス・キリストとマグダラのマリアは結婚して子をなしていたということになる。→飛鳥氏は、この問いについて、イエス・キリストの直系子孫と名乗る者が出現したら、その者は闇が覆う別の者だと言い、同時にマグダラノのマリアは「裏12使徒」であり、日本の裏天皇の八咫烏にいる女預言者の祖と言える存在だという。だから、邪馬台国の預言者は将来の裏天皇家で八咫烏となる物部家の血を引く卑弥呼でなければならず、天照大神の子孫とは、天孫族を含むヘブライの事で、原始キリスト教を受け入れた人々を指していると言うと、老婆は「八咫烏秘記」を開封しようというのである。

以下は、飛鳥氏が見た「八咫烏秘記」の要約である。一度しか見るチャンスが無く、細かなところは省略せざるを得ない。

「太古の昔、地玉(地球)には龍が棲み、水には巨大な怪物が蠢いていた。大地は単で中央にあった人の祖の地があったが、日玉(太陽)へと昇華した後、この世界は生き物が食らい合う死すべき有様となった。人は始祖を除き、兄妹や姉弟が睦んで子をなし五色の人種が誕生したが、始祖の末は、中央の黄金色の黄人で、歴代の王となり世界を治めた。二人の始祖は単一大地の東端に住み、そこを「安宿(アスカ)」と定め、以後は世界をアスカと称した。

 アスカは始祖の初めが住んだ地として「寧楽(なら)」とも称した。アスカは安らかな地、ならも同意で「也」「成」でもありアスカナリで一対となる。そこは大災難の後の葦原中国の天越根国とならん。人の近い血の睦みが続く中で巨大化する者や矮小化する者が出現し、ともに棲むようになるが、巨大人は龍を狩ったり、射落とす勇士となり己の力を過信するようになった。その結果、巨大人は人の娘を襲い、砦の町々を破壊しては多くの人肉を食らうようになった。

 神から全権を担った天王族は、天磐船を造り、天元根国を中空移りて人々を指導した。しかし、地玉(地球)中に悪事が増した時、天王族最大の聖人が出現する。(エノクと思われる)その者は、巨大な三柱の石造りの宮を言霊の光で築き、知識と知恵の書を神意で封じて自らは民と共に日玉(太陽)へと昇った。残された最後の天王が海磐船の命を受けアスカの地で造ることになる。そのころ、地の底から内地玉(地球内天体アルザルのこと)が姿を現し、天王族の敵を恐怖させた。内地玉は巨大人や悪人を焼き尽くしたが、地玉の生物と巨大人の一部、五色人の一部とともに姿を消した。その時代、天に属する遣いは人の近くにあり、天と地の間を行き交っていた。しかし、やがて闇が覆うと、世界は地獄の有様になった。最後の天王(ノア)は選別された動植物を乗せる海磐船をアスカで造り、王と一族が乗って大いなる水難から逃れた。そこは東の果ての地で海からも離れ泥砂の一撃を避けられる地だった。世界は浄化の大洪水に沈みすべてが死に絶えたが、水中に潜った海磐船は浮き上がりやがて烏を放った。烏は戻らぬことで濡れた地とそこに取り残された餌(魚)を知らせ、鳩鳥は口にくわえた芽で地の乾きを知った。海磐船が漂着した地に黒人の祖(カイン)が死ねない姿で待っていた。この者は別の船で漂着し、天王の一族が見えると、姿を消した。新しい世界は日玉(太陽)の様に輝き、生き物はすべて何も食わずに生きていけた。天空は雲ではなく光の渦が覆っていた。その後、生き物の数が増えるに従い、その渦が消えていき元の有様となった。大地は日夜鳴動し、世界は大河に沿って4つに分かれて動物も一緒に移動した。海磐船から降りた天王族は代を重ねるたびに寿命が短くなり一百廿年で人生を終えるようになった。烏の中にはたまに幾百歳の者が現れるが神の意図である。→その長寿の八咫烏とは老婆のことで地球内天体アルザルからやってきた者である。老婆は内地玉から送られてきた巫女である。それもアルザルを管理する死なぬ体を持つ使徒(ヨハネのこと)から放たれた烏なのである。そして次に放たれるのは鳩である。

 「八咫烏秘記」にはアスカの謎が解き明かされている。八咫烏の別名が「大天狗」であり「白狐」であり「飛鳥」である。「飛鳥」は天皇家の秘密機関の名でもあり、裏仏教を支配する八咫烏の別名でもある。

 


「八咫烏秘記」の開封(2)

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(2)裏皇后とは何か?

 飛鳥氏は漫画で無人の廃墟として描いているが、かなりの年季の入った屋敷である。秘密組織の手引きの元に飛鳥昭雄氏はひとりの老婆と会見することになった。場所は奈良県某所。彼女の住まいは京都と聞いているが、分けあって奈良まで御足労を願ったらしい。

 組織が「飛鳥」を意識していることは、アスカの封印を解くために会見を打診していることからわかる。時は2013年某月某日。指定された古民家で待つこと約1時間。小柄な老婆が一人、静かに部屋に入ってきた。髪の毛は真っ白だが、ボリュームはたっぷりある。胸元にはあばら骨が浮き出ており、かなりやせている。おそらく目は見えていない。白内障の様に白く瞳が濁ってる。肉眼では見えなくとも、心眼によって、全てを見通しているのだろう。鋭いまなざしは霊能者のそれである。かなり次元の違う能力を有していると思われる。その容貌から、少なくとも100歳は超えているように見える。伝え聞くところによると、500歳を超えているというから、尋常ではない。だが、彼女には名前が無い。八咫烏の一羽だからである。八咫烏には正式な個人名はない。裏天皇たる3人の金鵄を頂点に、彼らを含む12烏が大烏と言う名で呼ばれ、その下に約70名の八咫烏がおり、伝令役の烏天狗が存在する。彼らはみな男である。しかし、八咫烏の裏には雌もいる。雄の八咫烏が漢波羅と言う呪術師ならば、雌の八咫烏は巫女である。強大な霊能力を持った巫女集団が秘密組織としての八咫烏の裏に控えている。

 会見した老婆は、雌の八咫烏を束ねる巫女の長である。雄の八咫烏の長、三羽烏の金鵄が一人の裏天皇を形成しているように、雌の八咫烏もまた、三羽の金鵄を持って「裏皇后」を構成している。飛鳥氏と会見した老婆は、大和民族であるが、残る二羽の金鵄巫女はアイヌと琉球民族の中にいるという。いずれも長寿で数百歳にもなると聞く。

 今回、間に入って飛鳥氏との会見をセッティングしたのも、雌の八咫烏であり、恐らく老婆の後を継ぐ地位にある者だと思われる。彼女たちの言葉は宮中言葉であり、上品な京言葉であった。

 天照大神がイエス・キリストであるように、八咫烏における12烏は12使徒に相当する。同様に、雌の八咫烏が構成する12烏は「裏12使徒」に対応する。裏12使徒とはイエス・キリスト直系の女弟子にして、女預言者たちである。彼女たちの筆頭がマグダリアのマリアである。「新約聖書」ではマリアは娼婦とされているが、実際のところ、マグダラのマリアは娼婦ではない。それどころか、イエス・キリストの高弟である。最近では映画になった「ダ・ヴィンチ・コード」で、イエス・キリストとマグダラのマリアの間にできた子供の末裔が存在するという設定で物議を醸しだした。自らをイエス・キリストの末裔だと称する者もあらわれているが、気をつけなくてはならない。そのほとんどは勘違いか、悪質な詐称に過ぎない。中には魔物に憑りつかれている者もいるので非常に危険である。

 記紀によれば、アメノウズメは猿田彦命と夫婦になったとされている。多次元同時存在の法則から、猿田彦命もイエス・キリストの事であり、整合性はある。猿田彦命とアメノウズメの子孫は代々「猿女君」を名乗り、神道祭祀の巫女を担ってきた。極めてデリケートな問題ゆえ、現時点では詳しく語ることが出来ない。しかし、イエス・キリストの子孫だと称する人間が現れたら、魔物が憑りついていると考えた方がよい。

 奈良の某所にて裏皇后の一人と会ったのは、八咫烏が保有する本当の「古事記」の内容を知るためであった。古来天皇家が保有してきた「古事記」である。継承しているのは八咫烏なので、八咫烏が裏天皇として君臨できるのは、「天皇古事記」を手にしているからである。ただし、本当の書名は「八咫烏秘記」と言う。全体の巻数は不明だが、このうちの3巻は飛鳥氏が拝見することが出来た。いずれも漢文で書かれているものの、恐ろしく難解な文章であり、用語の使い方から写本する過程で、時代に合わせて意訳していると思われる部分も見受けられた。見分に当たっては側近である巫女に文章を読んでもらった。恐らくすべて暗記しているのだろう。よどみなく原文を読み下し、かつ内容を現代語にしていく。見分を許されたとはいえ、メモや書面の映像記録を取ることは一切禁じられている。頼りになるのは、自分の記憶だけである。巫女が語る内容は勿論、言葉の一つ一つに全神経を集中しながら聞きとっていく。気分はまさに現代の太安万侶である。

 しかし、冒頭の数行を聞いただけで飛鳥氏は悟った。これは「聖書」だと。間違いなく聖書の創世記である。内容と構成が全く同じなのである。もっと言えば、聖書以上である。現在知られている旧約聖書の創世記には記されていない固有名詞や歴史が含まれているからである。中でも衝撃的だったのは、「アスカ」である。漢字表記では「安宿」と言う聖なる名前が巫女の口から飛び出したのである。この時、初めて飛鳥氏は会見の意味を悟ったという。アスカは超古代文明の聖なる称号であり、遠い未来に向けた預言のコードネームであることに気付いたのである。

「八咫烏秘記」の開封(3)

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(3)エデンの園「寧楽(なら)」と「安宿(アスカ)」

 人間は絶対神によって創造された。「旧約聖書」によれば、絶対神は「赤土・アダマー」から肉体を作り、人を「アダム」と名付けた。アダムの伴侶はあばら骨から創造された「エバ」である。アダムとエバは「古事記」や「日本書紀」でいうイザナギ命とイザナミ命である。彼らの事を「八咫烏秘記」では「闢父」と「闢母」と表記する。天地開闢に関わった人類の始祖と言う意味である。アダムとエバはエデンの園に住んだ。エデンの園は楽園だった。エデンの園の中央には永遠の「生命の樹」と「知識の樹」が生えていた。「生命の樹の実」を食べれば不老不死となり、「知識の樹の実」を食べれば神々と同じように賢くなる。しかし、絶対神は前者はいいが、後者を食べることを禁じた。同様の内容は「八咫烏秘記」にもある。驚くべきことに、エデンの園の名前が「寧楽(なら)」なのである。寧楽とは日本の古都、奈良の表記の一つであり、漢字が意味するのは平和なる都であり、「エルサレム」である。そのエデンの園=寧楽に生えていた「生命の樹」の事を「天樹」といい、「知識の樹」は「地樹」と記す。

 エバは蛇にそそのかされて、禁断の木の実を口にしてしまい、アダムもこれを食べてしまう。闢母を誘惑した蛇、すなわち大魔王サタンの事を、「八咫烏秘記」では「天黒魔」と記す。(サタンは天上界において、ナンバー2であり、ルシフェルと言った。ルシフェルはエル・ランティーに嫉妬し、傲慢がもとで天上界を追放された。ルシフェルは地獄に落ち、大魔王サタンとなったという。)

 タブーを犯したことに怒った絶対神は蛇を呪い、そしてエデンの園から二人を追放する。死すべき体となったアダムとエバは「「エデンの園の東」へ至り、そこに定住する。「八咫烏秘記」は、寧楽を追われた闢父と闢母は「単一大地」の東へと移住し、そこを「安宿(アスカ)」と呼んだ。

 単一大地とは、地球上に存在した唯一の大陸、すなわち超大陸パンゲアの事である。闢父と闢母はエデンの園の東のみなら、大地そのものも「安宿」と呼んだ。追放される以前から大地の事を「安宿」と呼んでいた。いずれにせよ、安宿は超大陸パンゲアの名前であり、その極東の都をも意味する。ジェームズ・チャーチワード流にいうならば、失われた大陸も首都ヒラニプラもともに「ムー」と言う名前だったというわけである。

 エデンの園は超大陸パンゲアの中央にあった。そこから大陸の四方に大きな河が流れていた。

「エデンから一つの川が流れ出していた。園を潤し、そこで分かれて4つの川になっていた。第1の川の名はピションで、金を産出するハビラ地方全域を巡っていた。その金は良質であり、そこで琥珀の類やラピス・ラズリも産出した。第2の川の名はギホンで、クシュ地方全域を巡っていた。第3の川の名はチグリスで、アシュルの東の方を流れており、第4の川はユーフラテス川であった」(「創世記」第2章10~14節)

 田は本来、田んぼではなく、園を意味し、中央から四方に伸びる大河を表現している。アダムとエバが追放された後、エデンの園は地上から消える。「創世記」には記されていないが、「八咫烏秘記」には大地の中央にあった人祖の地「寧楽」が「日玉(太陽)」へと昇華したとある。つまり、エデンの園は大地ごと、天空へと浮かび、そのまま太陽へと向かった。今も、エデンの園は太陽の中にある。地球について「八咫烏秘記」は「地玉」と表記する。当時、アダムとエバは大地が球体であったことも、一つの天体であることも理解していた。何しろ「知識の木の実」を食べたことにより、神々にも匹敵する知識を有していたからである。また、地球には一つの生命圏があり、一匹の生物として解釈しようとする現代思想がある。地球生命圏を指して「ガイア」と言う名前まで提言されている。だが、実際の所、地球生命体ガイアの本名は「アスカ」なのである。地球生命体「アスカ」であるがゆえに、そこにあった超大陸パンゲアの名も「アスカ」とされたのである。地玉(地球)の本名は安宿(アスカ)なのである。

 超大陸パンゲア文明は超古代アスカ文明の事である。大陸は一つであり、そこには人祖アダムとエバだけがいた。彼等こそ超古代アスカ文明の祖である。アダムは最初の王である。超古代アスカ文明を築いた太祖であり、アダム王朝の開祖である。「八咫烏秘記」は闢父の子孫、王座を継ぐ者を「天王」と表記している。つまり、初代天王は闢父でありアダムだった。闢父は記紀で言うイザナギ命である。イザナギ命が日本神話における天祖、すなわち天皇家の祖先であり、大和民族の太祖である事から、人種で言えば、黄色人種であった。「八咫烏秘記」の表現で言えば、「黄人」である。アダム=闢父、エバ=闢母、そして子孫である天王族は基本的に黄色人種だった。しかし、問題があった。近親婚が避けられなかった時代、子供たちはいろいろな形質を持って生まれてきた。肌の色も黄色だけではなく、白色や黒色、赤色、そして青色をした者もいた。青色と言うのは実際の所、緑色だった。「八咫烏秘記」は、黄人と白人、黒人、赤人、青人らを持って「五色人」と呼んでいる。アダム直系の天王族は基本的に黄人だった。近親婚による劣等遺伝子の表現型は、身長差に現れた。体長40メートル以上の恐竜が闊歩していたように、、人間も巨大化することが出来た。巨人族である。当時10メートルを超える巨人が多数存在した。

 アダムとエバが禁断の木の実を口にして以後、状況は一変した。地上は弱肉強食の時代となり、獰猛な野生動物が徘徊することになった。同様に巨大な体を持つ巨人族も、人間を食らった。(まるで「進撃の巨人」である) 巨人族は人間の町々を襲っては、若い娘を略奪し、子供を産ませた。最後には、征服した人々の肉を食らうようになったという。「創世記」で言うネフィリムを「八咫烏秘記」は「巨大人」と表記している。

 劣等遺伝子が生み出すのは巨人ばかりではない。反対に小人も誕生した。小人族は捕食されることを恐れて、隠れ住むようになる。「古事記」や「日本書紀」で言う少彦名神は、小人族の記憶だと思われる。その意味ではダイボイラボッチは、巨人族の記憶が反映しているかもしれない。

「八咫烏秘記」の開封(4)

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(4)預言者エノクと天磐船

 恐竜が跋扈し、巨人族が襲ってくる状況の中、超古代アスカ文明の王家、預言者アダムの子孫は正しき者達を統治していた。「創世記」には記されていないが、どうも歴代の預言者たちは高度な科学技術を手にしていたらしく、既に飛翔体、つまり飛行機を製造していたという。動力源は不明だが、「八咫烏秘記」では、天王族の飛翔体を「天磐船(あめのいわふね)」と呼ぶ。記紀では物部氏の祖神であるニギハヤヒ命が乗って天空を飛翔したと記されている。つまり、超古代アスカ文明の天王族は天磐船に乗って、全世界の人類、五色人たちに教えを説いて巡幸したというのである。このあたりの記述は古史古伝の一つ「竹内文書」にも通じる。竹内巨麿が手にしたという「竹内文書」には、現代の地名が多数登場し、明らかに偽書であることが判明しているが、これにはわけがある。つまり、意図的に偽書として世に出したのである。竹内巨麿が「竹内文書」の元ネタとしたのが「八咫烏秘記」なのである。

 「正統竹内文書」の伝承者を自称する秘密結社「竹内神道」の第73世・竹内宿禰こと、武内睦泰氏は五色人の存在は勿論、超古代文明のあった都の名が「アスカ」であることを認めている。ここで重要なのは超大陸アスカ文明の天王族が天磐船に乗っていたという点である。大聖王は「創世記」で言う預言者エノクである。エノクは義人ゆえ、神が天に取り上げたとされる。しかし、実際のところ、昇天したのはエノクだけではない。彼に従う義人が多数、街ごと天に引き上げられたのである。「旧約聖書」の失われた聖典の一つ「ヤシャル書」には、そのことが記されており、これが後の小説「ガリバー旅行記」に出てくる天空の城ラピュタのモデルとなる。この預言者エノク=大聖王について、「八咫烏秘記」は天王族最大の聖人と讃える。彼は神の意志に従って、巨大な三柱の石造宮を言霊の光によって製造し、そこに「知識と知恵の書」を納めたという。三柱の巨大石造宮とは、エジプトの三大ピラミッドの事である。三大ピラミッドは古代エジプト文明の遺産ではない。超古代アスカ文明の遺産なのである。遊牧民ベドウィンの伝承によると、三大ピラミッドは預言者イドリス、もしくはスウリド王が建造した記録庫だという。イスラム教の「コーラン」にも登場するイドリスとは「創世記」で言うところの預言者エノクの事である。預言者エノクは、超古代アスカ文明の高度な技術を使い、巨石建造物を造り上げたのである。更にエノクの天磐船もまた、その形状はピラミッドだった。多くの人が居住していたのだから、城郭都市ピラミッドと言っていいだろう。「八咫烏秘記」には大聖王の都の固有名詞は見当たらないが、文脈から判断するに、「天都」なる語が該当する。ある時、天都が浮上し、エデンの園である寧楽(なら)と同様、日玉(太陽)へと昇って行ったという。ちなみに、預言者エノクのピラミッド城郭都市の事は、アメリカのNASAも極秘裏に存在を確認しており、現在も、太陽の灼熱のコロナの中を公転していることが分かっている。

 超大陸パンゲアであったが、地上に悪がはびこるようになると、徐々に天変地異が頻発するようになった。巨大な地震が起こるようになり、異常ともいえる現象が起こった。地面から漆黒の闇が染みだし、地上を覆い始めたのである。原因は「内地玉」だったと「八咫烏秘記」は語る。内地玉とは、地球内部に存在するもう一つの地球=地玉の事である。いうなれば、地球内天体である。地球内天体について、あからさまに記しているのは「八咫烏秘記」だけである。

 地球は空洞ではないが、そこに天体が存在しうる空間が存在する。亜空間である。現在、プラズマによってもう一つの3次元空間が生じていることが実験によってわかっている。アメリカ軍の機密情報によれば、地球内部には地磁気によって恒常的に発生するプラズマにより、亜空間が生じている。アメリカ軍はコードネーム「アルザル」と密かに呼んでいる。

 地球内天体アルザルは、地球と同じ環境だが、夜が無い。大気がプラズマ発光しているので昼間の状態が続く。そこには多くの生物が棲息している。1974年2月にバード少将が北極圏からプラズマ・トンネルを通って、地球内天体アルザルへと侵入した。その時に、マンモスやサーベルタイガーなど絶滅した動物のほか、身長10メートル以上の巨人族を目撃している。かって地球上に存在した生物たちが、地球内天体アルザルに棲息している。これは運ばれたのである。超自然的な力によって、超大陸パンゲアにいた巨人や小人を含む人類は勿論、恐竜をはじめとする多くの生物がプラズマ・トンネルを通って、地球内天体アルザルへと送り込まれたのである。驚くべきことに「八咫烏秘記」に記されている。突如、地上を覆った漆黒の闇が地上の五色人や生物たちを連れ去り、同時に残った者達を灼熱の炎で焼き尽くした。内地玉へと移された人間は、五色人の一部、具体的に黄人と赤人、そして青人のほか、巨人族や小人族も含まれていたようである。内地玉の世界、すなわち地球内天体アルザルの名も「アスカ」と言った。時輪密教の「シャンバラ」と称される地下世界は、正式名称「アスカ」なのである。内地玉アスカにも、当然ながら王家がある。超古代アスカ文明の王朝を受け継ぐ天王族がおり、人々を統治している。バード少将が目にした人々は内地玉アスカの人々だったのである。

「八咫烏秘記」の開封(5)

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(5)預言者ノアと海磐船 

 地上に超古代アスカ文明が存在し多時代、地球は今よりも小さかった。大気の層も薄く、雲もかなり低い位置に浮かんでいた。雲は全地球を覆い、太陽からの有害な電磁波から地上の生物を護っていた。それゆえ、生物は長寿で、かつ重力が小さかったため、恐竜は勿論、昆虫や人間までもが巨大化した。雲上を天上界と見立てれば、当時、地上から近かった。このことを「八咫烏秘記」は指しているのだろう。かの時代、天は今よりも人に近かったという。ただし、ここで言う「天」とは神々が住まう「高天原」の事である。記紀でいう高天原は雲上に存在し、そこから神々が地上に降臨した。「八咫烏秘記」では、天に属する遣いたちが、しばしば地上に降臨してきて、人々と接していたと記す。「聖書」で言う天使が天と地上を行き来していたというわけである。

 天使らは歴代の超古代アスカ王朝の天王の前に現れ、絶対神の言葉を伝え、指導していたと思われる。つまり、天王はすべて預言者だったことになる。超古代アスカ王朝はアダムからセト、エノシュ、ケナン、マハラルエル、イエレド、エノク、メトシェラ、そしてレメクと続き、息子のノアが天王となる。ノアは「八咫烏秘記」では「継聖王」と記されている。継聖王は絶対神から直接、預言を受け、近く未曾有の天変地異が地上を襲い、そこに住む生き物たちが悉く滅びることを知る。ただし、継聖王の家族たちと選ばれし清い動物たちは救うと絶対神は言う。そのために、巨大な船、すなわち「海磐船」を建造するよう、継聖王は指示される。これが「聖書」でいうノアの箱舟である。

 絶対神に忠実な最後の天王・継聖王は超大陸パンゲアの極東、安宿の地で息子たちと共に巨大な海磐船を造る。完成した海磐船には、清いとされた動物たちが集まり、中に収容された。継聖王は必要な直物を入れ、静かに時を待った。そして、ついに嵐が襲ってきた。豪雨が続き、地上から膨大な水が涌きだし、ついには大洪水が発生した。超大陸パンゲアは瞬く間に水で覆われて水没する。地上にあった建造物や生物たちは、みな泥水に飲み込まれた。

 最も被害が甚大だったのは、超大陸パンゲアの中央部であった。そこには四方に流れる大河が湧き出る泉があったが、そこから大量の水があふれ出した。地下の水は地球内部に存在する水で、引き裂かれた超大陸パンゲアの大地から噴出した。最も影響が大きかったのは豪雨である。膨大な量の水は宇宙空間から落下してきたのである。水源は月である。月は氷天体で内部に熱水の海を抱えている。今から4500年前、月が地球に異常接近した為、潮汐作用によって地殻が破壊され、内部の熱水が宇宙空間にスプラッシュし、そのまま地球へと落下してきた。最初に被害にあったのは、超大陸パンゲアの西だった。月からやってきた膨大な水は超大陸パンゲアの西端から落下し始め、地球の自転によって東へと移動した。ちょうど超大陸パンゲアを東西に横断する形で水は大地に叩きつけられた。その証拠が砂漠である。現在、地上の大陸を元あった場所に移し、超大陸パンゲアを復元すると、砂漠地帯はきれいに帯状に並ぶ。月からの熱水には大量の砂が含まれていたからである。

 幸いにして、超古代アスカ王朝の都は超大陸パンゲアの極東、安宿にあった。そのため、月の水の直撃は免れ、地中からの湧水の影響も受けず、海磐船は無事に進水することが出来た。とはいえ、海上は激しい嵐である。この時、最も安全だったのは水中だけだった。潜水艇の様に海磐船、すなわちノアの箱舟は海中を静かに潜航し、嵐が過ぎるのを待った。全世界が大洪水に沈み、暴風雨が収まった頃、海磐船は浮上する。天王・継聖王と家族は、窓を開けて新たな世界を目にする。しかし、見えるのは海だけだった。やがて、内部のマントルが相移転を起こしたことで、地球は急激に膨張する。超大陸パンゲアは分裂し、大陸放散が始まった。丸かった超大陸パンゲアは真ん中から裂けて「く」の字となり、テーチス海が誕生した。この段階で地表に乾いた部分が現れた。かつプレートテクトニクスが作用し始めて、大陸移動が本格化すると、サブダクション帯で造山運動が活発化し、標高の高い山が形成された。

 最後の天王・継聖王は乾いた陸地を捜すため、海磐船から一羽の烏を解き放った。烏は戻ってこなかった。これを見た継聖王は、まだ大地は濡れており、烏の食物となる魚がいることを悟った。つぎに、継聖王は鳩を放った。鳩は若芽をくわえて戻ってきた。これを見て地上が乾き、植物が茂り始めたことを知った。興味深いことに、このあたり「聖書」の記述と若干違う。

「40日経って、ノアは自分が作った箱舟の窓を開き、烏を放した。烏は飛び立ったが地上の水が乾くのを待って、出たり入ったりしていた。地の表から水が引いたかどうかを確かめようとした。しかし、鳩は止まる所が見つからなかったので、ノアの箱舟もとに帰ってきた。水がまだ全地の表を覆っていたからである。ノアは手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分の元に戻した。さらに7日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。鳩は夕方になってノアの元に帰ってきた。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上から引いたことを知った。彼はさらに、7日待って、鳩を放した鳩はもはやノアの元に帰って来なかった」(「創世記」第8章6~12節)

 地上の様子を知るために、ノアは烏と鳩を放している。最初は烏で、次が鳩である。烏を放したのは1度で、鳩は3度放っている。地上が乾いたことを知らせたのは鳩だけである。あくまでも最初にノアへ知らせ、かつ新世界へと旅立ったのは鳩だった。これに対して「八咫烏秘記」は濡れていながらも、水が引いたことを最初に知らせたのは烏だったとある。大洪水の47日目にノアの箱舟から放たれたのは鳩のみではなく烏も放たれていたのではないだろうか。

 箱舟から飛び立った烏はノアの元に戻らなかった故に、「創世記」には記されていなかったのかもしれない。

 地上に乾いた場所が現れると、ノアは箱舟の扉を開いた。乗っていた多くの動物たちは地上に降りて、全地に広がっていった。その時、地上に人影があった。「八咫烏秘記」によれば、五色人のひとつ黒人の祖「黒祖」が海磐船を待っていた。黒祖とは「創世記」で言うカインの事である。アダムの息子にして、兄弟であるアベルを殺したカインは地上を彷徨う者となった。神の呪いによってカインは黒い体になった。カインの肌は黒くなり、その子孫も黒人となった。彼は高度な技術を持っており、いろいろな建築を手がけた。ノアの大洪水以前の超古代遺跡の中にはカインの子孫が手掛けたものも少なくない。カインも絶対神の言葉に従っていた。呪われたことで彼は死ねない体となった。息子たちが死んでもカインだけは生き延びた。ノアの大洪水の時も、カインも箱舟を建造した。ノアの箱舟はアララト山系に漂着したが、カインの箱舟も近くに留まった。

 現在ノアの箱舟は化石化してアキャイラ連山の箱舟地形として存在し、一方のカインの箱舟はアララト山の山頂付近にある氷河に埋もれている。カインはノアの箱舟が漂着したことを見届けると、姿を消した。「八咫烏秘記」が正しければ、カインは今もこの地上の何処かを放浪していることになる。

「八咫烏秘記」の開封(6)

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(6)ノアの大洪水以後の新世界

 地上に降り立ったノアは、祭壇を築き、絶対神を祀る儀式を行った。絶対神はノアとその家族、さらには動植物を含めて、新たな世界を祝福した。これにより、地上は輝きに満ちあふれた。大気が発光し、あたかも太陽の様に輝いた。「八咫烏秘記」によると、天空は雲のみならず、光の渦が覆っていた。地玉(地球)がまばゆい光に包まれ日玉(太陽)のようであったという。

 神の光に照らされた世界は、エデンの園の様であった。動物は何も食べなくても生きることが出来た。寿命も長く、体が大きいものもいた。月からの水が増えた分、地球の重力は増大したが、ノアの大洪水直後は光の渦によって、それが軽減されていた可能性がある。

 神の光とはプラズマである。プラズマは重力を生み出す。プラズマが地球全体を覆うことによって、ノアの大洪水以前の重力環境に近い状態だった。絶対神が調整期間として重力の急激な増大を制御していたのかもしれない。だが、生き物が増えるにしたがって、徐々に光の渦が縮小し、やがて消滅したと「八咫烏秘記」は語る。ここに至り、新世界は大河に沿って4つに分かれ、動物も拡散したという。これはテーチス海ができることで大きく裂けた超大陸パンゲアが北半球のローラシア大陸と南半球のゴンドアナ大陸に分裂し、さらに、それぞれユーラシア大陸と北アメリカ大陸、アフリカ大陸・南極大陸・オーストラリア大陸と南アメリカ大陸に分かれたことを示している。徐々に大陸移動のスピードが早くなり、今日知られるような大陸の配置へと変化していった。

 特殊なプラズマ発光の元では寿命が長くなる。人間の寿命も数百歳から100歳前後にまで寿命が縮み、120年ほどで一生を終えるようになったという。数百歳から1000歳近くになる人間もいると言うが、これは内地玉、すなわち地球内天体アルザルに関係している。地球内天体アルザルの大気は、プラズマ発光しており、そこに住む動物は勿論、人間は非常に長寿であることが分かっている。八咫烏の中に、数百歳に及ぶ巫女がいる。飛鳥氏が会見した巫女もその一人である。彼女は、地上の人間ではない可能性がある。内地玉から八咫烏に送られてきた使者なのであろう。内地玉アスカは超古代アスカ王朝の天王族が支配している。天変地異によって内地玉アスカへと送り込まれた預言者が代々治めている。現在、内地玉アスカを統治しているのは、12使徒の一人、ヨハネである。彼はイエス・キリストによって死なない体とされた。晩年、パトモス島の洞窟に幽閉された使徒ヨハネは、ある時、虚空に姿を消したという伝説がある。彼はプラズマ・トンネルを通り、地球内天体アルザルへと移動し、内地玉アスカ王朝を受け継いだ。アスカ王ヨハネが地上へ巫女を送り込んできた理由は、定かではないが、日本における八咫烏が地底のアスカ王朝と繋がっていることだけは確かである。

 ノアの大洪水以前、地上には五色人がいた。黄人と白人、黒人、赤人、青人である。超古代アスカ王朝の天王族は黄人であった。アダム以降、ノアまで皆黄人である。ノアには3人の息子がいた。セム、ハム、ヤフェトである。彼らの妻は、それぞれ黄人、黒人、白人だった。天王族の宗家であるノアの末裔は、後にシュメール文明を築く。セムは祭祀王メルキゼデクと言う称号を持ち、預言者アブラハムの時代まで少なくとも生きている。アブラハムはメソポタミア文明を担ったセム族の王であり、彼の子孫からイスラエル人やアラブ人が生まれる。特に息子イサク、孫ヤコブは古代イスラエル王国の王家となり、ダビデやソロモン、そしてユダヤ人のメシアであるイエス・キリストへと連なる。又、セムの子孫は、主に黄色人となりアジア地域へと広がっていく。中国の黄河文明や長江文明、東南アジアやチベット文明などは祭祀王メルキゼデクの思想が色濃く反映している。ハムの子孫は、主にアフリカ大陸へと広がる。古代エジプト文明を築いたのはハム系の黒人種である。黒人の祖はカインである。カインは技術者であり、その子孫も極めて高度な巨石建造物を築き上げた。ヤフェトの子孫は、主にコーカソイド系、とくにアーリア人としてヨーロッパからインドにかけて勢力を拡大する。古代ギリシャやローマ文明、ペルシャやインド文明を担う。彼らは超古代アスカ王朝を強く意識していた。ペルシャ系のパルティアの王家はアスカ王朝を自認し、インドではアスカを聖なる名前として地名に残し、原始仏教に帰依したマウリア王朝の王・アショカすなわちアスカと名乗った。

 ノアの大洪水以後、新世界に散って行ったノアの子孫たちは、超古代アスカ王朝を記憶に刻み、各地にアスカにちなむ名前を残した。古代インドのアスカ、アラスカ、アスコット、アステカ、アシュケロンなど、全ては遠い超古代アスカ王朝の聖なる名前に遡るのである。地名のみならず、神々の名前や王名、聖別された名にアスカが隠され、かつ継承されてきたのである。極論を言えば、アスカ地名があるところには、必ず預言者がいた。彼らは地上を移動し、その教えを述べ伝えてきた。歴史の表に出ることなく、忍びのごとく現代にまで続いてきた。中でも最大の秘義を手にしてきたのが、八咫烏である。


「八咫烏秘記」の開封(7)

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(7)飛鳥秘密組織「八咫烏」

 超古代アスカ王朝最後の王、ノアの持つ王権は息子のセムに継承された。セムは祭祀王メルキゼデクとしてシュメール文明の礎を築き、アブラハムを祝福し、預言者として聖任した。この時、超古代アスカ王朝の「王権」も継承されている。それは、アブラハムから息子イサク、そして孫のヤコブに受け継がれ、古代イスラエル王国の樹立へとつながっていく。サウルからダビデ、そしてソロモンと受け継がれたイスラエルの王権は、後に南北朝に分裂することで、二つに大きく分かれた。だが、北朝イスラエル王国は、アッシリア帝国に滅ぼされ、南朝ユダ王国は新バビロニア王国によって崩壊し、民は全世界へと離散した。20世紀に入り、1948年、世界に散ったユダヤ人たちが集合し、イスラエルと言う国家が誕生したものの、そこには王権が無い。神権を持った預言者によって聖任された王がいない。ユダヤ人にとって、最大の悩みは大預言者の不在だと言って過言ではない。

 一方、古代イスラエル人は全世界へと散った。彼らの中には神権を持った人間もいた。預言者に導かれた古代イスラエル人の多くは、やがて日本列島へと集合する。アッシリア補因された北朝イスラエル王国の失われたイスラエル10支族やバビロン補因された南朝ユダ王国の東ユダヤ人、古代ローマ帝国によって滅ぼされたユダヤ人のエルサレム教団のほか、ディアスポラで世界中に散ったイスラエル人たちが日本に渡来してきた。彼らの末裔である現代の日本人のほとんどは忘れてしまったが、この日本こそ、極東イスラエルなのである。

 国号である「大和」とはヘブライ語で「ヤマト」、すなわち神の民を意味する。世界で最も古い家柄である天皇家は古代イスラエル王国の王権を手にした一族であり、超古代アスカ王朝の正当継承者なのである。

 その印がほかでもない、「八咫烏」なのである。漢波羅秘密組織「八咫烏」は、日本と言う国家が出来たときには、すでに存在していた。律令制として整備したのは聖徳太子であるが、それ以前から八咫烏は存在した。中核はユダヤ人原始キリスト教徒「秦氏」だが、受け入れたのはユダヤ人ユダヤ教徒「物部氏」である。その物部氏もまた、縄文・弥生人として日本列島に生きてきた古代イスラエル人の預言者から承認されている。極端なことを言えば、日本列島が出来た時から、既に八咫烏は存在する。八咫烏は金鵄であり、太陽に棲む三本足の烏である。彼らの居場所は太陽である。世界で唯一、太陽を象徴として自らの国旗として掲げる日本こそ、八咫烏の本拠地なのである、そもそも約束された地であるから国家の象徴は太陽とされたのである。なぜ、かくも日本列島にこだわるのか?  答えは「アスカ」である。

 アスカは地球の名前である。地球に存在する唯一の超大陸パンゲアの名前である。超大陸パンゲアにあったエデンの園を追放されたアダムとエバが安住の地とした極東の地の名前である。ノアの大洪水によって超大陸パンゲアは大陸放散及び大陸移動によってバラバラとなったが、エデンの園の東「アスカ」は小さな島として残った。それが日本列島である。

 日本列島そのものが「アスカ」なのである。かって追放されたアダムとエバが暮らし、預言者エノク朝廷の都は寧楽=奈良とされ、その中心は安宿=飛鳥と呼ばれたのである。ノアの箱舟から放たれた烏は最終的に戻って来なかった。烏ゆえ、太陽を目指して飛んで行った。カッバーラの象徴として名を背負った預言者たちは全世界に散るとともに、最終的に日の出る国、極東を目指した。かくして、編纂されたのが「八咫烏秘記」である。

 日本列島には幾重にも渡来人の波があった。彼らの主体は古代イスラエル人である。シルクロードを通り、大陸を横断して、わざわざ極東の小さな島国にやってきたのは、預言があったからである。民を導く預言者は、それを理解していた。出エジプトにおける古代イスラエル人にとって、中東のカナンが約束の地であったように、超古代アスカ王朝の王権を持つ者にとって、日本こそ、聖別された神の国だったのである。

 漢波羅秘密組織=飛鳥秘密組織「八咫烏」は基本的に古代イスラエル人のレビ族によって構成されている。彼らは祭祀を司る権能を持っており、様々な呪術を行うことが出来る。呪術と言っても、全ては天照大神、すなわちイエス・キリストの御名を持って行われる。その意味で八咫烏はイエスの弟子である。彼らの上部組織が12使徒である。八咫烏で言えば70人弟子が一般の八咫烏であり、幹部が大烏、すなわち12烏である。12使徒の上位3人、すなわちペテロとヤコブとヨハネに相当する大烏は金鵄という称号を持つ。金鵄は3人で一人の裏天皇を形成する。表天皇は歴代一人。現代で言えば今上天皇陛下である。陛下は超古代アスカ王朝の継承者であり、聖なるアスカ王なのである。八咫烏の存在意義は天皇にある。「八咫烏秘記」でいう「天王」である。この世の末まで王統を存続させる使命がある。極端なことを言えば、初代・神武天皇から大125代今上天皇に至るまで、実は一人の「天皇」なのである。本来、天皇とは「天皇霊」を身に宿した存在の事である。天にいる天照大神の御魂と一体となった「現人神」なのである。天皇陛下の言葉は天照大神の託宣であり、預言なのである。

 天照大神は神道の最高神であり、その正体はイエス・キリストである。天皇陛下はイエスの預言者である。八咫烏と言う現代の12使徒を従えたヤマトの預言者である。

 超古代アスカ王朝の祭司、預言者たちは紀元前から存在し、日本列島へと集合していた。歴代の天皇がイエス・キリストの預言者ならば、聖任されたのは紀元後の事である。記紀では初代・神武天皇が即位したのは紀元前660年とされるが、実際は違う。歴史的に、大和朝廷を開いたのは応神天皇である。応神天皇は渡来人であり、後に八幡神と習合した。八幡信仰を広めたのは秦氏である。ユダヤ人原始キリスト教徒にして、イエスの12使徒直系のエルサレム教団の末裔が、「八幡神」を崇拝した。八幡神=ユダヤ神であり、絶対神ヤハウェであり、イエス・キリストなのである。

 騎馬民族の大王だった応神天皇は秦氏の担がれ、朝鮮半島から日本列島へと渡来し、北部九州に拠点を置いた。そこから東征し、畿内を征服して大和朝廷を開くことになるが、同時に秦氏は八幡信仰を広めていく。不思議なことに記紀編纂に秦氏が関わっているはずなのに、そこに八幡神の名はない。始めて登場するのは「続日本書紀」である。理由は、応神天皇が即位する以前、この日本は物部氏が支配していた。邪馬台国は勿論、大和朝廷が成立して以降も、当時の飛鳥秘密組織は基本的に物部氏によって構成されていた。物部氏はユダヤ人ユダヤ教徒である。そこへ、ユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏が騎馬民族の大王を掲げてやってきた。先に来た古代イスラエル人たちを納得させるためには相当の時間が必要であり、最終的にはイエス・キリストの降臨によって解決した。神武天皇の弓先に金鵄が止まった。これを見て長髄彦の軍勢は怯んだ。なぜか、金鵄は金烏であり、八咫烏であるからである。自らの正当性を保証する八咫烏が敵側についた。錦の御旗をなくしたわけである。長髄彦率いる物部氏達はひれ伏せてしまったのである。最も、実際に降臨したのはイエス・キリストである。

 応神天皇は八幡神と習合し、掲げたのは「鳩」である。八幡神の使いは鳩である。烏は鳩に勝てない。烏は陰であり、鳩は陽である。「鳥」と言う字から「一」を引けば「烏」となり、「九」を足せば「鳩」となる。烏を象徴する組織が「八咫烏」ならば、鳩を象徴する組織は「八幡鳩」である。八幡鳩なる存在はまだない。しかし、いずれ現れる。超古代アスカ王朝の王権が正当なることを証明するために、近い将来、天から降臨する。飛鳥秘密組織「八咫烏」に伝わる預言詩がこれである。

「ともに合するまで日が昇らない

烏が放たれても世に闇があり

鳩が放たれても瞬きを知らず

再び鳩が大意を持って

天に出ずる喜びの時まで」

 時が来てことが成就すれば、飛鳥秘密組織の神権は天照大神へと返還され、天皇陛下は最後の使命を果たす。以後、地上は八咫烏から八幡鳩の管理下に置かれ、新しい時代が始まるのである。この国が新たに掲げる号に「飛鳥」を目にしたら、時が近いことを悟るべきである。

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