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宇宙人、UFO、軍事の最高機密(33)

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(33)どんなに凄い技術でも既得権を潰すようなものは、日の目を見ない!

高野「僕の住んでいる隣の富山県にある人がいて、単3の乾電池1本で、このくらいの水槽の水を一発で凍らせてしまう変な機械を・・・・」

飛鳥「変な機械って、無茶苦茶じゃないですか」

高野「乾電池の大きさはこんなものですよ。それを水の中に入れるんです。しばらくすると、バリバリバリと言って凍り始めるんです。全部カチンコチンの氷になります。冷却する媒体よりも物凄く効率がいいので、それを大手の会社に売りに行ったことがあるんです。目の前で現象を見せても、「今こんなものを出されると、ガスで冷却する方法が売れなくなります」と受け付けてくれなかったんです」

飛鳥「そういうことは多いですね。20年前に洗剤のいらない洗濯機が発明されたんです。マイクロバブルと言う泡を出すだけで、洗剤がいらないんです。でも大手の会社に潰された」

高野「だって、カラーテレビは白黒より先にできていたんだから」

飛鳥「そうそう。最初からですよ。NHKでもちゃんと展示していますよね」

高野「カラーテレビが先に実用化されたのです。でも、メーカーは白黒を先に作って売ったんです。カラーは後で持ってこようと思って」

飛鳥「あれはどこが作ったの?」

高野「町の小さな会社です。例えば、日立が作ったんだけれども、5ミリ四方の薄っぺらいタグを商品に全部つけておくんです。そうすると、飛行機に乗るときに通るゲートと同じで、計算を待つ必要ないんです。レジを通す必要が全くない。全部一発で終わるんです。だけど、それをやると、女性たちのアルバイトがなくなってしまう」

竹本「仕事がなくなっちゃう」

飛鳥「それは家計を助ける女性にとれば大変なことですから。これを国際化するときは、アメリカとヨーロッパが手を組んで、こんな大きなタグを作り、協力して欧米式のタグを標準にしてしまった。その後、タグデータをプリントするという方法が考えられている。本当はすぐ出した方がいいんだが、諸事情から難しい・・・」

竹本「出せない。流通関係の問題とかね」

飛鳥「それはまだかわいらしいですよ。それならわかるんだけど、軍事はひどい」

高野「出さないですね」

飛鳥「名前は絶対言えないが、ある企業が、ステルス戦闘機が見えるレーダーを作った」

竹本「ステルスじゃなくなるね」

飛鳥「これを日本のある町工場が基本形を作った」

高野「ビジブル(可視)になっちゃう」

竹本「わかった。それはマスプロアンテナじゃないの?「見えすぎて困るの」と(笑い)。違う?」

飛鳥「懐かしい。面白い」

竹本「面白いでしょう。たまには言わないとね」

飛鳥「でも、こういうような話をこの3人でやると、延々とドツボにはまっていきますね」

竹本「そうですね。面白いですね」

高野「軍事特許と言うのは、本当に軍事に使えるものは一切公開しないです。僕はNASAとずっとかかわっていて、NASAのテクノロジーは凄いものがあるんです。例えば、戦闘機なんかで、パラシュートを使わずに上空から戦車を落としても壊れない。それを最初に考え出したのは、バイキング計画のときに発明されたエアジェルなんです。エアゼリー。あれはショックアブソーバーなんです。もし火星でパラシュートが聞かなくても、そのゼリーの中に包んで落とせば、着陸船は一切壊れない。もの凄く緩衝能力を持っていて、すごい緩衝材なんです。それが後々にスピンオフされて、何ななったかと言うと、女性のマスカラですよ。マスカラをよく見てください。エアジェルと書いてあります。あれはもともと軍事機密なんです」


宇宙人、UFO、軍事の最高機密(34)

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(34)燃えない液体燃料? 「戦争科学」は、知られざる発展をしている!

高野「アメリカのU2が話に出てきたんだけれども、僕はU2の最高機密を知っちゃったんです」

竹本「はい、どうぞ。みんな、拍手」(拍手)

高野「U2は偵察機ですね。「最高のトップシークレットをお前に見せてやる」と言われたんです。それはU2を個人で持っている人でした」

飛鳥「個人ですか?」

高野「そうです。ご自宅のガレージの中にU2があるんです。それを博物館に売ったりするために、U2をわざわざ個人で持っているんです。「高野、これがアメリカのU2の最高機密だ」と言うんです。何かというと、スプーンに液体が乗っているんです。ジッポでパッと火をつけても燃えないんです。「これは何?」と聞くと、「U2の燃料だ」と言う。700度を超えても燃えない燃料なんです」

飛鳥「超高空に行くからだ」

高野「いや、超低空だから、音速の2倍、3倍近く出すと、空気との摩擦で500度、600度と言うもの凄い高熱を発するんです」

飛鳥「それはU2じゃなくて、超音速高高度戦略偵察機のSR-71ブラックバードじゃないの?」

高野「いや、最初のU2です」

飛鳥「あの段階でもすでに使っていたの?」

高野「それを使っていたの。物凄い高速で飛ぶから燃料タンクがものすごく熱くなるんです。しかも、初期のものは、音速の何倍ものスピードで飛ぶと、ものすごく熱くなって引火したんです」

飛鳥「爆発したんだ」

高野「爆発して失敗したんです。それを防ぐために彼が考え出したのが、その国家機密なんです。イグニッションに行くまでに、実は電気分解をかけるとすぐ爆発するんです。それで「こんなことやっているんじゃないの?」と言ったら、当たっていたんです。だから、電気分解させるんです。燃焼室の手前のところで電気分解して、それに着火させると火が付くんです。だから、ここにいる間では600度、700度になろうとも絶対に引火しないんです。それが最高の国家機密だという」

竹本「だから、ある意味で、サイエンスと言うものが、例えば戦争を年がら年中やっているグループのサイエンスと、我々みたいな平和なグループのサイエンスと、2つ違うんですね。戦争をやっているグループは、戦争科学と言って、他から責められないようにするために防衛しなくてはいけない。そうすると、マッドサイエンスができちゃうわけです」

高野「それに近いものは出ているし、できているんですよ。だから、強力なマイクロ液を発生させるマグネトロン(磁電管)の巨大なもので、例えば離れていて相手を焼き殺すなんてしようとするでしょう。レイセオンが作っているあれがそうでしょう。例えば、建物の中にいても、その建物の中にいる奴を焼き殺すことができるんです」

飛鳥「電子レンジでしょう」

高野「そうそう。巨大なマグネトロンで、プラズマ兵器の一歩手前みたいなものです。要するに、干渉させて、インターフェロメーターを起こすことによって、そこに焦点を当てちゃうんです。例えば、僕が壁の中に隠れようが、そこを狙って撃つと中で人が焼け死んじゃうんです」

飛鳥「アメリカ軍が一般市民たちに、自分たちはこういう安全なものを作っていますというPRを見たことがある。ジープの2回りか3回り大きな奴の上に、八角形の板がある。それを動かして人に向けると熱くなる。それで、悪い人たちを分散させる。安全な兵器だという。しかし、レベルを上げれば血液を一瞬で沸騰させますから、屋外用電子レンジですよ」

高野「強烈な電子レンジです」

飛鳥「でも、それを安全ですというアメリカ軍の姿勢は既に狂っているとしか思えない。だから、安全なものと言う「ソフトウエポン」の名称までできている」

竹本「致死的ではないウエポンでしょう」

飛鳥「ゴム弾みたいなものだよ」

竹本「ノン・リーサル・ウエポン(非致死性兵器)と言うんだよ」

飛鳥「僕はそれを見て怖いと思った。当たり前のようにそれがあるんですよ。そういうのは、我々にはわからない。でもなぜ、高野さんのほうにはすぐにやってくるのかな(笑い)。我々はそのおこぼれを使いながら仕事をさせてもらっている」

竹本「基本的に、インターネットだっておこぼれですよ。軍事関係の緊急のコミュニケーションのためにやっていたやつがおこぼれできたわけでしょう」

高野「みんなそうやってスピンオフしているから」

竹本「だから、みんな民間にあとで来るわけですよ」

宇宙人、UFO、軍事の最高機密(35)

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(35)最新の軍事兵器はどうなっているのか?

飛鳥「最新のアメリカの軍事兵器で、すでに公開されているのを言いますと、レーガン大統領の時代のレールガンと言うのはほとんど駄目だったんです。2,3発、発射できればいいということで、プラズマを使って発射するんだけれども、すぐにカタバルトが壊れちゃう。まず、それに耐えられるレールがなかったんだけれども、今、陸軍と海軍がレールガンをすでに開発しました。それは速度が砲弾の5倍、距離が2・5~3倍、だから、仮に中国の艦隊が来たら、アメリカ海軍は向こうの大砲が届くよりも遠くから、より速い速度で着弾できます。これはもうすでに実験映像が公開されました。後、凄いのは、デイヴィッド・ロックフェラーが死んだからどうなるかわからないけど、海軍が使う燃料に、原子力以外に海水を使うことが決定しました。これはネットの中で軍事のサイトを見れば出てきます。どういうことかと言うと、プラズマを発生させて、水を分解し、水素を動かす。一種のプラズマ応用エンジンです。こうなると、石油はいらなくなる。でも、EMAモーターは、本当はもっとすごいよね。この技術は技術でまた別の形で儲けようとする。これを公表しているということは、裏の連中がもっと上のレベルの物を持っている証拠です」

竹本「そうですね」

飛鳥「だから、TR-3Bもそうだけど、僕は嘉手納にそれが1機あると聞いているが、間違いない?」

高野「嘉手納基地?」

飛鳥「もともとはSR-71だったっけ。ブラックバードがあったときも嘉手納で、秘密だったんだよ」

竹本「嘉手納にあると言っているのは超常現象研究家の中津川昴君ですよ。彼がどうも、あっちの基地かどこかでアルバイトしていたらしいんです」

飛鳥「僕、実は沖縄の嘉手納に行ったときに、同じ宗派のモルモン教徒の司令官がいて、「ちょっと来い」と言われた。「信じられないものを見せてやる」と言われて行ったら、ブラックバードですよ。これは当時まだ公表されていなかった偵察機です。世の中でも知られていない、めちゃくちゃでかい」

竹本「どれくらいの大きさ?」

飛鳥「見た感じは、新幹線の連結したような感じ」

竹本「普通に言われているブラックバードはそんなに大きくないよ」

飛鳥「いやいや、僕が言っているのは・・・・」

竹本「でっかいやつでしょう。巨大三角形のやつ」

飛鳥「違う違う。三角形じゃない。いわゆる超高度の偵察機SR-71だよ。ミサイルが発射しても追いつかないというやつ。でも、「ちょっと来い」と言うのがあるときは、やっぱり行ったほうがいいね」

竹本「飛鳥さんに、ちらちら情報を流しているんだよ」

飛鳥「そっちにもね」

竹本「いや、僕はないですよ」

飛鳥「安全地帯にいる余裕?」

竹本「いやい,僕は調べているだけだから、調べるのがうまいだけ。ほんのちょっと好奇心が旺盛なだけですよ」

飛鳥「だって、軍の基地の司令官のところにたまたま入った? 僕は信じないからね。何だかんだでやっぱり呼ばれている」

竹本「いやいや、呼ばれていない。僕は調べているだけです。ただ「知」を愛しているだけ!」

飛鳥「この3人がしゃべると面白いね」

竹本「そうですね」

高野「話はたぶんこれから盛り上がるところなんだけど、そろそろ時間だということで」

飛鳥「じゃ、これからもパート2、パート3もやりましょうね」

竹本「またお願いします」

飛鳥「ありがとうございます。本当に命掛けでよくしゃべってくださいましたね(笑い)」

世界皇帝の死(1)

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(1)魔王の死で世界情勢図が激変する!

 これは船瀬俊介著「魔王、死す!」の要約である。2017年3月20日にデイヴィッド・ロックフェラーが死んだ。享年101歳である。驚くほどの長命であった。

 たかが1人の老人が亡くなったくらいで、世界情勢が変わるのか? 誰でもそう思うだろう。しかし、この老人は違う。その存在感も、影響力も桁外れだった。多くの方が知らないのも無理はない。それは常識に洗脳されてきたからである。「テレビや新聞で、そんなことは全然言っていない」と不愉快になるのも当然である。いまだにテレビや新聞を信じているから、これら激変を信じる気になれないのだ。船瀬氏の知人には新聞記者が多くいた。彼らの口癖は「本当のことを書けない」と言う嘆きだった。本当のことを書けない新聞に金を払っているのだ。「企業にかかわることは一字一句書けません」と日経新聞に勤める後輩のM君はうつむいて唇をかんだ。「あんなの嘘っぱっちよ。受信料なんか払っちゃダメ」とNHKプロデューサーのIさんは放送内容を笑い飛ばした。洗脳する側のメデイアの人間が、ここまで本音を吐いているのである。国際秘密結社フリーメーソンについても、アレルギー反応を起こすかもしれない。「そんなこと学校で習っていないよ」 その通り、彼らは日本と言う国家を丸ごと支配しているからである。だから、教育やマスコミを支配するなどお手のものなのだ。世界の闇の裏面史を知り尽くしている中丸薫氏は、船瀬氏にこう囁いた。「中央官庁の課長以上はみんなフリーメーソンですよ」つまり、国際秘密結社の支配、影響下にあるということである。

 何事も表があれば裏がある。光があれば闇がある。それは万象の真の姿である。表だけを見ていても物事は理解できない。裏をひっくり返しただけで、すべてがわかるわけではない。その奥を覗き、見えない部分を掘り返す。わからなければ、さらに調べる。本を読む。人に聞く。場所を訪ねる。常識と言う先入観をいったん脱いで肩を楽にしていただきたい。

 「火の文明」から「緑の文明」へのシフトが始まった。「火の文明」は産業革命から台頭する。それは石炭、石油と言う化石燃料で栄える文明である。根底にあるのは「闘争」の論理である。それを支えるのが「知識」の原理である。しかし、その結果、人類は3つの厄災に見舞われることになった。

①戦争→地域に遍在する化石燃料など資源争奪が原因。

②汚染→大地に眠る化石資源を燃料等に消費した結果。

③格差→利益、産業優先の競争で開いた恐ろしい格差。

 これら3つの不幸を回避するため、人類は新しい文明を求めている。それが「緑の文明」である。この文明を支えるエネルギー源は自然エネルギーである。太陽、地熱、風力、波力、バイオマス・・・それらは、地球に普遍的に存在する。だから、資源の争奪戦の戦争なども、起こりようがない。環境問題の研究者レスター・ブラウン博士は断言している。

「日本は自然エネルギー大陸。地熱だけでも日本の全エネルギーを賄える」

「そんなことは、新聞に書いていない」と反論したくなったはずである。その新聞のスポンサーはどこですか?広告欄を見てください。シェル石油、東京電力・・・・。メデイアへの巨大な広告料の正体は口止め料なのである。

「緑の文明」を支えるのは「緑の技術」。貫くのは「共生」の論理であり、支えるのは「直感」である。「「火の文明」では、闇の勢力が教育・メディアを支配し「知識」を操作してきた。テレビや新聞でおびただしく流されるCMがその洗脳の典型である。数多くの純粋な人々は、悪意に満ちた知識を真実と心の底から信じているのである。

 野生の動物たちは自然に生を謳歌している。野生の動物たちは生命の原理に従って直感で生きている。その姿を見習いたいものである。今、世界では大変なヨガブームになっている。ヨガの教えとは自らに備わった命の直感に従えというものである。「直観とは別の言い方をすれば「本能」である。大自然が与えてくれた真の智慧である。直感に生きることは宇宙の意志に従って生きるということだ。魔王D・ロックフェラーの死は、まさに「火の文明」から「緑の文明」へシフトする交点となった。

世界皇帝の死(2)

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(2)101歳、悪の巨星、ついに堕ちる!

 魔王が死んだ。2017年3月、デイヴィッド・ロックフェラー没。享年101歳。彼の別名は20世紀、闇の皇帝あるいは石油王である。その悪名と悪行の数々は、百指をもっても挙げきれない。魔王こそが、最もふさわしい呼称と言える。

「…戦後70年以上にわたり世界権力の最高峰に君臨した」と断言するのはベンジャミン・フルフォード氏である。フルフォード氏は世界権力の裏を知り尽くす人物として有名である。その彼が、現代の悪の筆頭として挙げるのがデイヴィッド・ロックフェラーなのである。その足跡は外交問題評議会、ビルダーバーグ会議、三極委員会を仕切り、また彼の財団が大量の株式を保有することで、フォーチェン・グローバル500にランクインする、ほとんどの企業の実質支配権を握っていた。ロックフェラー所有財団を調べると、兆ドル単位の金を握っていたことがわかる。様々な権力を背景に、デイヴィッド・ロックフェラーは絶大な権力を発揮し、自らをギリシャ神話の「ゼウス」だと周囲に豪語していたという。つまり、自らを「万能の神」に喩えていたのである。その彼が死の床についた。

 「闇の支配者」とか「陰の皇帝」などと言えば「陰謀論ね」と鼻で笑う向きもある。しかし、今頃、それを「都市伝説」などと揶揄している方が、はるかに時代遅れなのである。物事には表があれば裏もある。これが万象の理である。表以外は、一切信じないと言い張る人の知性は、もはや赤子レベルである。人類の歴史とはまさに権力闘争の歴史である。それは恐るべき権謀術数で繰り広げられてきたものである。つまりは「権力」「謀略」「打算」「計略」などが人類の歴史を動かしてきた。これらを最も巧みに操り、駆使して、人類史上、最強の権力を掌握してきた組織が存在する。それが、国際秘密結社フリーメーソンである。人類の歴史は、まぎれもなく、この暗黒の巨大組織により、密かに翻弄され、篭絡され、掌握されてきたからである。

 フリーメーソンの起源には諸説がある。代表的なものに、「ソロモン神殿建設の職人」説がある。ソロモン神殿とは紀元前10世紀、古代イスラエル王国、首都エルサレムに建立された大宮殿である。建設のために招集された建築家集団が始祖と言う。その血脈は、歴史の裏面で脈々と受け継がれ、中世の石工職人たちの職能組合(ギルド)に潜んで支配を広めていったという。「フリーメーソン」とは「自由」な「石工」と言う意味である。石工組合を乗っ取った彼らは1717年、英国ロンドンにグランド・ロッジを設立し、1723年「フリーメーソン憲章」を策定、出版している。そこには「歴史」「規約」「訓論」などが記載されている。ここにおいて、「自由」「平等」「博愛」のもとに世界支配を目論む、近代フリーメーソンが誕生したのである。しかし、これら3つの標語は単なる表向きの偽装でしかなかった。

 フリーメーソンには権力ピラミッドがあり、33階層ある。下層には「ホワイト・メーソンリー(ロータリー・クラブ、YMCA)」などがあるが、純朴善良なる慈善家、起業家がほとんどである。彼らは自らが国際秘密結社の下層に位置していることなど、夢にも思うことなく、一生を終える。しかし、その上層部は紛れもなく秘密結社の支配を受けている。さらに中層に「共産主義」とあるが共産主義もメーソンが創造したものである。実は「資本論」の著者カール・マルクスはを支援し、マルクスを世界に広めるために全面支援したのもフリーメーソンである。

 この権力ピラミッドをユースタス・マリンズ氏はこう断言する。

「フリーメーソンの真の目的について知ろうとするとき、もっとも重要なのが33位階だ。これは革命の位階として知られ、全宇宙のメーソンの至高の司祭長の称号が与えられる。33位階に達した者のみが世界権力を行使することが許される。したがって、33位階のフリーメーソンは政府のトップ、ないしは、それと同等の重要人物である。勿論彼らは、自らが率いる国家に忠誠を尽くすことはできない。すでに彼らは死の制裁を覚悟して国家・民族を超越した普遍的なフリーメーソン組織に忠誠を尽くすことを誓っているからだ」

 死の制裁とはメーソンに入会するときに黙約させられる。それは「命を奪われてもメーソンの秘密は守る」と言う血約だ。「腹を切り裂かれ、内臓を引きずり出されても守りぬく」と言う凄まじい黙約なのである。

世界皇帝の死(3)

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(3)世界統一して人類を家畜化する「新世界秩序」(NWO)

 フリーメーソンが目指す未来こそが、新世界秩序(NWO)である。それは、あらゆる国家を廃絶し、地球を一つの国家にまとめるという思想である。いわゆるワン・ワールドである。わかりやすく言えば、フリーメーソンによる世界征服である。その具体的未来図も、彼らは密かに公表している。1980年、アメリカのジョージア州エルバート郡のとある丘の上に、突然、巨大な花崗石の石碑が出現した。そこには、世界8か国言語で、これから起こる未来の地球社会の姿が銘記されていた。そこには「地球の理想的人口は5億人」とある。さらに、人類が守るべき戒めが銘記されている。歴史家たちは、フリーメーソンによる「未来予告」と断定している。別名「現代の十戎」。彼らは、その第1歩として地球人口を10億人にすると公表している。それが「アジェンダ21」(国連21世紀行動計画)である。1992年に、ブラジル環境サミットで採択された計画書には、恐るべき計画が盛り込まれていた。この未来社会は、10項目で規定されている。

①大幅人口削減 ②国家の廃絶 ③全宗教の禁止 ④私有財産の否定 ⑤職業選択の否定 ⑥子供は国家が没収 ⑦居住自由の禁止 ⑧教育は最低限に ⑨反対運動の厳禁 ⑩企業・資源の国家管理

 これはもはや奴隷国家ではない。それ以下の家畜国家である。それを彼らフリーメーソンは本気で目指しているのである。彼らのあらゆる陰謀は、この未来国家ワン・ワールドに向けて収斂しているのである。

 絶望社会への先導者が魔王デイヴィッド・ロックフェラーであった。33位階の上層「イルミナティ」に着目すると、300人委員会、33人委員会、13人評議会と、上層に行くほど支配者数が少なくなっていく。そして、13人評議会とは、世界を支配する超大富豪13ファミリーで構成されている。その中の2大血脈がロスチャイルドとロックフェラー一族なのである。

 ロスチャイルド一族は、1815年ワーテルローの戦いによる英国国債の買い占めで、資産を2500倍にして、以降の世界金融を完全支配した超財閥である。そして、ロックフェラーは、当初はその忠実な弟子だった。ロックフェラー一族の出自は不明である。ロッケンフェルターと言う名前のユダヤ人一族だったという。それをアメリカ移民の際にアメリカ風に改称し、ロスチャイルドに取り入った。その手腕が認められて新大陸の利権を任されたのである。さらに、19世紀後半に発見された石油の利権を独占し、石油王として20世紀地球に君臨してきた。

 本家ロスチャイルドは新しいエネルギー源に目を付けた。それが原子力である。世界のウラン採掘を独占し、世界の原発利権を掌握してきた。つまり、石油、原子力と言う現代地球の2大エネルギーをイルミナティの2大財閥が独占しているのである。彼らこそ、現代世界の双頭の悪魔なのだ。

 ちなみにイルミナティはロスチャイルドの金銭的バックアップで作られた。そのロスチャイルド財閥自身は、世界の富の7割を所有し、推定資産額は5000兆円と言う。地球は世界の1%の超富豪にハイジャックされたといわれている。残りの人類99%の資産合計より、1%の所有する富が勝っているのである。つまりは、99%の人類は、彼らにハイジャックされた宇宙船「地球号」の乗客に過ぎない。双頭の悪魔はその1%をさらに支配しているのである。その支配の多重構造に気づかねばならない。イルミナティこそが世界を闇から操ってきた真の支配者なのである。その恐怖は既に第2次世界大戦以前から知られていた。1921年、英国のネスタ・ウエブスター氏は著書の中でこう警告している。「世界史上の出来事は、すべて、秘密結社が企てた陰謀の産物である。その元締めがイルミナティだ。彼らは現在も地下に潜み存続している。彼らはキリスト教文明を転覆させるために日夜活動を続けている。フランス革命もロシア革命もイルミナティの謀略である。」

 イルミナティの凄まじさはその資産量でもわかる。「地球上の富の80%はイルミナティのもの。50%はロスチャイルド一族のものだという」

いずれも推計であるが、それにしても凄まじい富の収奪、蓄積と言うしかない。

世界皇帝の死(4)

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(4)ロックフェラーは陰の世界政府

 ロスチャイルド一族に気に入られ20世紀「世界皇帝」の座にまで上り詰めたのがデイヴィッド・ロックフェラーである。「現代アメリカのフリーメーソンの象徴と言えば、陰の世界政府の主導者とされるロックフェラー財閥に尽きるだろう。ロックフェラー家は1870年代にアメリカではじめて石油産業の独占に成功した。いわば石油成金である。1890年代には複数の銀行を買収して巨大財閥へと拡大していった」)(並木伸一郎氏)

 1974年、ニクソン大統領がウォーターゲート事件で失脚したあと、フォード大統領が就任したが、その時ニューヨーク州知事を務めていたネルソン・ロックフェラーが副大統領に指名された。このときに行われた資産調査の結果に世界中が驚嘆した。その金額は6400億ドルだった。アメリカ国民総生産(GNP)の半分以上と言う驚異的な額だった。それもロックフェラー一族の所有資産のほんの一部でしかないのだ。ロックフェラー財閥は、世界中が1年間に生み出す約2000兆円の富のうち、10分の一の200兆円を自由にすることが可能だという。「ロックフェラー一族が陰の政府として君臨し、アメリカはもとより世界を支配できるのは、こうした途方もない財産があるからに他ならない」(並木伸一郎氏)

 欧米はすべて彼らに奪われた。イギリス王室は1737年に王太子F・ルイスの加入以来、代々、フリーメーソンに加入することが慣例となっている。つまり、英国王室は全員フリーメーソン会員である。英国王室はメーソンに乗っ取られたのである。新興国アメリカ独立宣言の著名者56名中53人がメーソン会員と言う。アメリカは建国以来、メーソンによる独占国家なのである。

 フランス革命はメーソンが仕掛けブルボン王朝から略奪し、続く皇帝ナポレオンもメーソン傀儡で、欧州に覇権を拡大し、全欧州をメーソン支配下に置いた。ロシア革命もロマノフ王朝から簒奪するためメーソンが仕掛けたものである。レーニンは忠実なイルミナティ工作員だった。中国支配も巧妙だった。アヘン戦争もメーソンの武器部門マセソン商会が英国議会に圧力をかけて密かに勃発させ中国を支配した。アメリカ内戦、南北戦争もメーソンが仕掛けた。パリでの極秘会議でメーソンは20年前から工作を重ねてきた。

 日本の明治維新も、メーソンの黒い教皇アルバート・パイクが仕掛けた罠である。伊藤博文は英国でメーソン会員とされ、孝明天皇を暗殺し、初代総理大臣となった。博文が育てた大室寅之祐は睦仁親王暗殺で明治天皇とすり替えられた。それら2大スキャンダルを握られた明治政府は、メーソンの傀儡国家として育成されたのである。

 ロスチャイルドから資金を得て、アメリカ新大陸の利権を掌握したロックフェラー財閥は、石油にいち早く着目して、全世界の石油利権を掌握し、石油王の称号を獲得した。他方、ウラン利権に着目したのがロスチャイルド財閥である。キュリー夫人などを偉人として育て、祭り上げ、ウランを生み出す原子力2つの奇跡(原爆と原発)を独占した。こうして、世界中が未来エネルギーと言う幻想のもと原発導入を強硬に押し付けられたのである。これら化石燃料で栄えた「火の文明」は、まさにデイヴィッド・ロックフェラーの死とともに終焉を迎えようとしている。

 世界の教育から新聞、マスコミ、テレビまでが、ほぼ完全に支配されている。支配者の名前を口にすることを絶対に許さない。メデイアと教育は、支配する側にとって、大切な洗脳装置である。彼らにとって人類は家畜に過ぎない。ユダヤ教のタルムードには「異教徒はゴイム(獣)である」と銘記されている。フリーメーソンの中枢は、ユダヤ資本家に独占されている。彼らは新聞、テレビ、ラジオのマスメデイアをほぼ完全に掌握している。ロイター、AP、AFPと言う世界三大通信社が、世界ニュースの9割以上を配信している。そして、これら3社の株は、ロックフェラー、ロスチャイルド2大財閥が支配しているのである。それゆえ教育支配も簡単である。国家を支配すれば、、その国の教育も自在に支配できる。日本の支部行政を見ればうなずけるだろう。つまり、マスコミも教育も洗脳装置でしかない。

 「魔法の杖を一振りして、医療に大変革をもたらし、独占支配体制を確立した魔法使いは誰であったのだろうか? それはほかでもない、世界一金持ちで強欲な独占者ジョン・D・ロックフェラーである」(ユースタス・マリンズ氏)

つまり、ロックフェラーはこう考えた。「医療を独占すれば石油トラスト(独占)体制などより、さらに莫大な利益をもたらす可能性があると思いたったのである」(ユースタス・マリンズ氏)

 100万トン単位で採掘した石油が、ミリグラム単位の高価な医療品に化ける。石油王は、その奇跡のうまみに目を付けたのである。ちなみに、地球の医療利権を完全掌握したロックフェラー一族は、「薬を飲まない、医者を近づけない」ことで有名である。だから世界皇帝は101歳の長寿を全うしたのである。アメリカでは市民、患者や良心的な医師たちが悲痛な声を上げている。「抗がん剤に反対し、代替医療で癌を治した医者が何百人も殺されてきた」「ワクチンに反対し、警報を鳴らしてきた医師、市民活動家が100人以上も殺されている」すべては魔王の残虐な部下たちの仕業である。

世界皇帝の死(5)

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(5)世界大戦までフリーメーソンが計画実行してきた!

 「私の息子たちが望まなければ、戦争が起きることはありません」

 これは19世紀、ロスチャイルド5人兄弟を欧州全土に派遣して、その金融を独占させた母親グートレ・シュナッパーの有名な言葉である。逆に言えば、ロスチャイルド一族が望めば、「いつでも戦争を起こさせる」と言う傲慢不遜な台詞なのである。こうして近代のあらゆる戦争はフリーメーソンが仕掛けてきた。断言する証拠がある。それが1871年、アルバート・パイクの予告である。それはイタリアのフリーメーソン巨魁マッツィーニ宛の書簡に記されている。

「第1次、第2次、第3次大戦は、すべてフリーメーソンが計画して起こす」そして、予告通りに、後の対戦は起こっている。さらに、シオニストによるイスラエル建国、アラブ諸国との紛争、戦争も正確に予告している。

 フリーメーソン構成員の多くはユダヤ資本家であり、戦争こそは最大のビジネス・チャンスなのである。金融で稼ぎ、武器で稼ぐ。市場開拓として、絶え間ない戦争を仕掛け続ける。だから朝鮮戦争は第2次世界大戦で余った武器の在庫一掃戦争であり、ベトナム戦争は新型兵器の実験場だったのだ。おまけに、フリーメーソンの念願だった「人口削減」まで同時に行える。一石二鳥の願ったりかなったりだった。

 フリーメーソンが狙ったのは、あらゆる国家の貨幣発行権である。つまり、中央銀行を掌握する。貨幣発行権とは紙幣を印刷し、その国に貸し付ける権利である。すると、国家は永遠に発行権者の奴隷となる。つまり、国家そのものを略奪し、永遠に支配することを意味する。

「国家の通貨発行権を我に与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうとかまわない」 これは、ロスチャイルド5人兄弟の父、マイアー・アムシェル・ロスチャイルドの有名な言葉である。つまり、立法権より、行政権より、通貨発行権が、その国を支配することを熟知していたのである。こうしてメーソンはあらゆる国々の通貨発行権つまり中央銀行を簒奪していった。アメリカ合衆国も、こうしてフリーメーソンの手の内に堕ちた。

「連邦準備と言う怪物を生み出した1910年のジョージア州ジキル島での有名な陰謀の議長を務めたのはジョン・ロックフェラー・ジュニアの義父のネルソン・オールドリッチ上院議員です。ロックフェラー家は、「連邦準備」銀行の最初の株式を多くを購入したが、合衆国政府は連邦準備銀行の株式を1株も所有することを許されなかった。それは、議会によって許可された公式の独占権で、初期の陰謀家たちは1914年に獲得した株式の永久保有を保証されることになった」(ユースタス・マリンズ氏)

 主権を奪われた国家はアメリカだけではない。英国、フランス、イタリア…など欧米諸国は、軒並み中央銀行を国際秘密結社に略奪されている。わが日本も例外ではない。日本銀行は、公的機関だと99%の人は思っているが、株式会社である。中央銀行を民間が所有しているのである。しかし、この矛盾に誰も気づかない。実に暢気なものである。(日本銀行はロスチャイルドが支配している)

 フリーメーソンが得意としたのが金融・軍事の二股作戦である。幕末の日本を操るときも、この手法を駆使している。政府軍(砂漠派)にはフランスのフリーメーソンを通じて資金・武器の援助を行わせ、倒幕軍(勤皇派)には英国のフリーメーソン、グラバーなどを通じて資金・武器の援助を行っていたのである。同じ手法は戦後の冷戦構造でも発揮された。まず、世界を共産主義圏(東側)と資本主義圏(西側)に2分する。双方を敵対させれば双方から金融・兵器で莫大な富を得ることができる。

 世界の遺伝子組み換え(GM)生物特許の9割以上は、モンサント社が所有している。そしてモンサント社は100%ロックフェラー財閥の子会社だった。同社は突然、バイエル社に身売りした。2016年、その買収は突然発表されて、世界を唖然とさせた。超巨大企業の突然の身売りの理由は簡単である。同社は世界最悪企業として悪名、悪行の限りを尽くしてきたため、世界世論の猛攻をかわすためである。遺伝子組み換え食品や農業をめぐりモンサント社への非難抗議は凄まじいからである。まさに、悪徳企業は身を隠したのである。


世界皇帝の死(6)

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(6)食卓は、遺伝子組み換えモンスターだらけだ!

 アメリカで大量栽培されている遺伝子組み換えトウモロコシ(キングコーン)をマウスに与えたら、5~8割に巨大な腫瘍が発生した。遺伝子組み換え食品の猛烈な発癌性が明らかになり、世界の消費者団体、市民グループに一大衝撃を与えた。世界的に高まる猛烈な反対の声を、ロックフェラーが支配するモンサント社は、一切、黙殺して暴走してきた。こうして遺伝子組み換え食品(GM食品)は、モンスター食と化している。2015年、米国食品医薬品局(FDA)は遺伝子組み換えで成長が2倍となった怪物サケの販売を認可した。すると、各国で遺伝子組み換え動物の製造が猛スタートした。例えば、すでに東南アジアでは「ベーコンが多くとれる」遺伝子組み換え奇形豚が量産されている。これらは、デザイナー・アニマルと言う名称で、遺伝子組み換えであることを隠して流通されているのだ。しかし、実は数十年前から、密かに遺伝子組み換えによる怪物たちは大量生産されてきたのだ。

「24年前、食肉工場で、四つ脚鶏を見てからは肉が食えなくなったんです」と「船瀬塾」のIさんは、今も顔をしかめる。ネット上でも四つ脚などの奇形鶏の告発映像が流されている。なぜ、彼らはGM技術で四つ脚鶏を製造したのか? 答えは「フライドチキンのもも肉が2倍とれるから」である。

 このようなGM技術による人造生物は、見かけも奇怪だが、中身も危険だ。遺伝子組み換え健康食品(トリプトファン)で38人もの死者、1500人余りの重症被害者を出している。遺伝子組み換え操作が、猛毒成分を生成することは、すでに数多くの研究で明らかにされている。これら遺伝子組み換え技術の、暴走も、ロックフェラー所有会社であるモンサントの悪行によるものなのである。

 水エンジン開発者は毒殺された。スタンリー・マイヤーは公衆の面前で「奴らに毒を盛られた」と苦悶し、急死した。スタンリー・マイヤーはなぜ死んだ?彼は水を燃料に変える方法を知っていたからである。「水は燃える」と言えば、普通一笑に付される。しかし、この秘密に気付いた研究家、発明家が、次々に殺され、行方不明になっている。

 スタンリー・マイヤーは水エンジン車の完走を祝うパーティで、乾杯のグラスをあおった瞬間に、苦しみ始めた。そして、亡くなる寸前に、言葉を発したのだ。「奴らとはいったい誰だろう?」

 日本でも「水が燃えること」を立証し、実験装置で公表した研究家がいた。その研究家である倉田大嗣氏が、突然、行方不明になっている。関係者の間では、暗殺されたという声が根強い。倉田氏の著書によれば、水H2Oは、ある特定周波数の磁力波で、非常に低エネルギーで、水素と酸素に分解するという。その水素を燃やせば、入力以上のエネルギーを得ることができる。

 スタンリー・マイヤーもその原理を応用して手作りで水エンジン車を完成させ、「1ガロン(4リットル弱)で、160キロ走る」と新聞記者発表した。それが石油王を激怒させたのだ。誰でも思う。「水が燃えるなら、石油なんかいらない」 勇気ある発明家を殺させた主犯はデイヴィッド・ロックフェラーである。

 船瀬氏は確信している。闇に消されてきた未来を担うネオ技術は多い。例えば、フリー・エネルギーは、宇宙から無尽蔵にエネルギーを取り出せることが可能だと言う。UFOは、このフリー・エネルギーで飛行しているというのは研究者の常識である。そしてフリー・エネルギー研究者が次々と行方不明になっている。その首謀者はデイヴィッド・ロックフェラーである。その魔王がついに死んだ。そして世界が大きく急激に動き始めた。

世界皇帝の死(7)

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(7)「悪の権化!」と食って掛かった娘たち

 101歳の高齢老人が死んだだけで、世界が急変するだろうか? しかし、実際に2017年、激変が世界を襲ってくるのだ。それは魔王の死んだ年、まさに2017年ショックだった。その激変の震源は「悪の大帝」の死以外に考えられない。

 世間の疑問の一つに、次のようなものがあるだろう。「デイビッド・ロックフェラーが死んでも家族や親戚がいるはず。跡継ぎには困らないはずだ」「支配の権利は、子供たちに引き継がれるのではないか」 誰でもそう思うはずである。

 「ロックフェラー回顧録(下)」の表紙には家族の肖像が載っている。中央後方が若き頃のデイビッド。カメラを見据えた6人の子供たち。優し気な愛妻ペギー。この家族写真を見る限り、魔王は家庭では、一族の愛に囲まれた幸せなひと時を過ごしていたように思える。しかし、実際はそうではなかった。子供たちは、ほとんど父親に反発した。とりわけ長女のアビーと三女のペギーの反抗は凄まじかった。「二人は、1960年代の革命的な思想と運動に深く魅了された」と、彼は「回顧録」に、「家庭内の悩み」として吐露している。

 その家庭内の子供たちの反抗は、外部にも知られるようになっていた。1976年、1冊の著書が出版された。タイトルは「ロックフェラー、アメリカの名家」。著者はP・コリアー他。同書は発売されるやベストセラーとなった。デイビッドは苦々しく綴っている。

「この本は、私の一族を、マルクス主義理論と反体制の文化政治観のレンズを通して眺め、中傷的な記述がなされている」「私たちを、資本家の欲の権化、アメリカと世界中の現代社会における大部分の悪の原因として描き出している」 しかし、これらは、全く事実であった。それを、なんと長女アビーが父親に抗議し、食って掛かったのだ。

「アビーは、マルクス主義に魅かれ、フィデル・カストロの熱烈な崇拝者になり、しばらくの間、社会主義労働党にも加わった。アメリカがベトナムへの軍事援助を強化すると、ランバーツ誌を含む反戦組織の財政を援助し、ボストンで徴兵反対組織のカウンセラーとして働いた」

しかし、ここまで正直に娘の行状を綴る父親デイビッドにも、いささかの共感を覚える。

「アビーが最も深く傾倒したのはフェミニズムだ。1967年には、社会における女性の副次的な地位に抗議するため「二度とドレスを着ない」と言った」 さらに、1970年代に入ると、アビーの関心は環境と生態系の維持にも寄せられた。そして、父親への反抗は収まらなかった。

「アビーは、一族と私が象徴する、ほぼすべてのものに対して、猛烈な反抗と怒りに満ちた拒否を表明してきた」

 その妹ペギーも、姉の影響を受けて、父親に猛反発した。

「多数の帆船組織を積極的に支援し出した。ペギーはその強い社会正義感から、自分には非常に大きな富と機会を提供する一方で、他の何百万もの人間を最悪の貧困状態に陥らせる制度に疑問を抱くようになった」

 ペギーは父親に一切頼ることなく、「1960年代半ば、ブラジルで働くうちに、自力で貧困の本質を見出した」「自分の目撃した貧困状態に打ちのめされ、意義ある変化を妨げる政治的、経済的な障壁に激怒した。また、私に代表される資本主義制度が問題の大半を占めていると信じ込んだ」 そして、彼女は、大学時代のほとんどを、恵まれない子供たちや被虐待児を救うボランティア活動に捧げた。アビーとペギーは父親を嫌悪して、ロックフェラーと言う姓を名乗ることさえ拒絶した。そして、母方の姓を名乗り続け、父親との関係すら一切絶った。

 末っ子のアイリーンも反抗的だった。「彼女は緊張状態に陥った。1970年代中ごろに、アフリカ長期旅行から帰国後に、親もとから離れて暮らすと決心して、しばらくは、私たちとの仲が疎遠になった」

 次男リチャードもベトナム戦争に苦悩していた。彼は、この戦争に対する鋭い疑問を父親に投げかけている。「その質問に答えたり、息子の命を奪いかねない戦争への、強力な支援を正当化したりするのは、優しいことではなかった」とデイビッドは告白している。戦争でぼろもうけする「死の商人」の大ボスも、息子の前ではうろたえているのだ。だから、家族そろって団欒の夕食も、しばしば、激論と口論の場と化した。デイビッドは、それを「戦場のようだった」」と回顧している。

 6人の子供たちの、ほとんどが父親に反旗を翻したり、反抗している。もっとも温和だったのが長男のデイビッド・ジュニアだ。「ジュニアは、1992年、私の引退と同時にファミリー・オフィスの長となった」「ジュニアが一族の中で最適だった」とロックフェラーは長男を自賛している。しかし、一族の末路には暗雲が漂っている。2014年6月13日、医師であった次男リチャード(65歳)が突然、自家用飛行機で墜落事故死したのだ。彼は前日に、父親デイビッドの99歳の誕生日を祝い、米北東部メーン州の自宅に帰る途中に墜落死した。飛行機は離陸後、わずか数分で墜落したことから、暗殺説が根強くささやかれている。一部報道では、「父親に会い、イルミナティ一族やロックフェラーの秘密を暴露した本を出版すると父親を脅迫した直後に、飛行機事故で死亡したように見せかけて彼を殺害し・・・・13日の金融日の満月の夜のいけにえ儀式に捧げられた」とあった。これはあくまでも推測の記事で真贋のほどはわからない。デイビッドが溺愛する息子を手に掛けることはあり得ない。しかし、飛行機事故を装うのは、暗殺の常套手段であり、他の勢力による脅しなのかもしれない。

世界皇帝の死(8)

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(8)兄ネルソンと弟デイヴィッドの骨肉の争い

 そもそも、デイヴィッド・ロックフェラーは、一族のジョン・デイヴィソン2世の5男として産まれた。父親の死後、次男ネルソンの一族と、5男デイヴィッドの一族が、ロックフェラーの血脈を引き継いでいる。つまり、兄ネルソン一族が本流であり、5男デイヴィッドは傍流であった。(長男のジョン・デイヴィソン3世は穏やかな性格であり、骨肉の争いを避けていた) しかし、実際は5男がロックフェラー一族の利権を掌握し、世界の大魔王として君臨したのである。

 ロックフェラー一族は、利権をめぐって骨肉の争いを繰り返してきた。デイヴィッドも、その事実を全く隠していない。特に兄ネルソンとの骨肉の争いを回顧録では「内戦」とすら表現している。

「1977年に入ると、RBF(ロックフェラー兄弟基金)の会議では、論争がますます激化した。ネルソンとジョンの怒りに満ちたやり取りが増え、ローレンスも時々議長の役目を放棄して争いに加わった」(「回顧録」より)

 この「回顧録」は、兄に対する罵倒と憎悪に満ちている。

「いかなる時も猪突猛進のネルソンは、他者からの抑制を受け付けない」「ネルソンの提案は他の理事から強い反対を受けた」・・・兄弟の対立は、まさに日々日常・・・ファミリー・オフィスの小競り合い」として繰り返された。

「ネルソンは不可解にも、自分のアイデアを一族の他のメンバーに売り込む際、駆け引きの判断を誤った」「兄弟の承認を得られれば、自分のプランが実施されるとなめてかかっていた」「親類たちが全員一致で提案を却下したという通告を受けると、ネルソンは唖然とした」「ネルソンは今でも見たこともないくらい怒り狂い、兄弟3人に、直ちにプラン全体の導入を支持するよう要求した」(「回顧録」)

 本来一族の主流である兄ネルソンが、5男デイヴィッドの傍若無人ぶりに、憎しみと怒りを抱いていたのは当然である。このように、ロックフェラー兄弟5人の間の葛藤、憎しみは凄まじかった。とりわけ、5男でありながら兄を蹴落とし、一族のトップに上り詰めたデイヴィッドに対するネルソン一族の恨みはまさに骨髄だ。

 傍流であったデイヴィッド・ロックフェラーの死は、その後のロックフェラー一族利権の継承に難題を残している。一つは長男、デイヴィッド・ジュニアが一族の長におさまる道。もう一つは、本来主流であった兄ネルソンの係累に権力を移譲する選択肢である。すると、その権限は、J・D・ロックフェラー4世に引き継がれることになる。J・D・ロックフェラーは1937年生まれであり、1985年よりウェストバージニア選出の上院議員を務めている。しかし、この柔和な顔をした上院議員に、次期「世界皇帝」つまり、魔王の役目が務まるだろうか? デイヴィッド亡き後、一族には強力なカリスマが存在しない。次の魔王を引き継ぐ人材がいないのだ。つまりは、デイヴィッドは、その顔貌の示す如く、底なしの悪魔的な魅力と権力をたぎらせていたということだ。

「ロックフェラー財閥は、外交問題について分析・討論するために創設された会員制組織「外交問題評議会」(CFR)に巨額な資金を提供した。ここから輩出される人員は5000人を下らないといわれ、ことごとく歴代アメリカ政府の要職についている」

「しかし、そのCFR自体が表舞台に出ることはまずない。間瀬メデイアのトップもすべてフリーメーソンであるがゆえに、情報操作が簡単にできるからである。ちなみに、あの国連も、このCFRの提言によって創設された」

「1973年には、現当主デイヴィッド・ロックフェラーが、日本・北米・欧州の各界を代表する指導者を集めた「三極委員会」(TC)を設立し、これを足掛かりに統一政府による世界支配を目指して暗躍しているという」(並木伸一郎氏)

 つまり、国連も魔王の所有物に過ぎないのだ。ちなみに、国連本部の建つ敷地もロックフェラーの私有地だ。そして狡猾な魔王は、自分に反対する動きは、逐一見逃さなかった。この冷徹な老人は、瞬き一つで一国を滅ぼすことが可能だった。だから彼は「世界皇帝」として恐れらていたのだ。

世界皇帝の死(9)

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(9)汚いイラク戦争、フセイン絞首刑

 「皇帝」に滅ぼされた国を挙げよと言われたら、5指をもっても足りない。その一つがサダム・フセインが支配してきたイラクだろう。

 イラク戦争はアメリカによる石油奪略戦争であることは、もはや世界の常識である。フセインが「大量破壊兵器を隠し持っている」と言うデッチアゲを根拠にイラクを侵略し、支配下に置いた。そして、フセインを絞首刑で処刑した。まさに、強盗国家そのものの悪行である。正義の戦いと信じて砂漠に派兵された兵士たちこそ、いい面の皮である。結局、大量破壊兵器など嘘八百だった。自分たちは、石油略奪と言う汚い戦争の手腕に使われた。その苦い怒りを描いたハリウッド映画がマット・デイモン主演「グリーン・ゾーン」である。9・11以来続く、軍産複合体(ネオコン)による戦争ビジネス、そのやりたい放題の戦争犯罪にハリウッドの良識派が告発の一矢を報いたのだが、話題にすらならなかった。

 さらに魔王が狙ったのがリビアである。カダフィ大佐は、欧米メデイアに、独裁者「アラブの狂犬」と言う恐るべきあだ名を冠せられた。世界のマスメデイアは、魔王が支配しているのだから、言いたい放題である。この洗脳で、世界中の人々は、彼が手の付けられない狂犬だと信じ込んだ。実は、カダフィ大佐ほど国民に対して善政をしていた指導者はいない。同国の石油売り上げを国民に均等に分配することで、税金を免除し、住宅、医療さらに教育費を無償とした。まさに、夢の楽園である。彼は自国の石油利権をアメリカなど他の帝国主義国家に譲ることを断固拒否した。見事である。

 しかし、国民本位の彼の善政を、世界メデイアは一秒一字伝えることなく、ただありもしない「マッド・ドッグ」のイメージ戦略で攻撃続けたのである。そして、秘密工作員が送り込まれた。

 1986年、リビア指導者カダフィの自宅に発信機を密かにおいて、そこからテロ放送を流し、カダフィはテロリストであると扇動した。それを口実に米大統領ロナルド・レーガンはリビアを攻撃する。この悪質な作戦を、実行犯のイスラエル秘密警察モサドの工作員が認めている。そして、ヒラリー・クリントン国務長官は、狂犬ならぬ善人カダフィの惨殺を密かに指示、実行させている。こうして、善政の主は、群衆に嬲り殺しにされたのである。しかし、戦争はイルミナティにとって最大のグッドビジネス金儲けである。だから、シリア、アフガニスタンと米軍の派兵と略奪、殺戮は止まらない。

 これだけ嘘と恥にまみれた戦争が繰り返され、派兵されていると、さすがに関係者も気づき始める。自分たちは一部の支配者の金もうけのために騙され、使われている。米軍にも、CIAにも、誠実な良識派がいる。彼らは祖国アメリカを守るという大義のために、働いていると信じていた。しかし、現実は金融マフィアと軍事マフィアの戦争犯罪の先兵として使われていた。ベンジャミン・フルフォード氏は米軍やCIA内部で覚醒した良識派による反発、蜂起が始まっているという。それは歴代大統領による犯罪への反省、告発にもつながっている。パパブッシュ、ベビーブッシュ、レーガン、クリントン、オバマに至るまで全員、フリーメーソンの忠実な下僕だった。言い換えると、魔王ロックフェラーの下僕、傀儡(操り人形)に過ぎなかった。そうして、数々の戦慄の戦争犯罪や国際謀略が繰り返されてきたのである。

 今、アメリカ国家による犯罪が次々に露見されている。その典型がヒラリーの犯罪だろう。副島隆彦氏は「ヒラリーを逮捕。投獄せよ」と言う過激な本を出版している。つまり、ヒラリーがイスラム国(IS)を作った。恐怖の国家機密がメール問題で暴かれていくとある。ヒラリーはかってうっかり「タリバンもアルカイダも、アメリカが作ったもの」と失言して、緊急入院した前歴がある。そしてISも同じ。戦争を仕掛ける要諦は、まず敵をでっちあげること。そのためには敵を偽装して、見方を攻撃させる。そして「卑怯な攻撃は許さない」と国民の怒りを煽り、鼓舞して、戦争と言う美味しいビジネスを展開する。それが戦争のセオリーなのである。その仕掛けを偽旗作戦と呼ぶ。これは人類の戦争史で使われてきたテクニックである。しかし、純朴な大衆はいまだに気づいていない。

「ヒラリーは大きな戦争をしようとしていた。この6年間、中東全体に火をつけまわったのはヒラリーです。次は極東(東アジア)でもやる。ヒラリーは大統領になったら、中国と戦争しようとしていた」(副島氏)

 ISを作ったもう一人の犯罪人がいる。それがジョン・マケイン上院議員だ。ISの創設者はバグ・ダディと呼ばれるイスラム教徒とされている。ところが、その同一人物がマケインのプライベート写真に写りこんでいた。それはサイモン・エリオットと言う人物だ。その正体は、イスラエル秘密警察モサドの工作員なのだ。つまり、イスラエルのスパイが、極端な反米武装集団のリーダーに化けていた。さらに、マケインの写真では、イスラム国(IS)の幹部たちと笑顔で記念撮影している。おそらく、彼らもモサドの工作員なのだろう。こうしてサイモンとマケインは親しい知人同士だった。つまり、マケインこそが過激派「イスラム国」の真の創設者なのだ。国際謀略のイロハを知れば、これしきの事は、驚くほどのことではない。これら仰天の陰謀、犯罪に対して、米国政府並びに軍部の厳しい調査が進められている。ベンジャミン・フルフォード氏の報告では「アメリカ軍部の厳しい取り締まりを恐れて、現在、旧体制側の多くの権力者らがアルゼンチンやニュージーランドへと逃亡を始めている。ただし、ブッシュやクリントン、ロックフェラーのような目立つ権力者の一族は、すでに当局によってアメリカから逃げられない状態になっている」と言う。

世界皇帝の死(10)

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(10)トランプ大統領登場! ついにメーソン支配に亀裂が入る!

 魔女・ヒラリーの失速、そしてドナルド・トランプの登場である。金と美女と力を手に入れた男は、最後に地位つまり権力を求めた。

 金と女と力→男の三点セットである。トランプ当選に、一番驚いたのはトランプ自身だという笑い話もある。まさに、大番狂わせの大統領選だったが、副島隆彦氏は、早い段階からトランプ当選を断言していた。実は、フリーメーソンなど闇の支配者は、早くからヒラリー当選を決めていた。

「それはアメリカの一番上の支配階級、数万人と、日本ではテレビ局や新聞社の社長たち、官僚トップ、自民党の上層部の人達2000人くらい」(副島氏)

 彼らはイルミナティのメンバーか支援者だ。その選挙工作も露骨だった。「彼らはヒラリーが勝つという根も葉もない世論調査をやり続けて、選挙民を洗脳し続けた。ヒラリーを勝たせるための嘘八百の不正選挙も実際に行われた」(副島氏)

 しかし、米国民は戦争に取り憑かれた魔女の正体を見抜いていた。「阻止したのは、アメリカの貧しい労働者階級の女たちです。民主党を支えている下の方の人たちだ。それがトランプが当選した原因の一つだ。彼女たちは自分の夫や息子、恋人が、戦争にとられる危険を察知してトランプ支持に回った」(副島氏)

 副島氏はさらに意外な事実を明らかにしている。大統領選挙の終盤に、デイヴィッド・ロックフェラーが、キッシンジャーを使いとしてトランプを訪問させていたという。「これで、トランプ当選を確信した」と言う。イルミナティにとって最良の稼ぎ場、戦争を声高に叫び、企てるヒラリーこそ、可愛い娘であったはずなのに、いったいどうしたことであろうか? 

 キッシンジャーが密かにトランプと会った、というだけで魔王が金髪の大男に鞍替えした、とみるのは早飲み込みかもしれない。それは万が一の保険として、トランプに首輪をつけておこうとしたのかもしれない。魔王の予感は当たった。あらゆる選挙工作、マスコミ工作を仕掛けたにもかかわらずトランプが大統領に当選した。これは、魔王を筆頭とする世界の旧支配体制の崩壊を意味する。そして、その凋落を象徴するように、デイヴィッド・ロックフェラーは2017年、黄泉の国に旅立った。魔女ヒラリーも、奸賊マケインも後ろ盾の魔王を失った。そして、アメリカ軍部が、不正告発の徹底調査と摘発に乗り出した。まさに旧勢力の面々にとって、パニックでしかない。

 次々に旧悪が暴かれ、逮捕者、身柄拘束が相次いでいる。すると、ヒラリー逮捕、マケイン拘束の情報がネットで飛び込んできた。彼らは2人とも逃亡を阻止するため片足に、GSP付きの足枷をはめられている。マケインは「スキーで足を傷めたギブス」と周囲に負け惜しみを言っている。すると逆の足に足枷をはめられたという落ちもある。

 さらに魔王の忠実な執事あったキッシンジャー米元国務長官を市民が逮捕しようとしたという驚きのニュースも配信されている。執事を拘束しようとしたのは市民グループ「コードピンク」の女性たちである。ワシントンの連邦議会、公聴会で、彼女たちは、キッシンジャーに手錠を突きつけ「市民逮捕」を通告、「戦争犯罪」責任を追及した。それに対して、居合わせたマケインが「下層人間の屑どもめ!」と口汚く罵った。すると、その後、市民グループは、それに対抗して、ネットでこう呼び掛けている。「下層人間の屑よ! 団結しよう」 旧勢力への糾弾と告発はもはや誰にも止められない。、

世界皇帝の死(11)

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(11)魔王の重りが外れ、金髪のキングコングが登場!

 重りが重いほど、外れた時の反動も大きい。「重鎮」と言う言葉が、まさにそれだ。魔王デイヴィッド・ロックフェラーは、良くも悪くも、地球社会の大きな重りだった。それが2017年、突然外れた。その反動が世界中に波及している。最も大激震として広がっているのがアメリカ国内だ。

 フリーメーソン並びに中枢イルミナティも、彼らの制御のきかぬ大統領に困り果てている。ドイツの移民の子で叩き上げのトランプにとってはメーソンの支配など、くそ食らえである。それどころか、若いうちに彼らに何度も煮え湯を飲まされているのではないだろうか。財界エリートとは無縁のルートから這い上がってきた男だ。文字通りの叩き上げである。その泥臭い現実主義に、メーソンのエリートたちは太刀打ちできない。何しろ相手は、怖いもの知らずの金髪キングコングだ。それがアメリカ最高権力を握ってしまった。まさに制御不能・・・・。これほど荒っぽい大統領を目の前にしたのもフリーメーソン史上は初めてではなかろうか。さらに、その主張は「アメリカ・ファースト」であり、多くの大衆に受け入れられている。

 彼の別名は「ミスター・ツイッター」である。ツイートで、本音をバンバン語って旧勢力を震え上がらせている。漏れ伝えられる情報は、「ワクチンはやめろ」「抗がん剤もダメだ」「メデイアは嘘つきだ」・・・・などなど。それが本当ならまさにトランプ万歳だ。ただし、この大男は揺れ幅が大きすぎる。右かと思えば左。左かと思えば右・・・・。まさに。予測不能の人物だ。ただ一つ言えることは、大胆不敵でありながら、敵は徹底的に叩きのめすか、追放する。ある意味で痛快な男である。それは国際秘密結社による背後からの陰湿な支配とは対極である。良いも悪いもすべてさらけ出す。「それで、どうした?」と肩をすくめる。

 トランプの強気の背景には、旧支配勢力の検挙、逮捕、拘束を推進していることにある。フルフォード氏は、それにより、「欧米の旧体制による世界支配も終わる見込みが強まった」と断言している。「水面下で展開されるアメリカ権力層の内部抗争がエスカレートし、ワシントンDCでは、権力者らの「大量逮捕劇」の動きが加速し、カリフォルニア州においては、SF映画かと見まがうばかりの異常な光景が展開されている」(フルフォード氏)

 逮捕に向かっている隊列はアメリカ軍当局なのである。そして、軍部が攻撃し、制圧したのがCIA州本部だと言う。「まずは、旧体制の監視塔であるCIAラングレー本部を制圧し、次に最前線で暗躍する末端のギャングや人身売買業者などを大量に逮捕して「犯罪組織の命令系統」や「権力者の性的児童虐待ネットワーク」の実態を把握した。そうして、今、米軍当局は、ようやくその権力者らの逮捕劇に至ったのだ」(フルフォード氏)

 つまり、アメリカ軍部が出動して国内のゴミ(犯罪者)の大掃除を始めたのだ。

 米軍によるCIA本部への急襲と制圧・・・・。まるで、ハリウッド映画を見るような気分である。しかし、それは現実に起こったのだ。「海兵隊がCIAラングレー本部から200㎞ほど離れた場所に上陸して、軍の捜査官による家宅捜査を受け入れるよう、本部に要求を行った。CIA本部も「要求を拒否すれば武力行使も辞さない」と言う海兵隊の警告を受けて家宅捜査に応じ、おとなしくコンピュータやデータを差し出したという。いずれにしても、海兵隊がCIAラングレー本部を制圧して以降、大手マスコミは「フェイク・ニュース」を報道することができなくなった。その結果、CNNやニューヨーク・タイムズ、ブルームバーグ、ワシントン・ポスト…等々のプロパガンダ大手マスコミが、次々と反トランプ記事や報道などに対する訂正を出す羽目になっている」(フルフォード氏)

 米軍が回収した最大のゴミはCIAであり、腐敗政治家たちと言うわけだ。ペンタゴン関係者はこう証言している。「今回の逮捕劇で、最も多くの逮捕者を出した地域はヴァージニア州のプリンスウィリアム郡。この地域はワシントンDCからほど近い。富裕層が住む高級エリアだ。この米軍による大量逮捕劇に加えて、政界にも激変が起こっている。2017年10月以降、上下院合わせて30名以上の議員が政界引退を発表。この異変にも訳があった。引退議員たちは「ワシントンDCからおとなしく退場するなら、代わりに刑務所行きは免除する」と言う米軍当局の取引に応じたからである。相手が地上最強の軍部では太刀打ちできない。つい最近、アメリカから来日した人の証言では、おびただしい数の戦車や兵士を大量に積んだ貨車が、延々と地方に運ばれているという。テレビやマスコミは、これら軍事行動について一切報道しない。そこで市民たちの不安が募っているという。この軍事行動こそ、全米各地の旧勢力を制圧するためのものだろう。

世界皇帝の死(12)

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(12)各国は我が道を行くーEUの脱アメリカ宣言

 このような無様なアメリカに、世界各国は呆れている。まさにアメリカによる世界一極支配の終焉である。これも、魔王デイヴィッド・ロックフェラーの死でもたらされた。もはや、アメリカは世界の警察でも何でもない。軍部が秘密結社を攻撃している。前代未聞の混乱に陥っている。だから、各国は自らの利益を追求できるようになった。

 例えば、EUは、もう、アメリカの言いなりになる気はさらさらない。それが如実に表れている典型的な急変が、2017年に相次いで起こっている。その一つが、脱ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド車の電気自動車(EV)シフト宣言である。早く言えば、欧州諸国の脱石油宣言である。まさに、世界の自動車業界は震撼した。それに続いて、コンクリート都市から木造都市へのシフトも加速している。さらに海洋風力発電などの自然エネルギー導入で、アメリカを引き離している。石油王が生きていたら、とても恐ろしくてできなかったであろう事柄である。これらはEUの脱石油宣言つまり、脱アメリカ宣言なのだ。こうしてEU諸国は世界の警察からの監視と頸木を逃れて我が道を行く。

 中国の急成長が止まらない。先進国の過去20年間のGDPを比較しても、中国が14倍と断トツである。ちなみに、アメリカは2倍、イギリスも2倍、フランスも2倍、ドイツは1・4倍、そして日本は0・85倍である。先進国の中で唯一マイナス成長なのである。この事実を安倍政権は、ことさら隠し続け「景気は緩やかに回復」と言い続けてきた。まさにコメディである。それを信じる国民の頭は、まさに家畜なみである。「中国は資本主義よ、日本は社会主義ね・・・」 中国がアメリカと異なる経済大国に成長したのは、物造りに徹したからだ。物まねと笑われ、コピーと侮られ、盗作と非難されても、ひたすら造り続けた。そうして今や巨大な世界の工場に変貌をとげたのだ。中国人はお金のため、家族のため、必死で働く。その勤勉さを日本人は見習うべきである。特に現代の日本の若者たちは、本当に元気がない。中国人のバイタリティを今こそ見習う時だ。

 中国は右肩上がりで、アメリカは右肩下がりである。アメリカ社会の病根は、秘密結社フリーメーソンにより建国、支配されてきたことである。彼らユダヤ資本は、物造りを軽蔑して来た。そして、無から有を産む金融産業を隆盛させた。金融はどこまで行っても金融である。自ら富を生み出さない。他者の富を巧みに盗むだけである。物造りの中国、金盗みのアメリカ・・・どちらが豊かになるかは言うまでもない。中国があれほど産業を発達させているのは国際秘密結社フリーメーソンからの支配を免れてきたからではないか? そうではない。それどころか、アヘン戦争の恨みはいまだに深い。それはメーソンの巣窟であったマセソン商会が、英国議会に強硬な圧力をかけて開戦に持ち込んだもの。国民の健康はアヘンで破壊され、国土は侵略され、誇りは地にまみれた。中国がメーソンやイルミナティの侵略から免れたのは、彼らが独自の極秘ネットワークを持っていたからだ。それが華僑である。華僑の人脈はメーソンの人脈に劣らぬくらいの威力を秘めている。だから、中国はどこと同盟を結ばなくても堂々と我が道を行ける。彼らも魔王ロックフェラーの死を横目で見ている。世界史を支配してきた秘密結社の衰退も当然、了解している。経済力では超大国アメリカを追い越すことは確実だ。さらに技術力でも追い抜きかねない。だからアメリカに遠慮し、従属する意味など全く感じていない。さらに中国共産党が独裁する資本主義国家という奇妙な国家形態が、経済成長には強みになっている。独裁なので決定したら実行は早い。即断・即決・即実行・・・・。これに対して自己保身の官僚主義に冒された日本の病状は、目を覆うばかりだ。稟議書にハンコの行列を作ってもまだ決済せず、様子を見る・・・。この意思決定スピードの遅さが、日本経済の致命的欠陥となっている。それなのに、誰も指摘しない。誰も気づかない。日本経済の没落はさらに進むだろう。中国共産党独裁は、人権抑圧、言論統制、汚職腐敗などの問題を抱えていることも確かである。しかし、日本もそれは同じ。露骨に弾圧するか、陰湿に弾圧するかの違いだけである。


世界皇帝の死(13)

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(13)プーチンもロシア主義

 中国とロシアは、境遇が似ている。まず、国際秘密結社フリーメーソンの陰謀により国土が簒奪された。さらにイルミナティが創作した共同の幻想の共産主義に犯された。中露いずれの国を見ても、その理論が間違っていたことは、火を見るより明らかだ。今頃、マルクスはイルミナティの寄食者だったという隠された真実が明らかにされている。また、革命の父・レーニンの正体もイルミナティの工作員だった。スターリンなどは、まさにフリーメーソンの頂点に君臨した巨魁だったのだ。こうして、ロシア革命、中国共産革命いずれも、化けの皮が剥がれた。だから、両者は、形態は異なるが資本主義の道を進んでいるのだ。習近平の胸の内には「アヘン戦争」の恨み、プーチンンp胸の内には「ロシア革命」の恨みの炎がくすぶっているだろう。だから、両者ともフリーメーソンと手を組むことは一切ない。魔王の死で大混乱に陥っているアメリカの現状を冷ややかに見ているだけだ。

 プーチンが目指すのは、ロシア革命以前の大ロシアであろう。その意味では、トランプと同じ「ロシア・ファースト」なのだ。つまり、ロシアの利益を最優先する。だから、国民的な人気が高い。同じような運命をたどった2つの太国が国境を挟んで隣り合っている。いずれも、かって一度は共産主義の洗礼を受け、同盟を結んだこともある旧知の仲だ。それぞれが「自国第一」を目的として掲げている。それなら、足りないところを補い合う近隣外交が深まるのは当然の流れである。おまけに、アメリカとの付き合いのように、秘密結社が付きまとう疎ましさもない。その秘密結社がアメリカを食い荒らし、内部がガタガタになっている様も見ている。だから、中露ともアメリカ離れが加速し、両国が接近協力していくのは、理の当然と言える。

 次に東アジア情勢である。世界中を緊張に引きずり込んだ核開発と大陸間弾道弾によるアメリカ挑発も、韓国の冬季オリンピックをきっかけに急展開を見せている。実は、金正恩によるアメリカへの恫喝も、いささか芝居がかっていた。偽旗作戦である。戦争を起こす前には、緊張を起こせ。次は紛争に育てよ。そして、最後は狙いの戦争ビジネスの開始である。だから、まず、緊張→紛争→戦争の仕込みが必要である。トランプと金正恩の罵り合いはプロレスの興行を連想する。試合前に、あらかじめ用意した台詞で相手を罵倒し、挑発する。これで観衆は興奮し、熱狂する。そして試合開始のゴングで興奮と絶叫は一気に高まる。

 偽旗作戦も同じ手法を用いる。大衆の恐怖と敵意と興奮を最大限に掻き立てて一気に開戦に持ち込む。歴史的には、何百回と繰り返された大衆操作だが、典型的な偽旗作戦が真珠湾攻撃だろう。いまだに日本人の多くは、この作戦がアメリカ主導で行われた陰謀であったということなど全く気付いていない。それはアメリカ国民も同様だ。「卑怯なジャップの攻撃を許すな」「リメンバー・パールハーバー」の合言葉でアメリカの若者たちの多くが意気揚々と戦場に送り込まれ命を落としたのだ。そして、巨額の戦争利益を上げたのがロックフェラー一族であった。

 今回、ピョンチャン冬季オリンピックに、北朝鮮が大量に派遣した美女軍団に世界は戸惑っている。恫喝外交から一転、突如の微笑外交・・・。金正恩の180度の戦術変更に船瀬氏は魔王の死の影響を見る。イルミナティの当初計画では、金正恩にギリギリまで挑発演技をさせる。そして、国際社会の北朝鮮への反発、制裁を極限まで高める。その事実緊張から、空母派遣、米韓合同軍事演習。さらには日本へのミサイル防衛システムの売り込み・・・ 軍事緊張を演出して、米国内でも軍事予算の増額、東アジアでも各種兵器の配備、売り上げを加速する。つまりは、軍産複合体の露骨な販売戦略なのだ。ネオコンが東アジアに目を付けた最大の理由が、中東での軍事作戦の膠着だ。イラン、イラク、シリア、リビア、さらにはアフガニスタン・・それらの戦争に何の大義もなく、単なる戦争をするための戦争である。この喜劇的実態に、さすがの米国民も世界も気づき始めている。

世界皇帝の死(14)

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(14)米国の最大の友好国は北朝鮮である!

 米国は、新たな戦争利権の種を仕込むために東アジアに火種を移そうと企んだのだ。国際的緊張は、軍事利権にとって利益を培う得難い土壌だ。北朝鮮は、そのために育てた独裁国家なのだ。その意味で、IS(イスラム国)と酷似している。

 フルフォード氏は「アメリカの一番の友好国は北朝鮮ですよ」と笑う。国際批評家リチャード・コシミズ氏も全く同意見だ。旧支配勢力は、北朝鮮にミサイル実験の強行で、アメリカ挑発の演技を繰り返すよう指示していた。そして、極秘裏に、万が一には、斬首作戦で金正恩を殺害するか、追放し、北朝鮮を奪取するプランBも考えていたかもしれない。そして、その時には、暗殺された金正男の長男で、金正恩の従弟にあたる金漢率を指導者に据えて傀儡支配を目論んだ。

 しかし、魔王の死で、この強行戦術はブレーキがかかった。米国内メーソンにとって、トランプ大統領の発動による米軍部の急激な摘発に、もはや北朝鮮どころではなくなったのだ。さらに、親北大統領、文在寅が就任したことも強行策をあきらめた一因だろう。それを察知した金正恩は突然、手のひら返しで微笑戦術に切り替えたというわけだ。つまり、ショーは終わったのだ。そもそも、北朝鮮の核保有にヒステリックとなる国際世論が、まさに操作されたものだ。核を保有している国は他にもある。インド、バングラデッシュ(旧パキスタン)、イラン、イスラエルなど。北朝鮮を非難するなら、これらの国も同様に非難しなければ筋が通らない。結論から言えば、北朝鮮は、最初からフリーメーソンが育てたチャッカマンなのだ。その役割は、火をつけるぞ、つけるぞ、と脅して演技することだった。安手の三文芝居に、踊らされた世界は、まさに馬鹿を見たわけである。

 2017年末から世界の劇的変化が始まる。多くの識者がそう予測していた。その一つが、アメリカの凋落、そして諸外国のアメリカ離れである。「アメリカは未曽有の大不況」だとフルフォード氏は断言する。「アメリカの国家債務の総額は、すでに20兆ドルを超えた。アメリカ政府は、年金不足を含めて自身の総額資産額をなんとマイナス65兆ドルと推定している」つまり、7150兆円(1ドル110円換算)の大赤字、つまり大借金なのだ。腰を抜かす金額と言うしかない。まさにアメリカの倒産問題が間近に迫っている」「40年以上も、無尽蔵に対外赤字を増やしてきたアメリカが、この問題を単独で解決できるわけがない。しかし、アメリkの債権国の多くは、「この傍若無人な世界の問題児の延命に、もう協力したくない」と考えている」

 各国のアメリカ離れが加速している。2017年10月4日、サウジアラビアのサルマン国王はロシアを公式訪問した。それは冷戦時代以来、史上初である。プーチン大統領と会談し、ロシアからの武器供与など数多くの協定を締結した。さらに、ドル以外の通貨で原油取引を提案している。これは、まさに「石油ドル体制」崩壊そのものである。アメリカ離れ、ロシア接近は、トルコも同じである。NATO同盟ではアメリカに次ぐ軍事力のトルコもロシアに急接近している。だから、アメリカが中近東で、好き放題にできた時代はとっくに終わっている。

世界皇帝の死(15)

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(15)アメリカ離れで石油・ドル体制が崩壊!

 アメリカの中東支配は、まさに石油支配に他ならない。その石油利権が、急速にしぼみ始めている。

「石油の時代は、すでに終焉へと向かっている。2017年10月初旬に国際エネルギー機関(IEA)が発表した報告書によると、世界は石油火力発電よりも太陽光発電の施設を建造する傾向にあり、今後5年の間に、再生可能エネルギーが約1000ギガワット増加すると予測している。これは、世界中の石炭火力発電の総容量の半分に相当する電気量だ。それに伴いフランス、ドイツ、イギリス、ノルウェー、中国など多くの国々がガソリン車とディーゼル車の販売禁止を計画している。要するに、世界の石油資源のツボを押さえるだけでアメリカが世界覇権を維持できた時代は終わろうとしている」

 2017年11月、サウジアラビア政変劇で逮捕されたバンダル王子も、ブッシュ一族とは親しく、「バンダル・ブッシュ」と呼ばれるほどの関係である。1986年に発覚したイラン・コントラ事件ではニカラグアへの資金提供に関わった人物とされ、この時の副大統領だったパパ・ブッシュと親密になった。9・11テロの主役と言われるチェイニー元副大統領とも親しく、バンダル王子自身も「9・11に関与していた」と告発されている。

「NSA(米国家安全保証局)筋などによると、ロスチャイルド一族などを中心とした欧米旧体制の世界帝国維持にはサウジアラビアから流れる裏金が不可欠だった。しかし、今、その帝国を解体するために、裏金を提供していた富豪らの2000以上もの銀行口座が、すでにサウジ国内で凍結されている」 そして、ついに9・11がらみの逮捕劇が、米国内でも始まっている。さらには、様々な旧悪が暴かれている。

 米軍関係の話では、アメリカ国内で2017年10月末から、わずか20日間で確認されているだけでも大物政治家や財界人など842人の有力者が24地域で起訴されている。これまで恐怖で人類を操ってきた欧米の旧体制が、今明らかに劣勢に立たされている。こうして目に見える形で、世界の支配層の総入れ替えが始まった」(フルフォード氏)

 こうしてアメリカ離れ、石油離れ、ドル離れが世界で加速している。2018年、中国の上海国際エネルギー取引所(INR)で、人民建てで「原油先物取引」が開始される。人民元で金交換が可能になる見込みである。つまり、「金本位制人民元の国際決済システム」の誕生である。アメリカの同盟国であったはずのパキスタンも中国との貿易決済の通貨を米ドルから人民元に変更すると公表した。すでに、中国、ロシアは原油取引の決済をルーブルや人民元で行っている。その他、ベネゼエラ、イラン、カタールなどもドル以外の通貨で原油取引を始めた。世界中の金の大部分を保有しているロシア、中国、スイス、インドネシアなどは、連携して「金本位制度の国際決済システム」を目指している。

 この状況下で、実際に「金・原油・人民元」が連動すれば、1971年から73年以降、欧米の権力基盤として維持されてきた「石油本位制ドル」の国際的地位は確実に脅かされる。

世界皇帝の死(16)

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(16)EUはEV(電気自動車)、木造都市、脱石油へシフト

 2017年、最初の衝撃波が襲った。それがEV(電気自動車)ショックである。欧州諸国が一切にEVシフトを宣言した。それだけではない。ガソリン、ディーゼル、さらにはハイブリッド車も販売禁止を宣言したのだ。規制ではない。禁止である。その差は天と地の差ほどある。まさに、脱石油宣言そのものである。石油王が生きていたら、とても恐ろしくて、できなかっただろう。

 ヨーロッパ諸国は、世界皇帝の余命が幾ばくも無いことを知っていた。だから、水面下で素知らぬ顔で超高性能EVの開発を密かに進めながら、その時を待っていたのだ。そして、その死を見計らって、ここぞとばかりに脱石油つまりEVシフトを打ち出したのである。それまで、世界の自動車メーカーにとって、脱石油は絶対タブーであった。石油王ロックフェラーが全世界に睨みを利かせていた。そのタブーを踏み越える者に魔王は容赦しなかった。

 その典型がスターリン・マイヤー毒殺の悲劇である。水で走るエンジンを開発し、実際に走行テストを公開した愛すべき発明家だった。彼は記者たちにこう断言した。「80リットルの水でアメリカ大陸横断も可能だ。水は水道水でも雪解け水でも、なんでもかまわんよ」と笑顔でカメラに向かって快活に話す映像が残されている。そして、北米大陸横断の完走を祝う乾杯のグラスを飲み干した瞬間に、胸をかきむしって悶絶したのだ。恐怖はさらに続く。明らかに毒殺なのに、地元警察は、それを病死で処理したのだ。魔王の威光は、そこまで及んでいる。

 魔王の闇の力は、それ以外でも発揮された。それがGMのEVI潰しである。GM社は、かって全米に先駆けて高性能電気自動車を開発した。それが「インパクト」である。これは当時としては群を抜いた高性能EVであった。それは、EVIと言う商品名で市販される予定であった。当然、購入希望者は殺到した。しかし、不思議なことに、普及はカリフォルニア州とアリゾナ州の2州に限定された。さらに不可解なことに、それは販売ではなく、リース契約とされた。さらに、契約には異常なほど細かい条件が課せられた。ハリウッド俳優のトム・ハンクスやメル・ギブソンなども真っ先に手を挙げていた。そのギブソンが呆れて肩をすくめる。

「車と何の関係もないことまで、契約時に質問、詮索されるんだ。どうしてだい?」 殺到した希望者たちは首を傾げた。「本当は売りたくないみたいだった」 その通り、むろん、開発したGM社は売りたかった。そのため社運をかけて開発した量産EVである。投資コストを回収するためには全国展開の販売が不可欠だ。しかし、闇の力がそれを許さなかった。GM首脳陣はしぶしぶ闇の命令に従うしかなかった。こうして、アメリカ初の量産EVIは突然の悲劇をたどった。

 ユーザーたちに唐突にEVI回収が通告されたのだ。当然、エコに目覚めた彼らは「ノー」と拒絶した。すると、なんとGM社は警察権力まで行使して、回収を強行した。ユーザーたちは連帯し、徹底して抵抗した、自然にそれは電気自動車を守る市民運動に発展していった。こうしてGM社のEVI撤収に抗議した。それはまさに主婦や学生など草の根の抵抗だった。しかし、GM社は警察を呼び、警官たちは次々に市民に手錠をかけて連行したのだ。何人もの逮捕者を出して、数多くのEVIがトレーラーの荷台に積まれ、砂漠の中のとある解体工場へと運ばれていった。空撮の映像は、衝撃的な光景を写し出す。そこには、ペシャンコに潰されたEVIのおびただしい残骸が山と積まれていた。これら一連のGM社の行為は、奇妙と言うより狂気そのものである。さらにユーザー全員が継続使用を訴え、回収に反対しているのに、警察まで動員して多くの逮捕者まで出しても、回収を強行したのは、さらに異様である。

 ユーザーから愛車を強硬に没収するというGM社の一連の強行は、メデイアでは一切報道されなかった。この異常事態の顛末は、唯一、市民グループが作成した記録DVD「誰が電気自動車を殺したか?」で知ることができる。そこには、アメリカ社会の異様な病んだ一面が生々しく告発されている。脱石油を許さないということはこういうことだったのである。メル・ギブソンもトム・ハンクスもただ呆れ果てている。市民たちは抗議のメッセージを込めて盛大に葬式を行い、数多くの市民が列席した。その死を弔われるのは電気自動車・・・EVIなのだ。この電気自動車の葬儀の映像には、アメリカと言う国家への痛烈な皮肉が込められている。

世界皇帝の死(17)

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(17)欧州諸国は魔王の死を待ち、密かに準備してきた!

 魔王は、消費者が熱望する高性能EVですら、警察権力を動員して、徹底弾圧させ、回収させ、スクラップの鉄くずの山にする権限を有していた。船瀬氏は、告発DVDを観て、改めて闇の力の凄さに戦慄したという。だからこそ、2017年、突然、相次いだヨーロッパ諸国のEVシフト宣言に驚愕したのだ。それは、欧州自動車業界の脱石油宣言であり、国家による石油依存への決別宣言だった。彼らは魔王の死を待っていた。そして、2017年3月、悪の巨星が堕ちるや満を持して一斉に脱石油EVシフトを宣言、アクセルを踏み込んだ。

 さきがけ先陣を切ったのは北欧のノルウェーであった。ノルウェーは、2016年、保守党を中心とする中道右派と、労働党を中心とする中道左派の野党連動の合意事項として発表した。内容は、2025年からガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの三車種の販売禁止である。

 オランダは、それに呼応して、2025年から同様の禁止措置を公表した。オランダ与党、労働党が提案し、法案はオランダの下院を通過している。

 スウェーデンは2030年より全面禁止。「スウェーデン緑の党」のイザベラ・ロビン氏は「スウェーデンだけでなくEU全体で規制すべきである」と発言。

 ドイツは2030年より全面禁止法案が連邦参議院を通過、成立した。自動車大国であるドイツの決定は、EUや国連の規制措置に大きな影響を与えることは間違いない。

 フランスは2040年より全面禁止。国務大臣の二コラ・ユロ氏が政府発表としてリリース。

 イギリスは2040年より全面禁止。環境食糧省大臣のマイケル・ゴーブしが政府決定として記者発表した。

 以上がヨーロッパ勢の発表内容である。一瞥して申し合わせたかのように、①ガソリン、②ディーゼル、③ハイブリッドの三車種を「販売禁止」としている。これは偶然ではありえない。さらに禁止年度にしても、ノルウェー。オランダは2025年、スウェーデン、ドイツは2030年、フランス、イギリスは2040年と、2国ごとに足並みそろえ、段階を踏んでいるのも不自然だ。つまりは、各国、事前に打ち合わせ、すり合わせて、合意の上で発表したのは間違いない。同時に一斉禁止を打ち出せば、国際カルテルととられかねない。そこで、規制の時期を少しずらせて発表したのだろう。

 さらに、欧州勢のEV宣言に、アジアのインドが呼応したのだ。インドは、2030年より、三車種すべて販売禁止。これはピューシュ・ゴヤル大臣が発表した。今後は爆発的な自動車市場として期待されている。注目すべきは全面禁止の時期である。スウェーデン、ドイツに比肩する速さである。

 中国は2019年より規制。三機種全面禁止ではなく、あくまでも規制である。EV比率を上げていくことでガソリン車、ディーゼル車の相対比を下げていく。ハイブリッド車は現在のところ規制なしである。ただし、実行2019年度は、すべての国に先駆けるスピードぶりに驚く。習近平は、「中国は世界最大のEV大国になる」と宣言し、「100車種のEVを開発する」と鼻息も荒い。すでに約10兆円もの開発費を計上している。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの全面禁止も時間の問題である。

 アメリカのGM社は自ら開発、量産したEVを自ら回収、廃棄した。不可解極まりない行動も、魔王の差し金と知れば納得がいく。その魔王が2017年に死んだ。そして、それを待っていたかのように欧州各国さらにインドなどが、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド禁止を打ち出したことにアメリカは慌てた。そこで急遽打ち出した策が、2018年以降、560㎞以上走行するEVの台数比を2018年で約1・1%、2020年には約2・4%、2025年に5・5%と漸次増やしていく策である。EV政策も180度方向転換の豹変ぶり。それも諸外国のEVシフト・ショックによるものであることは間違いない。

 ヨーロッパ勢が牽引するEVシフトを見ると、欧州メーカーの本気度と意地の悪さが見え隠れする。まず、ガソリン車の禁止はわかるが、各国、ディーゼルも禁止としている。自ら開発してきた高性能車を打ち捨てても、EV開発に特化する決意が伝わってくる。そして欧州各国が足並みそろえて、ハイブリッド車を禁止としていることに注目する。これは明らかにトヨタのプリウス潰しである。プリウスはトヨタが誇るエコカーとして世界を席巻した。しかし、2017年ショックは日本にとってダブルの衝撃だ。虎の子のハイブリッド車まで全面禁止なのだ。世界のEVシフトはエンジンとモーターの併存は認めない。早く言えば、日本が世界に誇れるプラグイン・ハイブリッドの技術は根絶する。つまりは、排ガスなしのゼロ・エミッションしか認めない。

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