(53)日本人を「家畜」として「依存性食品」で管理
ハザールマフィアは日本人の資産だけでにとどまらず、「生殺与奪」の権利も握っている。その実態を知るために、ハザールマフィアの「人間像」に目を向ける。
例えば、雑誌などで階級社会を紹介する記事のイラストを見ると、特権階級の人間は、金にものを言わせて奔放なセックスや薬物におぼれる「快楽主義者」として描かれている場合が多い。酒池肉林と言うわけである。
しかし、このイメージは完全に間違っている。マネーカーストにおける特権的富裕層が、その実態を隠すために意図的に流したイメージである。
ハザールマフィアの人間は、エコであり、ロハスであり、ナチュラル志向である。食生活はオーガニックでベジタリアン。水道水も飲まない。酒の飲みすぎたちしない。煙草も吸わない。定期的な運動で体を鍛えている。そして受ける医療はホメオパシーをはじめとする自然療法である。
健康的で健全なライフスタイルを送る人間たちなのである。それでは彼らがそのようなライフスタイルを世界に広めるかと言ったら、そうではない。彼らのライフスタイルが被支配階級に広まらないように管理しているのだ。彼らが被支配階級に与えるのは、不健康で不健全な、何から何まで全く逆のものだ。なぜなら、「家畜」を飼いならすには、「家畜」に会ったライフスタイルを用いる方が効果的だからである。
ハザールマフィアの「家畜」に対する基本方針は、「増やさず」「絶滅させず」「力をつけさせず」である。搾取し続けるのに最適なように、種を管理するのだ。その管理方法の基本は、「餌」である。
家畜に与えられる餌とは、スーパーマーケットやファストフード店に並ぶ「市販の加工食品」だ。それらの食品には、家畜に「依存」をもたらすよう計算された加工が施されている。
2015年にアメリカのミシガン大学が発表した研究結果によると、依存性の高い加工食品トップ10は以下のとおりである。
1位=ピザ、2位=チョコレート、3位=ポテトチップス、4位=クッキー、5位=アイスクリーム、6位=フレンチフライ、7位=チーズバーガー、8位=ソーダ、9位=ケーキ、10位=チーズ。
欧米企業の大型ファストフード店が大量に売りさばく商品ばかりである。
多量の農薬を散布して大量生産した小麦やジャガイモに、有害な化学溶剤漬けの油、石油原料の化学調味料、さらに防腐剤、合成着色料、軟化剤、防臭剤、人工香料、人工甘味料などを混ぜ合わせた代物である。これらの化学化合物つまり毒物は、当然、人体に様々な障害を引き起こす。その中でも、例年、日本人の死因第1位である「癌」の発生を高める「発がん性物質」を中心に見てみる。
① 「硝酸ナトリウム」「亜硝酸ナトリウム」→ソーセージ、ハム、ベーコン、冷凍ピザ、チルドハンバーグ、調理パン、菓子パンなどの多くに発酵剤として使用されている。摂取し続けると癌を発症する危険性が高い。アメリカではすでに禁止の動きが進んでいる。
②「亜硫酸ナトリウム」→ワインの酸化防止剤に使用されることで有名。廉価の輸入ワインに使用されている。ビタミンB1欠乏の原因となり、肝硬変、肝臓がんのリスクを高めるとされる。ドライフルーツの漂白剤として使用されることが多い。
③「ソルビン酸」「ソルビン酸K」→ソーセージ、ハム、ベーコン、魚介類加工品、調理パン、菓子パンなどの多く使用される保存剤。許可基準が低く、日本人は大量に摂取している。
④「タール系色素」→合成着色料として多くの食品のほか、化粧品、石鹸、ボディソープ、ジャンプー、消臭剤などの使われている。発癌性の疑いから、食用青色1号・2号、食用黄色5号、食用緑3号、食用赤色2号・3号・105号・106号などは、市でに世界各国で使用禁止となっている。しかし、日本では依然として使われ続けている。
⑤「ブルチヒドロキシアニソール」→輸入食品の油脂やバター、魚介類の加工品に多く使われている酸化防止剤。1980年代から発がん性の疑いがもたれていたが、油脂やバター、加工品の輸入先である欧米からの圧力により、規制が潰されたという経緯がある。
厚生労働省に圧力をかけて数々の食品や日用品の中に「発がん性物質」を投入した政治家の一人に、中曽根康弘がいる。1985年の「プラザ合意」を受け入れた日本の総理大臣その人である。日本の金融システム破壊と、日本人の生命破壊は、ワンセットで推し進められてきた。因みに中曽根は癌で早死にはしない。2018年5月27日には満100歳を迎える。