(13)「日月神示」が最高最大の預言書である4つの理由
これは、内記正時氏の講演である。「日月神示」は預言書であると同時に神の仕組み書でもある。「日月神示」は岡本天明氏によって世に出たものであるが、多くの解説者が現れその真意を追求したが、本当の意味での解説ではなかった。中矢伸一氏からバトンを受けた飛鳥昭雄氏の霊感語訳により「日月神示」が真の姿を現した。その真意は、聖書の預言(ヨハネの黙示録)の補完であり、「日月神示」の神が天照大神(イエス・キリスト)であるということであった。さらに「日月神示」は両義預言の形を取っているということでもあり、官僚の暴走に気を付けなければならない。内記氏の講演は、残念ながら、飛鳥昭雄氏の霊感語訳を読んでいないと思われる。私が感心したのは内記氏が作ったレジメである。レジメは「日月神示」の内容を示している。これがそのレジメである。
Ⅰ)「日月神示」が預言書である4つの理由
①国常立大神(天照大神=イエス・キリスト)が計画神であり実行神である。
②預言成就には人間の自由意志が影響する。
③国常立大神(天照大神=イエス・キリスト)は万教を束ねる神である。
④最後の事はこの神(天照大神=イエス・キリスト)でなければわからない。
Ⅱ)日本が大東亜戦争で負けることを預言した→日本が大東亜戦争に負けることは「神仕組み」として決定事項だった。
①ドイツもイタリアもあてにならん。世界中一つになりて神の国に寄せてくるぞ。
②外国の飛行機が来ると騒いでいるが、まだまだ花道ぞ。
③どこでも土にかえると申してあろうが、東京も元も土に一時はかえるから、そのつもりでいてくれよ。
④江戸が火となるぞ。
⑤江戸と申すのは東京ばかりではないぞ、今のような都会みな穢土であるぞ。エドはどうしても火の海ぞ。
⑥人の上の人、皆くさい飯食うこと出来るから、今から知らしておくから気を付けてくれよ。
⑦偉い人、皆虜となるぞ。夜明け近うなったぞ。
⑧大将を誰も行かれん所へ連れて行かれんように、上の人気つけてくれよ。
⑨この部分からはいよいよ神の規則通りになるのざから気つけておくぞ。容赦はないのざぞ。
Ⅲ)「ミロクの世」到来までの神仕組み
①今年は神界元の年ぞ、神初めの年と申せよ。一二三(ひふみ)、三四五(みよいづ)、五六七(みろく)ぞ、五の年は子(ね)の年ざぞよ。
②一二三(ひふみ)の仕組みが済んだら三四五(みよいづ)の仕組みぞと申してありたが、世の元の仕組みは三四五の仕組みから五六七(みろく)の仕組みとなるぞ。
③三四五から五六七の世になれば、天地光で何もかも見えすくぞ。
④十年先は五六七(みろく)の世ざぞ。
Ⅳ)世の立替えは水と火による→人々は獣と臣民に二分される
①子(ね)の年真ん中にして前後10年が正念場、世の立替は水と火とざぞ。
②火と水と申してあろうがな。火続くぞ。雨続くぞ。火の災いあるぞ。水の災いあるぞ、・・・・・火と水、入り乱れての災いあるぞ。
③五六七(みろく)の仕組みとはミロクの仕組みのことぞ、獣と臣民とはっきり分かれたら、それぞれの本性出すのぞ。今度は万却末代のことぞ。
Ⅴ)ミロクの世になる前に、必ず「立替えの大峠」が到来する
①一時は天も地も一つに混ぜ混ぜにするのざから、人一人も生きてはおられんのざぞ、それが済んでから、身魂磨けた臣民ばかり、神が拾い上げてミロクの世の臣民にするのぞ、どこへ逃げても逃げ所ないともうしてあろうがな。
②半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物質の肉体とならねばならん、・・・・・原爆も水爆もビクともしない肉体になれるのであるぞ。
Ⅵ)「立替えの大峠」を越えて「ミロクの世」に行くためにはどうすべきか?
「富士は晴れたり、日本晴れ、神の国のマコトの神の力を表す世となれる。仏もキリストも何も彼もはっきり助けて、七難しい御苦労の無い世が来るから、身魂を不断に磨いて一筋の誠を通してくれよ。今一苦労あるが、この苦労は身魂を磨いておらぬと越せぬ、この世始まって二度とない苦労である。」(「日月神示」第1巻「上つ巻」第1帖)