(5)日本政府のUFO・宇宙人研究はなぜ封印されてしまっているのか?
竹本「佐藤守さんという航空自衛隊の元空将に話を聞きました。スクランブルで困ることはEM(電磁)効果だそうです。つまり、飛行物体に近づいたときに電気的な系統が故障してストップしてしまって、基地に戻ってくる。最初はその報告をまじめにしていたのですが、報告した人が、その後、健康関係のチェックをされたり、スクランブルしたジェット機が正常なものかどうか確かめるために整備に回されるようになった。そうするとお金がかかります。報告した人が地上勤務になったり、精神的に異常があると言われたりするので、誰も報告しなくなったらしいのです。本当に必要なのは、EM効果で電気系統が故障して動かなくなったとか、そういう部分を説明することなのに、そういうものが全くなく、どうしても隠蔽されたままになってる。しかも、それを上官に言うと「そんなことを言うんじゃない。ここだけの話にしておけ」と言われる。出る杭は打たれる状態になるわけです。それで情報が集まらなくなったというのが真相のようです。
森脇十九男と僕は菅直人さんの国政調査権を使って情報を調べたのですが、その時は100点ぐらい資料が出てきました。外務省だけでなく、文科省の「南極観測船ふじ」のデータとか、結構いろいろ出てきました。ですから、仮にそういった調査をするときには、政治家の国政調査権を利用するといろいろな情報が出てくると思います。
情報公開に関しては、アメリカは結構オープンです。FBI、CAI、国防情報局、国家偵察局など、いろいろな組織が情報公開しています。NSA(国家安全保障局)もUFO艦隊の情報をたくさん公開しています。だいぶ昔から、何十機もUFOが現れることは知られていたので、アメリカとしては脅威に感じているようです。
宇宙人の連中は地球人より頭がよくて、知的に優れていることがわかります。そういう時は戦いになります。今までの歴史の中でも、進化した文明の連中と接触すると、下位の文明の連中が駆逐されるということが度々起こりました。スティーヴン・ポーキング博士も、「とにかく宇宙人に注目されないように、目立たないようにしておけ」と言っています。
NSAの文書で、CIAの職員が書いた論文によると、「日本明治時代、つまり幕末に学べ」と書いています。幕末時代、日本人は、自分たちよりもっともっと文明のレベルの高い連中とコミュニケーションをしながら、情報を得て、頭を下げ、陰で舌を出しながらキャッチアップしていました。アメリカは、そういうことができないようです。アメリカのUFO研究家や宇宙人の研究家、あるいは知識人たちは、どうも日本に期待しているところがあって、日本人でなければ宇宙人問題は解けないのではないかと言っています。僕からすると、それは脳の問題ではないかと思う。例えば、日本人の脳は虫の声を識別できます。それを雑音と聞く連中とは、やはり少し違うのではないかと考えています」
*1947年のロズウエル事件で、宇宙人の正体が日本人と同じ遺伝子を持っていることが判明しているので、同族の日本人に期待していると思われる。