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日本と天皇家の機密(33)

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(33)忌部、三木家が北朝系天皇に麁服を納めなかったのはなぜか?(飛鳥氏)

 今の天皇陛下の発言の後というのも、ちゃんと段取りができていたんです。僕はそれを前から発表しているのですが、例えば、最後の天皇陛下は平安京に戻るんです。京都の古い爺さん、婆さんが「天皇陛下はいずれ帰ってきはりますよ。巡幸中やさかい」と言っていた。なぜなら、明治天皇は、一度も「遷都宣言」をしていない。遷都と言うのは、前の都を廃止して、新しく都をつくることです。「奠都」しかしていないんです。奠都と言うのは、両京を残す。だから、東の京と書いて東京と名付けた。

 それは将来、京都の戻るためです。ラストエンペラーは平安京に戻るんです。今、上皇と言う形で京都に戻る話が出てきました。まず上皇さんから戻ってくださいと京都市が言い始めています。「上皇さんから戻ってください。ご苦労様でした」と。順番はどうあれ、天皇陛下も戻ることになる。最終的には、即位式その他、大嘗祭も含めて、祝(はふり)の神事も行われます。この3つの儀式を受けるはずです。

 なぜ今こういうことを言うかと言うと、平安時代に花山天皇と言うバリバリの南朝系でものすごく変わった人がいた。この方の末裔の間に伯家(はっけ)神道と言うのが出るんです。これは天皇家の神道なんです。天皇家はもともと神道の一番のボスですが、その中の要が伯家神道です。この中に預言があって、天皇になるためには3つの儀式を受けなければならない。大嘗祭、即位式、そして祝の神事をやって初めて天皇陛下になれるわけです。

 大嘗祭の時、麁服と言う麻で編んだ反物を、必ず四国の山の奥にある忌部、三木家の家長の管理の下で精進潔斎した処女の方が紡ぐ。それを納めて初めて大嘗祭ができる。北朝系の天皇ときは、一切納めなかった。偽物だからです。南北一緒だというのは嘘で、北朝系は偽物なんです。本物だったら、北朝系でも関係なく納めたはずです。偽物と言うのは、本来の天照の趣旨と反しているという意味で僕は偽物だと言っています。もともと、昔はイスラエルのことをヤマトと呼んだんです。イスラエル人のことをエジプトではヤマトとも呼んでいたんですから。

 祝の神事について、花山天皇から続く伯家神道は、こう預言しています。「3代続けて祝の神事を受けなかったら4代目で終わる」。100年間、行われなかったら、その次の天皇で終わる。実は明治天皇は祝の神事をやっています。幕末のころの孝明天皇とかはやっていません。偽物だからです。本物が隠れているから、長州征伐をやったんです。蛤御門とか、あんなのは表向きの理由です。

 いいですか、入れかわったんです。京都では面が割れているので東に移った。その時、冷泉家だけは京都に残った。あれは単なる和歌読みの集団ではないのです。京都に行けば、ほとんどの祭事に筆頭格で出てきますからね。筆頭格ですよ。冷泉家が何で残っているかと言うと、最後の天皇陛下が戻ってきたときのためのものです。だから彼らは必ず隠岐に行くんです。隠岐に行かないとダメなんです。もともとは隠岐の島を通って、海部一族と言うか、籠神社の海部家。あまり言えませんが、ここにおられる島根の吉田雅紀県会議員もお話ししてくださったから。正田美智子様、今の美智子皇后の一族の墓もあるでしょう。あれは偶然じゃないんです。それより、後醍醐天皇が流された島が隠岐ですからね。

 承久の乱の先例に従い、謀反人とされた後醍醐天皇は、翌元弘2年(1332年)に隠岐へ流されていますから、全部が実は国体と言う形で動いているのです。

 大正天皇はお心に問題があって、祝の神事を受けなかった。昭和天皇は戦争その他で受けられなかった。今上天皇陛下も実は受けていないんです。もう3代続いてしまった。4代目は次の天皇陛下、最後の天皇陛下は全部受けると思われます。


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