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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(79)

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(79)イエスを仏教化した弥勒

(天つ巻・第21帖 弥勒出づる)

 、ミロクが訪れる時、最初は世界の半分が焼かれるだろう。次に人類の2割が死滅し、世界中の人々が神の神殿に詣でる。西アジアで大きな戦争が勃発し、神の救いの業が急を告げる。国々は神の手によって次々と扉を開いていく。

 一二三は、「先小御岳」「小御岳」「古富士」の三位三体で形成される「富士山」で、三四五は「内宮」「外宮」「伊雑宮」で形成される「伊勢神宮」で、(五六七の)「平安京」を越えた百千万となって、一気に外国に溢れ出る三位三体の津波を表している。神の勢いは誰にも止められない。

(解釈資料)

 弥勒と言えば、京都府の「広隆寺」にある「宝冠弥勒」「宝髻弥勒」が知られ、共に「弥勒菩薩半跏像」で国宝に指定されている。広隆寺は秦氏の氏寺だが、元は神社で場所も現在とは違っていた。

 弥勒の正体を知るには「四天王寺」が分かりやすい。四天王寺の本尊は弥勒菩薩である。中央に弥勒が鎮座し、周囲を四天王(広目天、多聞天、増長天、持国天)が守護している。弥勒のルーツは、古代ローマの「ミトラ神」である。四天王のルーツもミトラ神で、ミトラ神の属性を4つに分け表したのが四天王である。「多次元同時存在の法則」の片鱗が垣間見られる。

 「弥勒信仰」はインドから波及したもので、インドで弥勒を「マイトレーヤ」と言う。(私は高橋信次先生の教えを信じている者であるが、ブッダの弟子として生存していたのは「マイトレーヤ」であり、弥勒菩薩とされた。その時のマイトレーヤは高橋信次先生の奥さんである高橋一栄先生である。しかし、私は天照大神も弥勒菩薩も実際に生存していたが、全ての宗教の象徴として聖書の預言にあるイエス・キリストに集約されているのだろうと考えている。)

 弥勒信仰は、イエス・キリストの12使徒の一人トマスが、インドで宣教した後に登場してくる。時代は西暦1世紀後半以降で、使徒トマスが語ったのは、「再臨するイエス・キリスト」だったはずである。そうなると、人類を救済する弥勒はイエス・キリストを仏教化したものとなる。事実、東方キリスト教と仏教の関係を研究する宗教学者エリザベス・A・ゴードンは以下のように語っている。

「インドのマイトレーヤは、中国ではミレフと言い、日本では弥勒と言います。これはヘブライ語のメシアで、ギリシャ語のキリストの事です。」

 つまり、人類救済に降臨する弥勒とは、イエス・キリストの事で、弥勒は「ミロク=369」でもあるが、その前に偽の「ミロク=666」が降りてきて、世界中を核戦争の恐怖に陥れるということである。

 世界中でヒットした「ダ・ヴィンチ・コード」で飛鳥氏が危惧することがあるという。それはイエス・キリストとマグダラのマリアの間に子供がいたとする説であり、それが独り歩きしてある問題の起因になるという懸念である。

 それは、「ヨハネの黙示録」に登場する、世界を恐怖で支配する「偽救世主」出現の預言と関わるかもしれない。その男は自らをメシアと名乗り、エルサレムに再建された「ソロモン第3神殿」に座ると預言されている。

「そこで、全地は驚いてこの獣に服従した。龍が自分の権威をこの獣に与えたので、人々は龍を拝んだ。人々はまた、この獣をも拝んでこういった。誰が、この獣と肩を並べることが出来ようか。誰が、この獣と戦うことが出来ようか。」(「ヨハネの黙示録」第13章3~4節)

「まず、神に対する反逆が起こり、不法の者、つまり、滅びの子が出現しなければならないからです。この者は、すべて神と呼ばれたり拝まれたりする者に反抗して、傲慢に振る舞い、ついには、神殿に座り込み、自分こそは神であると宣言するのです。」(「テサロニケの信徒への手紙二」第2章3~4節)

 この男は「獣」と呼ばれるが、悪魔の数字「666」を構成する。この男がメシアと名乗る理由が、自分をイエス・キリストの末裔だと名乗る可能性があるからである。勿論これは確証ではない。あくまでも可能性の一つである。しかし、本当にそうなれば、「ダ・ヴィンチ・コード」は出るべくして世に出たことになる。


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