(22)今のアメリカは、ソ連崩壊前夜と同じくらいの異常事態である!
これからはベンジャミン・フォルフォード氏の講演である。最近のアメリカを見ると、組織的に精神異常が発生しているとしか思えない状況になっている。例えば、国際法に違反していきなりシリアをミサイルで攻撃した。しかも、ロシアが軍隊を配備しているシリア政府軍の空軍基地を爆撃した。アメリカ政府は「シリアのアサド政権が、罪のない市民に対して恐るべき化学攻撃を行った」として、シリア攻撃の正当性を訴えている。しかし、その証拠とされるビデオを調査したスウェーデンの人権医師団体は、「ビデオに映し出されているどの幼児にも化学攻撃の被害者である兆候は見られず、アヘン剤の大量摂取で意識を失っている状態である」と分析した。また、「映像の中で行われている偽の医療行為が子供たちの命を奪ったのは明らかであり、これは意図的な殺人行為だ」と断じている。要するに、子供を殺した映像を発表して、それを理由にアメリカとロシアの戦争を起こそうとしたわけである。
その後、北朝鮮を武力で威嚇し、そこでも核戦争を起こそうとしている。ベンジャミン氏は、ソ連が崩壊する前夜みたいな状況が今アメリカで起きようとしているとし、今回のアメリカの暴走の原因であると分析している。
5月の初旬に米自治領のプエルトリコが破綻すると言われている。プエルトリコはアメリカ大統領が元首であり、ワシントンD・Cの直接管轄下に置かれている。また、そのアメリカも4月28日には政府のお金が無くなって、国防や社会保障、政府機関職員の給与などの支出が止まって一旦政府機能が止まる可能性が高いと言われている。今までアメリカの「債務上限引き上げ問題」が出るたびに何度も見られた状況だが、その支払期限の前に、あの手この手を使って何とか次の支払いを先送りしようとしているのが近年のアメリカである。それを裏付ける情報が出ている。例えば、板垣英憲氏も同じ情報を出されているが、この前、小沢一郎が4京円の債権を天皇陛下に渡して換金しようとしたが、結局は失敗した。
今、アメリカの従来の権力者たちは、「国家倒産の危機」という非常事態を目の前にして、戦争を起こそうとしている。まず、2001年9月11日は、ブッシュやロスチャイルド、ロックフェラーなどの家族の群れが、第2次世界大戦勃発の直前に台湾勢から借りた金を返す期限だった。1938年、アメリカは、戦艦7隻分の金を中国の富裕層や政府から預かった際、「60年後にそのすべての金を返還する」と約束し、その代わりに大量の債権を発行して中国政府に手渡した。ところが1998年にそれらの債権が満期を迎えると、アメリカは知らぬふりを決め込んだ。そこで、当時アメリカに預けた金の所有者の子孫が、米連銀(FRB)を相手に裁判を起こした。その判決でFRBは敗訴し、当時返還を約束した金を分割で返却していく約束をした。そして、最初の金の受け渡しが予定されていたのが9・11の翌日、2001年9月12日だったのである。
それで結局、その金を保管していたとされる世界貿易センタービルを爆破して金は、行方不明となる。しかも、その金の裏付け債権の多くも貿易センタービルにオフィスを構えていたカンター・フィッシュジェラルド証券と共に爆破され、さらにはこれに関わったスタッフ全員が死亡した。そして、貿易センタービルから離れた場所にあったにもかかわらず、何故かこの件を捜査していた海軍警察など、各関係機関が入っていた第7ビルも一緒に崩壊し、この件はうやむやになってしまった。その後、それを理由に、中近東を侵略し、油泥棒をした。イラクの侵略である。イラクの油のお金は全部中国への借金返済に充てられた。要するに、自分たちの倒産を避けるためにガソリンスタンド泥棒をしている国が今のアメリカなのである。
次に大きかったのは2011年3月11日の東日本大震災である。ベンジャミン氏はこの地震をアメリカが仕掛けたと思っているがその方法が、飛鳥昭雄氏のプラズマ兵器説とは異なる。(海底に原子爆弾を埋め込んで、日本に対して人工的に津波と地震を起こしたと考えている。)→いずれにせよ、アメリカの兵器が人工地震を引き起こしたことには相違ない。
もう一つ心配していることは、4月18日から5月5日の間に、米国各地で核攻撃を想定した「ゴッサム・シールド作戦」と言う軍事訓練をしている。気がかりなのは、今まで9・11のような事件が起きる時、必ず軍事演習が同じ日に、同じ場所で行われていたという。例えば、2001年の「9・11テロ」、2004年3月11日のスペイン「マドリード列車爆発テロ」、2005年7月7日「パリ同時多発テロ」・・・そのすべての日に現地ではテロを想定した軍事演習が行われていた。だから、「今回もアメリカのどこかで恐ろしい軍事演習が起きるのではないか」と不安視する声が多い。
つまり、とても危険なマフィア(ハザール・マフィア)が潰れようとしている。リチャード・コシミズ氏が言ったようにハザール王国を復活しようとしている。その人たちが今追い詰められて危険な状況である。