(24)日本はロスチャイルドの宿敵ロシアと戦わされる!
タリバンを教育したのはアメリカで、「アフガン侵攻」の際、アメリカ資本でイスラム神学校が建設され、ジハード(聖戦)を徹底的に教え込んだ。その影響を受けたのがオサマ・ビン・ラーディンであり、後にアルカイダを興す。9・11の際、ブッシュ・ジュニアは「アメリカ在住のビン・ラーディンの家族を脱出させよ」と指示し、家族はFBIの保障を得て、政府チャーター機でアメリカから脱出している。ブッシュ家とビン・ラーディン家は家族ぐるみの付き合いで、実際、ビン・ラーディンは殺されていない。
アメリカはビン・ラーディンの死体を水葬と称して海に捨てたが、証拠隠滅以外の何物でもない。理由は、水葬はムスリムではタブーだからである。そうすることで故意にムスリムに火をつけて敵愾心を煽るのである。
すべてはアメリカ主導で仕掛けられたが、背後にいるのはロスチャイルドである。ISISもアメリカがユーロ建て石油取引を宣言したフセインを倒すため、イラクを侵略したことから生まれたイスラム過激派である。表向きは9・11の復讐劇だが、フセインは無実だった。
イラク敗戦でフセイン政権を支えたスンニ派が、アルカイダと手を組んで過激化したのがISISである。
ジャスミン革命の連鎖でシリア内戦が勃発し、それに便乗してISISが拡大、イスラム国を宣言した。これはEUとイスラム諸国を衝突させるアシュケナジー系ユダヤのシナリオである。
ISISの指導者はアル・バグダディだが、アメリカが造った男である。バグダディは2003年のイラク戦争で、米軍の駐留で一体化したシーア派政府に反発するスンニ派に傾倒する。2004年に過激派組織の友人とアメリカ軍に拘束され、イラクの収容所へ収監されるが、そこで過激化思想を持つ中核人物たちからジハードを学び、イスラム国家再興に目覚めることになる。つまり、バグダディはメイドインU・S・Aである。
現在、ロスチャイルド最大の敵がロシアのプーチン大統領である。彼は「KGB(ソ連国家保安委員会)」時代にロスチャイルドの世界支配の手口を知り、母国愛から政治家を志して現在に至る。プーチンはEU侵攻と中東支配を握るため、黒海艦隊の基地確保が必要となり、クリミア半島を制覇した。プーチン大統領はロスチャイルド(EU)とロックフェラー(USA)と対抗するために「ロマノフ王朝復活」の戦略を実行する。
2016年12月、プーチン大統領が訪日しようとしたのも、北方領土返還を持ち出しすことで、TPPに楔を打ち込むことが目的だった。さらに、アメリカ主導で操られた原油安の状況下で、石油に経済を依存するロシアは火の車に陥っていた。ところが日本人は浮ついた「AKB総選挙」で踊り狂っていた。安倍内閣は今までの自民党政府の怠慢の付けを、一気に回復しようと戦前回帰を目論んでいた。「新・日本帝国」の復活である。その前段階として防衛庁を防衛省に格上げし、国内を監視する為、検察庁を検察省に格上げしようとした。
しかし、その矢先、小沢一郎氏の民主党政権に座を奪われ、一時頓挫する。アメリカにとって邪魔な小沢一郎氏が検察によって仕組まれた冤罪で民主党から排除された後、自民党は政権を取り返し、一気に「スパイ防止法」「秘密保護法」を通すことに成功する。
次に、特高警察を想定する検察庁の格上げであり、一億国民総監視体制を目論んでいる。自民党は、アメリカの「戦略国際問題研究所」の劇薬を飲み続けた結果、リチャード・アーミテージのポチと化したが、マッカーサーが評した12歳程度の日本人のイメージは今も全く変わらない。
一方、スーパーリッチは、アシュケナジー系ユダヤが完全支配する第3次世界後の世界に生き残るため、着々と準備を進めていた。