(17)癌100%完治させ、抹殺されたライフ博士の悲劇
16人の末期癌患者を全員治して、医学界を追放された男がいる。その名は、ロイヤル・レイモンド・ライフである。彼は「癌に苦しむ人を救った」と言う罪で、アメリカ医学界から永久追放されたのである。
船瀬氏が信頼を寄せる市民シンクタンク「THINKER]は若者中心のジャーナリスト集団であり、代表の鶴田ナオキさんをはじめ、船瀬氏が最も評価するグループである。
そのブログにはライフ博士の偉業が紹介されている。「ロイヤル・レイモンド・ライフ博士は、人々を苦しめる、あらゆる種類の病気を、完全に治癒する方法を、約80年前に見つけた人物である。ライフ博士の魅力的な治療が本物ならば、スタンダードになっていいはずである。誰もが抱く疑問の答えは、医療の正史には決して出てこない。抹殺された天才の壮絶な人生が物語っている」
レイモンド・ライフは米国ジョンズ・ホプキンズ大学で医学を学ぶ。さらに細菌学に興味を抱いた彼は、独学で光学を学び、超高精度の顕微鏡を発明する。さらに、様々な最新機器を発明する。すべて自ら設計し自ら製造したという。その発明品には、「ヘテロダイン・紫外線顕微鏡」「ミクロ解像管」「極微操作装置」などがある。1910年代、細菌学を研究していた博士は、当時の2500倍と言う低性能の顕微鏡に失望し、ライフ博士は「生きたままウィルスを観察した世界最初の人間となった」
我々は、高性能顕微鏡と聞けば、即座に「電子顕微鏡」を思い浮かべる。現代でもミクロ世界の観察で多用されている。しかし、致死性の強烈な電子線を観察対象に照射する為、微生物は一瞬で死滅する。つまり、ミイラ化した残骸や死骸が観察できるだけなのである。一方、ライフ博士の顕微鏡は、生きているウィルスの動きを観察することができた。環境の変化により形を変えたり、発癌性物質と反応して素早く複製したり、正常な細胞を癌化させていく様子も観察できたのである。
ここで、誰もが不思議に思うはずである。1933年にライフ博士が超高精度のスーパー顕微鏡を発明しているのに、どうして未だに欠陥品の電子顕微鏡で微生物を観察し続けているのか?
電子顕微鏡は、その電子線で微生物を焼殺し、ミイラ状の死体しか観察できない。→ここに謎のヒントがある。
現代医学を支配する闇の権力にとって、生きたまま微生物やウイルスを観察されては困る理由があったのである。(医薬業界の利権が崩壊するからである)
しかし、ライフ博士はそのタブーを犯してしまった。ライフ博士は、他の研究者が見ることのできない微生物やウィルスの生態を観察することに成功した。そして、彼は見てはいけないものを見てしまった。つまり、1920年に、人に癌を作るウィルスの存在を発見して、この事実を実験で実証したのである。彼は発癌ウィルスを使って、正常細胞を癌化させる実験を2万回以上試みたのである。そして、全ての実験で、正常細胞は癌化した。さらに、このウィルス培養液から、400種類もの腫瘍をつくり出すことにも成功した。彼はこれらの観察過程を全てフィルム映像や写真に記録して収録した。その他、実験内容は、細部に至るまで記録に残した。そうして、彼は発見した発癌・ウィルスを「クリプトサイズ・プリモーディアルズ」と命名した。
次に彼は、この殺人ウィルスを退治する方法の研究に没頭する。癌を作るウィルスを根絶すれば患者の癌は消滅する。不治の病の癌が治るのである。その光明が見えてきた。この発癌・ウィルスを根絶する方法はないか? 彼はウイルスの姿を視覚化させるために用いた技術を思い出した。それは波動の共振・共鳴原理である。その原理でウィルスを破壊することに挑戦したのである。
彼はあらゆる物質と同様、目に見えないレベルでウィルスも独自振動数で振動していることに着目した。そして、そのウィルスと共振する周波数の光を照射して、ウィルスをさらに振動させた。光の振動数でウィルスを強制的に共振させたのである。そして、ついに発癌・ウィルスは自らの共振振動に耐えきれなくなってきた。彼は、ウィルスが構造的な形の維持に耐え切れなくなるまで照射レベルを上げていった。すると、ウィルスの形は歪み、ついに崩壊してしまった。こうして、ライフ博士は、共振現象を用いた波動療法で癌を根絶する方法を発見したのである。
ライフ博士はこの周波数を「致死反応振動数」(MOR)と呼んだ。そして、この致死反応振動数の光は、ウィルス以外の周りの正常な細胞には一切害を与えないのである。
ライフ博士が発見し成功した癌治療法は、極めて画期的だった。癌に致死反応振動数の光線を照射するだけで済んだ。だから、治療費は驚くほど安くなった。さらに、患部に光を当てるだけだから、苦痛も副作用も無い。このMOR療法を施された患者の癌は、急速に縮んで消滅していった。だから、患者は完治して、家族もとに笑顔と共に帰って行った。それは奇跡の癌治療法だった。
他方、超猛毒の抗癌剤を投与する化学療法は、脱毛や猛烈な副作用で患者を苦しめる。放射線療法も同じ。極めて有害性が強く、患者を衰弱させる。手術も過酷な負担、苦痛を与える。これら三大療法は、癌を治せない。それは厚労省も認めている。まさに治療法というより、正体は悪魔的な虐殺法である。これら地獄の癌治療に比べれば、ライフ博士が発見した治療法は患者にとって天国である。
1934年、ライフ博士の研究所で末期癌患者16人の治療実験が行われた。3か月をかけてMOR照射による治療実験で、治癒率が100%と確認された。ところが、この癌治療率100%と言う驚愕な結果が、博士に悲劇をもたらす。
医薬品業界が一番恐れているのは、末期癌患者を100%完治させてしまう治療法の存在である。結果的に、ライフ博士は筆舌に尽くしがたい、戦慄の悲劇が立て続けに襲うのである。